お金がないけどワーホリに行ける?費用や貯金額、おすすめのワーホリ先を解説! | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】
2025.04.30
お金がないけどワーホリに行ける?費用や貯金額、おすすめのワーホリ先を解説!

ワーキングホリデー(ワーホリ)は、18〜30才の若者が海外で働きながら生活できる特別な制度です。
2025年1月現在、日本は30の国や地域と協定を結んでおり、ワーホリは若者の海外生活や英語学習の機会として人気を集めています。
しかし、海外生活を送るには一定の資金が必要です。
「ワーホリに行きたいけどお金がない……」
「お金がなくてもワーホリに行けるの?」
そのような悩みや疑問をもつ方に向けて、本記事ではワーホリ費用の目安や節約のコツを紹介します。
お金がない人にこそワーホリがおすすめ!
結論からいうと、ワーホリはお金がない人にこそおすすめの制度です。
理由は以下の2つです。
- 現地で収入を得ながら英語を学べる
- 帰国後の収入アップを目指せる
それぞれ詳しく説明します。
理由1.現地で収入を得ながら英語を学べる
ワーホリビザを持っていれば、現地で働くことが認められているため、お金がなくても渡航先で仕事をしながら生活費を稼げます。
また、語学学校に通う場合は授業料が必要ですが、ワーホリなら、職種によっては働きながら英語スキルの向上が可能です。
とくにカフェやレストラン、ホテルなどの仕事では、現地の人とのコミュニケーションを通じて実践的な英語が学べるのでおすすめです。
理由2.帰国後の収入アップを目指せる
ワーホリで得た海外の就労経験や英語力は、帰国後の就職活動で役立ち、高収入が狙えます。
実際、スキルアップ研究所の調査によると、ワーホリや留学経験者の8割以上が年収の増加を実感しています。
また、多くの対象者が海外生活を通して「仕事の幅が広がった」と答えており、海外経験は職業スキルや専門知識の向上にも有益です。
ワーホリで培った経験と英語力を就職活動でアピールすることで、帰国後のキャリアアップにつながるでしょう。
参考:スキルアップ研究所|社会人になってからのワーキングホリデー・留学に関する実態調査
ワーホリの費用相場は?
ここでは、1年間の滞在に必要な総費用と貯金額の目安を紹介します。
ワーホリ生活を安心してスタートできるよう、事前に必要な資金を把握しておきましょう。
総額:120~240万円
ワーホリで1年間海外に滞在する場合の費用相場は、約120〜240万円です。
費用の内訳は、以下のとおりです。
初期費用 | ワーホリビザ申請費用 | 0~15万円 |
航空券 | 7~20万円 | |
海外旅行保険 | 10~20万円 | |
渡航準備費用(パスポート、スーツケース、変換プラグなど) | 1~3万円 | |
渡航後費用 | 家賃(シェアハウスの場合) | 5~8万円/月 |
食費 | 3~5万円/月 | |
交通費・通信費 | 1~2万円/月 | |
総額 | 120~240万円 |
ワーホリにかかる費用は、渡航先や生活スタイルによって異なります。
また、現地で収入を得ながら生活できるため、全額の準備は不要です。
必要な貯金額:50~100万円
ワーホリをはじめるために、目安として50〜100万円の資金を準備しましょう。
ただし、国によっては銀行の残高証明書の提出を求められる場合があります。
渡航国が定める必要額を事前に確認し、用意しておくことが大切です。
また、すぐに仕事が見つからない場合も考慮し、最低でも3ヶ月の生活費(20〜50万円程度)を用意しておくと、安心して過ごせます。
ワーホリ費用を抑えるためのコツ
ワーホリは工夫次第で費用を大幅に削減できるため「お金がないから……」とあきらめる必要はありません。
ワーホリ費用を安く抑える具体的な方法は、以下の4つです。
- 物価が安い国や地域を選ぶ
- 滞在中は自炊を心がける
- オフシーズンに渡航する
- シェアハウスに住む
1つずつ解説していきます。
物価が安い国や地域を選ぶ
物価の安い国や都市をワーホリ先に選べば、低コストで滞在できます。
たとえば、ニュージーランドや台湾は物価が比較的安く、家賃や買い物、外食代などの支出を減らせます。
オーストラリアやイギリスなど物価が高い国に渡航したい場合は、地方都市を選ぶのがおすすめです。
都市部より物価が低いため、お金がない人も少ない費用で快適に過ごせます。
滞在中は自炊を心がける
毎日の外食を避けて自炊を増やすことで、費用の節約につながります。
外食は手軽で便利ですが、自炊よりもお金がかかる場合が多いです。
特別な日以外は、現地のスーパーで安い食材を購入したり日本から調味料を持参したりして、自炊中心の生活を心がけましょう。
オフシーズンに渡航する
観光客やワーホリメーカー(ワーホリ制度を利用して海外で生活する人)が少ないオフシーズンに渡航すれば、航空券を安く購入できます。
ハイシーズンとオフシーズンでは、航空券の料金に大きな差があり、場合によっては2倍近くの違いが出ることもあります。
またオフシーズン中の渡航は、航空券の費用を抑えるだけでなく、住居や仕事を見つけやすいこともメリットです。
シェアハウスに住む
滞在先での生活費を抑えるためには、シェアハウスに住むことも有効な手段です。
シェアハウスは1人暮らしに比べて、家賃が毎月約5万円安くなることがあります。
共有スペースを複数人で使用するため、独自のルールに従う必要はありますが、ほかのワーホリ仲間と交流できるメリットもあります。
お金がない人におすすめの安いワーホリ先【2選】
ワーホリ先の費用は国によって大きく異なるため、渡航先の選び方は重要です。
ここでは、比較的費用を抑えながら滞在できる、お金がない人におすすめの2ヶ国を紹介します。
- 台湾
- ニュージーランド
それぞれの国の特徴を詳しく見ていきましょう。
台湾|初期費用と物価が安い
台湾はビザ申請費用が無料のため、初期費用を大幅に抑えられる点が魅力です。
また、物価が安く、現地での食費や家賃の負担を軽減できます。
台北以外の都市なら、月5万円以下での生活も可能です。
ただし、公用語は中国語のため、英語力向上を目指す人にはやや不向きかもしれません。
ニュージーランド|初期費用が比較的安く、時給が高い
ニュージーランドは、英語圏の国の中では初期費用が40〜70万円程度と、比較的安い国です。
さらに時給が約2,000円と高く、現地で働きながら生活費をカバーしやすいこともメリット。
食事つきの寮に住み込みで働くファームジョブ(農場での仕事)の求人も多く、家賃や食費を節約したい人にぴったりです。
ワーホリに関するよくある質問
ワーホリについて調べていると、疑問や不明点も多く出てくるでしょう。
ここでは、ワーホリに関するよくある質問を2つご紹介します。
海外でのスマホや携帯電話はどうやったら使える?
海外でスマホや携帯電話を利用する方法は、主に以下の3つです。
- 現地でプリペイド携帯を購入する
- ポケットWi-Fiを利用して、今持っているスマホを使う
- SIMカードを購入する
SIMカードを利用する場合、スマホがSIMフリーである必要があります。
渡航前にSIMロックが解除されているか確認し、必要なら携帯会社で解除手続きをしておきましょう。
ワーホリ帰国後はどんな仕事に就ける?
ワーホリで得た英語力やスキルを活かせる仕事には、さまざまな選択肢があります。
たとえば、ホテルや旅行会社などの観光業界は、ワーホリでの海外経験やコミュニケーション力を活かしやすいです。
日本ではインバウンド需要が高まっているため、英語対応ができる人材は、即戦力として求められています。
また、留学エージェント会社も選択肢の1つです。
実体験をもとに具体的なアドバイスをできる点が強みになり、ビザ申請や現地での手続きに関する知識も役立ちます。
ほかにもワーホリ経験を活かせる仕事は多岐にわたるため、自分の興味やスキルに合った職種を探してみましょう。
お金がなくても工夫次第でワーホリに行ける!
ワーホリは、お金がない人でも工夫次第で十分に実現可能です。
渡航先や時期、生活スタイルを見直し、しっかりと準備を進めれば、無理なく挑戦できます。
また、ワーホリの目的や将来叶えたい目標を明確にすることで、渡航先や仕事選びの方向性も定まりやすくなるでしょう。
ワーホリは、若い世代に与えられた貴重な海外経験のチャンス。
「行きたい!」と思った今こそ、海外への第一歩を踏み出してみてはいかがですか。