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2025.07.29
【初心者向け】TOEICスコアアップ完全ガイド|勉強法・教材・勉強時間まで徹底解説

この記事ではTOEIC初心者がまずやるべきことから、効率的な勉強法、おすすめの教材まで、TOEICでスコアアップするためのロードマップを徹底的に解説していきます。
さあ、私たちと一緒にTOEICスコアアップへの道を歩み始めましょう!
そもそもTOEICとは?
TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語を母国語としない人々のための、英語によるコミュニケーション能力を測る世界共通のテストです。
TOEICの試験構成(Listening & Reading)
日本で主に実施されているのは「Listening & Reading(L&R)」形式で、合計990点満点のスコア制です。
試験はリスニング(45分・100問)とリーディング(75分・100問)の2部構成になっており、合計2時間で実施されます。
リスニングでは会話やナレーションを聞き、リーディングでは文法・語彙・読解の力が問われます。
初心者が最初に目指すべきスコアとは?
TOEIC初心者が最初に目指すべきスコアは、一般的には500点〜600点とされています。
スコア別の英語力目安(一例)
~400点台: 基礎的な単語や文法に不安があるレベルです。
500点~600点台: 最低限のコミュニケーションが取れるレベルです。
700点以上: ビジネスで積極的に英語を使えるレベルです。
多くの企業で「履歴書に書ける」と評価される最低ラインとも言われています。
TOEIC初心者がやるべき4ステップ
ここではTOEIC初心者がまずやるべき4つのステップをご紹介します。
1. 現在の英語レベルをチェックする
ご自身の現在の英語レベルを把握しましょう。
現在の実力を知ることで目標スコアとの差を明確にし、効率的な学習計画を立てられます。
レベルチェックの方法として、以下の3つがあります。
模試を受ける: TOEICの公式問題集に付属している模試や市販の模試を時間を計って解いてみましょう。本番形式で自分の実力を測るのに適しています。
アプリを活用する: TOEIC対策アプリの中には、簡易的なレベルチェックテストを提供しているものもあります。手軽に現在のレベルを把握したい場合に便利です。
公式問題集をパラパラと見てみる: 各パートの問題形式や難易度をざっと確認するだけでも、現在の自分の得意・不得意が見えてきます。
2.試験日と目標スコアを設定する
次に具体的な目標スコアと試験日を設定しましょう。
「3ヶ月後の〇月〇日のTOEICで500点を取る!」というように、具体的な日付とスコアを設定してください。
「いつまでに」「何を」達成するのかを明確にすることが大切です。
3.学習計画を立てる(大学生・社会人別の例)
目標スコアと試験日を決めたら、具体的な学習計画を立てていきましょう。
大学生向けの学習スケジュール例
- 授業の合間や移動時間などのスキマ時間を有効活用する。
- 単語アプリでの学習やリスニング音声を聞くなど、手軽にできる学習を取り入れるのがおすすめ。
- 長期休暇期間は集中的に学習時間を確保できるチャンス。
- 公式問題集を解く、苦手分野を克服するなど、まとまった学習に取り組む。
社会人向けの学習スケジュール例
- 通勤時間を活用したリスニング学習や寝る前の30分を単語学習に充てるなど、日々のルーティンに英語学習を組み込む工夫が大切。
- 週末にまとめて学習時間を確保し、公式問題集を解いたり、苦手なパートの対策に時間を充てるのも効果的。
4.スコアアップに必要な勉強時間の目安を知る
一般的に現在のスコアから目標スコアまで100点アップさせるには、約200~300時間の学習が必要と言われています。
現在300点の方が500点を目指す場合、約400~600時間の学習時間が必要になる計算です。
これを設定した試験日までの期間で割ると、1日あたりの勉強時間が算出できます。
この目安を参考に、ご自身の目標達成に必要な勉強時間を把握し、無理のない範囲で学習計画を調整しましょう。
TOEIC初心者におすすめの勉強法
スコアアップするための勉強法を、基礎から実践までご紹介します。
単語力・文法力の強化
初心者の場合は、中学レベルの単語・文法をしっかりと見直すことが、TOEICスコアアップの近道になります。
単語学習: TOEIC対策に特化した単語帳を使って、ビジネスや日常生活でよく使われる単語から優先的に覚えましょう。単語は1日に覚える量を決め、毎日コツコツと繰り返すのが効果的です。
文法学習: SVO(主語・動詞・目的語)といった英文の構造を理解できるよう、基礎から学び直しましょう。
リスニング力の鍛え方
TOEICリスニングセクションで高得点を取るためには英語の音に慣れること、そして聞き取った英語を即座に理解する力が必要です。
シャドーイング: 英語の音声を聞きながら、影(シャドー)のように少し遅れて自分も発音する練習法です。
倍速再生: 通常の速度で聞き取れるようになったら、1.2倍や1.5倍など、少し速い速度で聞いてみましょう。速い音声に慣れることで本番のスピードがゆっくりに感じられ、余裕を持って聞き取れるようになります。
オーバーラッピング: 音声と同時に英文を読み上げる練習法です。発音矯正やリーディングスピードの向上にもつながります。
リーディング力の鍛え方
リーディングセクションは、時間との戦いです。
限られた時間内に、大量の英文を正確に読み解く力が求められます。
スラッシュリーディング: 英文を意味の区切りでスラッシュ(/)を入れて区切り、前から意味を理解していく読み方です。返り読みを防ぎ、リーディングスピードを高める効果があります。
速読トレーニング: 英語の文章を速く正確に読む練習です。
最初は時間を意識せずに文章全体を理解することに重点を置き、慣れてきたら徐々に読むスピードを上げていきましょう。
実戦演習と復習のサイクル化
知識をインプットするだけでなく、実際に問題を解く「アウトプット」も大切です。
公式問題集での実戦演習: 時間を計って本番と同じように問題を解くことで時間配分の感覚を養い、苦手なパートや問題形式を明確にできます。
徹底的な復習: 間違えた問題や分からなかった単語・文法を徹底的に復習しましょう。
なぜ間違えたのか原因を分析し、理解を深めることが、次のスコアアップにつながります。
学習のコツと注意点
より効率的に学習を進めるためのコツと、陥りがちな注意点をご紹介します。
毎日の学習習慣を身につける
まずは1日15分でも30分でも良いので、毎日続けることを意識しましょう。
「朝食前に単語帳を開く」「通勤電車の中でリスニングをする」など、決まった時間に学習を組み込むと習慣化しやすくなります。
毎日どれくらい学習したかを記録することで達成感を感じ、モチベーション維持にもつながります。
スキマ時間を有効活用する
日常生活の中には多くの「スキマ時間」があります。
これらの時間をTOEIC学習に活用しない手はありません。
通勤・通学時間: アプリで単語学習をしたり、リスニング音源を聞いたりするのに最適です。
休憩時間: 会社の休憩時間や家事の合間など、数分でも英文を読んだり、問題を解いたりしてみましょう。
お風呂や寝る前: 単語の暗記や今日の学習内容の振り返りに活用できます。
同時に多くの教材に手を出さない
たくさんの参考書や問題集に手を出してしまうのは、TOEIC初心者が陥りがちな注意点です。
厳選した教材を繰り返し使う: まずは「これだ」と決めた数冊の教材を徹底的にやり込み、内容を完璧に理解することを目指しましょう。
基礎を固めてから次のレベルへ: 難しい教材にいきなり挑戦するのではなく、ご自身のレベルに合った教材で基礎をしっかりと固めることが、遠回りのようで一番の近道です。
TOEIC初心者におすすめの参考書・問題集・アプリ
TOEIC初心者におすすめしたい参考書、問題集とアプリをご紹介します。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(語彙)
通称「金フレ」と呼ばれ、TOEIC頻出単語がぎゅっと凝縮されており、効率的に語彙力を強化できます。
音声も付属しているので、耳からも単語を覚えることが可能です。
使い方: 毎日決まった量を学習し、付属の音声を聞きながら、発音やアクセントも同時に覚えましょう。
通勤時間やスキマ時間にも取り組みやすいサイズ感です。
TOEIC L&R 文法問題 でる1000問(文法)
TOEICの文法問題対策に特化した問題集です。
文法問題はTOEICのリーディングセクションで得点源にしやすいパートなので、この1冊を徹底的にやり込む価値は大きいです。
圧倒的な問題量で、TOEICに出題される文法パターンを網羅できます。
丁寧な解説もついているため、なぜその答えになるのかを深く理解できます。
使い方: 繰り返し問題を解き、間違えた問題は解説を読んで理解を深めましょう。
単に正解するだけでなく、なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを分析することが大切です。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集(実戦演習)
TOEICを運営するIIBCが発行している公式問題集は、実際のテストと同じ形式・音声で練習できるため、時間配分の感覚を養うのに最適です。
最新の出題傾向も把握できます。
使い方: まずは時間を計って本番と同じように通しで解いてみましょう。
その後、間違えた問題や分からなかった問題を徹底的に復習し、なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを分析します。
リスニング音声のディクテーションやシャドーイングにも活用しましょう。
はじめて受けるTOEIC L&Rテスト 全パート完全攻略(総合)
TOEICの各パートの対策法や、初心者向けの学習ポイントが総合的にまとめられた参考書です。
「何から始めたらいいか分からない」というTOEIC初心者におすすめです。
各パートの傾向と対策が分かりやすく解説されており、TOEIC全体の概要を掴むのに役立ちます。
使い方: まずは全体をざっと読み、TOEICの試験形式や出題内容を把握しましょう。
その後、各パートの解説を読み込み、具体的な対策法を理解してから問題演習に取りかかると効果的です。
Santaアルク/abceed/スタディサプリ/mikan(アプリ)
スマートフォンやタブレットで手軽に学習できる英語学習アプリもTOEIC対策に有効です。
スキマ時間を活用して効率的に学習を進められます。
Santaアルク: AIがあなたのレベルを診断し、最適な学習プランを提案してくれます。
TOEICのスコア予測も高精度と評判です。
abceed: 多くのTOEIC教材の音源や解説をアプリで利用できます。
AIがおすすめの問題を提示してくれる機能もあり、効率的な学習をサポートします。
スタディサプリENGLISH: 講義動画で分かりやすくTOEIC対策を学べます。
特にTOEIC初心者の方には、基礎から体系的に学べるためおすすめです。
mikan: 圧倒的な量の単語を効率的に覚えられる単語学習アプリです。
ゲーム感覚で学習できるため、飽きずに続けやすいのが特徴です。
これらの教材を上手に活用して、あなたのTOEIC学習を充実させてくださいね。
まとめ
TOEIC初心者の方にとって、まずやるべきことは「自分のレベルを知る」「明確な目標を立てる」「効率的な勉強法と教材を選ぶ」ことです。
「独学ではなかなか続かない」「短期間で結果を出したい」というそんな方には、英語漬けの環境で集中して学べるセブ島QQEnglishのTOEIC対策コースもおすすめです。
TESOL資格を持つ講師陣のマンツーマン授業で効率的に弱点を克服し、実力アップを目指すことができます。
自分に合った学習スタイルを見つけ、無理なく継続することがTOEIC成功のカギです。
今日から一歩を踏み出して、目標スコアに向けて確実に進んでいきましょう。