2023.09.19
セブ島留学をする上で、気になることの一つが移動手段です。
休日には観光や買い物にも出かけると思います。
タクシーはいくら?
電車はある?
バスの乗り方は?
今回はそんな疑問をすべて解決します。
結論としては、セブ島で移動するならタクシーを使いましょう!
セブ島の移動手段は多く、代表的なものだとタクシー、ジプニー、バス、バイクタクシーがあります。電車はマニラにはありますがセブ島にはまだありません。
観光客や留学生が使うことは少ないですが、バイクの横に座席がついたトライシクル、自転車の横に座席がついたシカッド、地域によっては馬車も走っています。
いろいろありますが、安全性や利便性を考えると、留学生はタクシーを使うことをおすすめします。日本での交通手段を考えると高いイメージですが、セブ島のタクシーは初乗り約100円です。以下で詳しく解説します。
タクシーの乗り方は日本と同じです。道を走っているタクシーを合図して止め、行き先を伝えます。むしろタクシードライバーの方からクラクションを鳴らして乗れと言ってくるぐらいです。
基本的にタクシードライバーは、留学生や観光客が行くようなショッピングモール、観光地、レストランなどは知っています。
料金は初乗り40ペソ(約100円)からと日本と比べると超激安です。時間と距離の併用で値段が上がっていくので少しややこしいですが、上がる金額は10円~30円です。
10分乗って約200円、1時間乗っても約1,000円なので気にせず使いましょう!
セブ島を走っているタクシーには車体が白、黄色、黒の3種類があります。
街中を走っているタクシーの9割以上は白いタクシーです。また、アプリで呼べるグラブタクシーがすごく便利なのでこちらもご紹介します。
白が一般的に使うタクシーです。会社の違いはありますが、どれを選んでも料金は変わりません。
白タクは危険とよく言いますが、これは営業許可を取っていないタクシーのことです。車体が白いタクシーのことではないのでご安心ください。
黄色はエアポートタクシーです。空港から出発するタクシーで、白いタクシーより少し高いので乗る人が少ないです。そのため、空港のタクシー乗り場で白いタクシーを待つのに長い行列ができているときに使えます。
黒は最近登場したプレミアムタクシーです。大きめの車が多く、白いタクシーより少し高いです。6人乗りや10人乗りもあり便利ですが、数が少ないのでタイミングよく来ません。
セブ島のタクシーで注意が必要なのは、「ぼったくり」です。基本的にほとんどのタクシーはメーターを使ってくれますが、まれにメーターを使わず料金を吹っかけてくるタクシーがいます。
タクシーに乗った後に必ずメーターを動いているか確認しましょう。
タクシードライバーは有名な場所には詳しいですが、例えば日本食レストランや語学学校、寮などフィリピン人にとって有名ではない場所はわからない可能性があります。
フィリピン人の多くは地図を読めないので、Googleマップを見せても分かりません。近くの有名な建物(ランドマーク)を伝えるとわかってくれることが多いです。
平日の夕方は道によって渋滞がひどく、徒歩30分ぐらいのところを車で1時間かかったりします。また、金曜日の夕方はタクシーが全く捕まらず30分待つようなこともあります。
反対に日曜日などはとても空いています。
グラブタクシーは、東南アジアでは有名な配車アプリで、Uber Eatsのようなフードデリバリーもしています。タクシーより40ペソ高くなりますが、料金が固定でぼったくりの心配がなく、クレジットカードで支払うこともできます。
事前にマップで行き先を入力するのでマイナーなところでも行き先を伝えることができ、タクシーがあまり走っていない大通り以外にも呼ぶことができます。
また、グラブカーという車もあります。これは登録した個人がタクシーをしており、6人乗りや10人乗りの車を呼ぶこともできます。こちらもタクシーより3割ぐらい高い程度です。すごく便利で、最近の観光客や留学生はよく使っているみたいです。
ジプニーは庶民がよく使う移動手段です。日本の路線バスと同じようなシステムですが、バス停はありません。好きな場所で合図すれば乗り降りできます。
料金は激安で、約30円です。大体一律の料金ですが、距離や路線によっては少し上がることもあります。物価やガソリンの高騰で値上がりしてしまいましたが、それでもまだまだ安いです。
ただし、留学生が乗るのはおすすめはしません。ジプニーは決められた路線を走っています。車体に番号や地名が書かれていて判断できるのですが、知らないと使えません。目的地まで直接行けるわけではないので遠回りになる可能性もあり、降りたところから歩く必要があるかもしれません。
また、最近は危険性や排気ガスの問題からジプニーの数が減り、小型のバスに置き換わっています。ジプニーと同じ路線を走っていますが、料金が少し高く、エアコン付きです。
ジプニーはフィリピンならではのものに一度乗ってみたいか、どうしても最安値がいい人向けです。通常は、安くて便利なタクシーを使いましょう。
ここでいうバスは大型の長距離バスです。東京から大阪へ行くバスのように、フィリピンにも同じようなバスがあります。
セブはフィリピン第2の都市なので、セブ島発でフィリピンのいろいろなところに行けます。フィリピンは島国なので移動が大変ですが、バスごとフェリーに乗って近隣の島に行くこともできます。
セブ島でバスを使うなら、オスロブ、バンタヤン、モアルボアルなどの有名な観光地に行く時がおすすめです。3か所ともセブ島の田舎にあり、セブシティの中心部から車で3時間ぐらいかかります。料金は片道約1,000円と、比較的安く行くことができます。
ただ、この場合もやっぱりおすすめはタクシーです。少し料金は高くなりますが、半日貸し切って観光中は待ってもらって、往復で1万円ぐらいです。
1人ならまだしも、3,4人で割るとそこまで高くないですし、バス停まで行くことも、バスを待つ必要もないのでスムーズに観光できます。タクシードライバーとの交渉が必要になります。
最後にバイクタクシーです。ただし、これも留学生にはおすすめしません。事故も多いので、留学生は利用しないようにしましょう。
バイクタクシーは普通のバイクと見分けがつきませんが、タクシーと同じように合図をすれば止まってくれます。もしくは向こうから止まってきます。
料金はタクシーより少し安いぐらいです。メーターはなく、料金はすべて交渉です。どこからどこまで、何分ぐらい乗ればいくらぐらいか分かっていれば問題ありませんが、土地勘がなく料金の相場がわからないとぼったくられることもあります。
最近はAngkas(アンカス)、maxim(マキシム)という配車アプリもあります。グラブタクシーのバイク版で、料金が事前に決まっており、アプリでバイクタクシーを呼ぶことができます。
セブ島の交通手段はいくつかありますが、通常留学生や観光客はタクシーを使うことをおすすめします。
長距離移動する場合にはバスという選択肢もあります。ただし、路線や乗り方、降り方をあらかじめ確認してください。