「whether」と「if」の違い|「〜かどうか」を正しく使い分ける

英語学習が進むにつれて、多くの大学生・社会人がつまずくのが「whether」と「if」の使い分け です。
どちらも日本語では「〜かどうか」と訳されるため、意味の差が見えにくく、「結局どっちでもいいのでは?」と感じてしまいがちです。
しかし実際には、
- 文法的に使える/使えない場面
- フォーマル度
- 伝わるニュアンス
に明確な違いがあります。
特にビジネス英語やアカデミックな文章では、この違いを理解していないと 不自然・幼い・曖昧 な印象を与えてしまうことがあります。
この記事では、「whether」と「if」を、文法・ニュアンス・使用場面・よくあるミスの観点から整理し、単に「なんとなく if」を使ってしまう状態から卒業することを目指します。
「whether」と「if」の違いとは何ですか?
英語では、「whether」と「if」はどちらも「〜かどうか」を表す接続詞として使われます。
しかし、使い方やニュアンスには微妙な違いがあり、場面によって適切な選択が求められます。
このセクションでは、「whether」と「if」の基本的な違いを具体例とともにわかりやすく解説していきます。
どちらも「〜かどうか」を表す表現です
まず基本として、「whether」と「if」はどちらも 間接疑問文 の中で「〜かどうか」という意味を表します。
例文
I don’t know if he will come.
(彼が来るかどうか分かりません。)
I don’t know whether he will come.
(彼が来るかどうか分かりません。)
このような文では、意味の違いはほとんどありません。
そのため、会話レベルでは「if」が多用される傾向があります。
使える文法環境に違いがあります
重要なのは、「すべての場面で if と whether が入れ替え可能なわけではない」という点です。
- if:使える場面が限定される
- whether:使える範囲が広い
この「文法的な制約」の違いが、使い分けの核心になります。
「if」の基本的な使い方を整理しましょう
英語の「if」は「〜かどうか」を表すだけでなく、条件を示すときにも使われる非常に基本的な接続詞です。
このセクションでは、「if」の基本的な使い方を整理し、間違いやすいポイントや日常・ビジネスでの自然な使い方までわかりやすく解説していきます。
会話でよく使われる「if」の特徴
「if」は、日常会話で非常によく使われる接続詞で、主に「〜かどうか」「もし〜なら」という意味を表します。
例えば以下のような文で使われます。
例文
Let me know if you need help.
(助けが必要なら教えてね。)
I’m not sure if this is correct.
(これが正しいかどうか分からない。)
これらの文に共通する特徴として、気軽でカジュアル、口語的である点が挙げられます。
- 友人や同僚との会話で自然に使える
- 書き言葉よりも口語表現で多く見られる
- 文全体を柔らかく、フレンドリーな印象にする
日常会話では、「if」を使うことで条件や不確実な情報を自然に伝えられるため、とても便利な表現です。
条件文との混同に注意しましょう
「if」は「〜かどうか」を表すだけでなく、「もし〜なら」という条件を示す場合にも使われます。
例文:If it rains, we’ll cancel the event.
(もし雨が降ったら、イベントを中止します。)
このように、文脈によっては 条件文なのか、間接疑問なのか が分かりにくくなることがあります。
そのような場合は、「whether」を使うことで「〜かどうか」という意味が明確になり、読み手や聞き手に誤解を与えずに済みます。
「whether」の基本的な使い方を整理しましょう
英語の「whether」は、「〜かどうか」を明確に示す接続詞で、間接疑問文やフォーマルな文章でよく使われます。
このセクションでは、「whether」の基本的な使い方を整理し、「if」との違いや自然な使い方、注意点までわかりやすく解説していきます。
フォーマルな場面で好まれる「whether」
「whether」は、日常会話よりも 書き言葉 や ビジネス文書、アカデミックな文章 で好まれる表現です。
例文:Please let us know whether you agree with the proposal.
(その提案に同意されるかどうか、お知らせください。)
「whether」は、間接疑問文で「〜かどうか」を明確に示せるため、誤解を避けたいフォーマルな文章で安心して使えます。
また、「if」よりも堅い印象を与えるため、ビジネスメールや報告書、学術論文などで特に適しています。
さらに、書き言葉では条件文と間接疑問の混同を避けたい場合にも効果的です。
このように、「whether」を使うことで文章全体が論理的で明確な印象になります。
選択肢を明確に示す「whether」の役割
「whether」はもともと「A か B か」という 選択を意識させる語 です。
そのため、単に「〜かどうか」を表すだけでなく、複数の選択肢の中から判断を示す場合にも自然に使えます。
例文:We need to decide whether to proceed or wait.
(進めるか、それとも待つかを決める必要があります。)
「whether」を使うことで、選択肢が明確に伝わります。
また、「or」と組み合わせることで、二つ以上の可能性や判断を論理的に示すことができます。
特にビジネス文書や報告書では、決定や判断を示す文章で非常に役立ちます。
このように、「whether」は判断や選択の文脈で論理をはっきり示す役割を持っています。
「whether」しか使えないケース
場合によっては、「if」では表現できず、「whether」しか使えないケースがあります。
このセクションでは、「whether」しか使えない具体的な場面を例文とともに整理し、正確で自然な英文を書くポイントを解説していきます。
前置詞の後に続く場合
英語では、前置詞の後に「if」を使うことはできません。
その代わりに「whether」を用いる必要があります。
前置詞の後では「if」は使えず、必ず「whether」を用いる必要があります。
これにより、「〜かどうか」という意味を明確に示すことができ、文法的にも正しい文章になります。
特にビジネス文書や報告書では、このルールを押さえておくと、正確で自然な英文を書くことができます。
to 不定詞と一緒に使う場合
「whether」は to 不定詞 と組み合わせて、「〜すべきかどうか」を表す場合にもよく使われます。
例文:I’m not sure whether to accept the offer.
(そのオファーを受けるべきかどうか分かりません。)
このような場合、「if」は自然に使えず、「whether」が適切です。
特に意思決定や判断を示す文脈では、「to 不定詞 + whether」の形が非常に便利です。
また、ビジネスメールや報告書、フォーマルな文章でもよく使われる構造で、この形を使うことで「何をすべきか」という判断や選択を論理的に明確に示すことができます。
「or not」が明示される場合
「whether」は、後ろに「or not」を付けて「〜するかどうか」をより明確に示すことができます。
例文:Please let us know whether or not you will attend.
(出席されるかどうか、お知らせください。)
「or not」を加えることで、肯定・否定の両方の可能性が明確になります。
このような表現は「if」では自然ではなく、フォーマルな文章やビジネス文書では 「whether or not」が好まれます。
出席確認や意思表示、判断の要求などの場面で非常に便利な構造であり、「whether or not」を使うことで文章全体の意味をはっきりさせることができます。
大学生・社会人が間違えやすいポイント
英語の「if」と「whether」はどちらも「〜かどうか」を表す表現ですが、大学生や社会人でも間違いやすいポイントがあります。
特に、条件文との混同、前置詞の後での使い分け、「to 不定詞」や「or not」の扱いなど、文脈によって適切な選択が求められます。
このセクションでは、よくある間違いと正しい使い方を整理し、自然で論理的な英文を書くコツを確認していきます。
「if」を使ってしまいがちな不自然な例
日常会話や文章で、「条件の if」と「間接疑問の if」を混同してしまうケースがあります。
例文
I’m thinking about if we should postpone the meeting.(×)
(会議を延期すべきかどうか考えています。)
※「if」を使うと文法的に不自然で、フォーマルな文章では避けるべき
I’m thinking about whether we should postpone the meeting.(○)
「whether」を使うことで、「〜かどうか」という意味が明確になり、自然で正しい英文になります。
ビジネス英語で注意したい使い分け
ビジネスの場面でも、「if」と「whether」の使い分けには注意が必要です。
社内の口頭確認やカジュアルな会話では、「if」を使うことが一般的です。
例文:Do you know if the report is ready?
(その報告書は準備できているか分かりますか?)
メール、会議、資料などフォーマルな文書や公式な場面では、「whether」を使う方が適切です。
例文:Please confirm whether the report has been completed.
(報告書が完成しているかどうか、ご確認ください。)
例文で理解する「whether」と「if」の違い
英語の「whether」と「if」は、どちらも「〜かどうか」を表す接続詞ですが、文脈やニュアンスによって使い分けが必要です。
このセクションでは、具体的な例文を通して「whether」と「if」の違いを直感的に理解できるように解説していきます。
日常会話での自然な使い方
日常会話では、「if」が自然によく使われます。
前半で疑問や不確実な情報を提示し、後半でその内容を確認したり判断したりする場面で便利です。
例文
I don’t know if he’s coming today.
(彼が今日来るかどうか分かりません。)
Let me check if this works.
(これがうまくいくかどうか確認させてください。)
日常会話では、「〜かどうか」を柔らかく伝えるために「if」が使いやすく、カジュアルで気軽な印象を与えるため、友人や同僚とのやり取りに最適です。
メール・会議で使える例文
フォーマルなビジネスの場面では、「whether」を使うことで「〜かどうか」を明確かつ丁寧に伝えることができます。
例文
Please confirm whether the schedule is acceptable.
(スケジュールが問題ないかどうか、ご確認ください。)
We need to discuss whether to revise the proposal.
(提案書を修正するかどうか、議論する必要があります。)
「whether」を使うことで、判断や確認の意図がはっきり伝わり、メールや会議、報告書などのフォーマルな文書でも自然で適切な表現になります。
まとめ
英語の「if」と「whether」はどちらも「〜かどうか」を表しますが、使い方には違いがあります。
「if」は会話向きでカジュアルな表現に適し、使える場面が限定されます。
一方、「whether」はフォーマルで選択を明確に示せるため、使用範囲が広く、ビジネスや学術の文章でも自然に使えます。
日本語の訳に頼らず、文法や文脈、場面を意識することで、より自然で正確な英語表現を身につけることができます。
英語学習は、日々の小さな積み重ねが大きな力になります。
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