2023.10.27
世界を魅了するファッション、芸術、音楽、そして英国王室を代表とする伝統ある歴史を感じることができる国イギリス。
イギリスは世界中から観光客が訪れ、中でもロンドンはイギリスを代表する都市として発展してきました。
そんなイギリス生活を最長2年体験できるイギリスワーホリは、まさに憧れの海外生活を実現できる時間になるでしょう。
今回はイギリスワーホリの費用、仕事、都市、必要な英語力について徹底解説し、ワーホリ前の留学で注目されているセブ島2ヶ国留学についてもお伝えします。
まずはイギリスワーホリビザ(※)の申請条件について見ていきたいと思います。
※イギリスワーホリビザ呼称について
イギリスワーホリは正式名称をYMS(Youth Mobility Scheme Visa)と言い、ビザのタイプとしては正規就労ビザになりワーホリとは異なります。しかし、語学学校に通える、時間制限なしに就労ができる特徴がワーホリとほぼ酷似しているため、一般的にイギリスワーホリと言われることが多く、今回はYMS=イギリスワーホリとして説明させていただきます。
・日本国籍を有する人
・パスポート提出時点で18歳以上30歳以下(渡航時は31歳でも可)
・現地生活費として最低£2,530を超える資金証明提出
・過去にイギリスワーホリビザを取得していないこと
・心身ともに健康であること
・扶養義務のある子供を同伴しないこと
・目的が就労であること
・英国内での申請不可
・定員:1,500名(例年1月、7月に抽選)※2023年1月800名・7月700名
・有効期間:入国から2年間
・申請費用:£259+£940(イギリス国民健康保険2年間分)
・滞在中就労期間、就学期間の制限は特になし
イギリスワーホリは例年1月と7月に応募概要が発表になり、2023年は1月800名、7月700名の合計1,500名を応募しました。
抽選制度になっており、指定期間48時間以内に希望者は応募希望メールを送る必要があります。
応募方法はイギリス大使館の指定アドレスにすべて英語で以下の項目を送るだけの大変シンプルなものです。
・フルネーム
・誕生日
・パスポート情報
・携帯番号
当選確率は公表されていませんが大変倍率が高いと言われていて、5倍とも10倍とも言われています。当選したらラッキーと思い、外れた場合は時期を変えて再度応募するのか、他の国のワーホリにするのかを検討しておきましょう。
イギリスワーホリに必要な費用は1年間の概算で約130〜300万円です。
語学学校は制限なく通えますが、最長でも半年ほどの通学の人が多いため、ここでは最長半年までの通学を想定しています。
仮に現地で6ヶ月就学し、その間働かずに勉強のみに集中した場合の総費用は約300万円です。イギリスで半年過ごす場合、生活費のみで150万円以上見ないといけませんので、収入がなければ費用も高額になります。
ただし、就学中に、学校へ通学しながら働けば、パートタイム(週20時間程度)のお仕事でも月に15万円程度の収入になりますので、その分費用は減らせます。できるだけ費用をおさえながら、しっかり学校にも通いたい人は就学中のアルバイトも探した方が良いでしょう。
学校に通わず、費用をおさえて、現地の仕事で英語力を伸ばしたいという方がいますが、そもそも英語力がない人を現地で雇うことはまずありません。
また、学校では友人を作り、人脈を築くことができますので、そこから仕事や住む家が見つかることが多いです。よほどの理由がない限り、最低でも数ヶ月は学校に通学すべきと言えるでしょう。
半年と1年ではワーホリ費用は異なるのでしょうか。2つの期間を比較してみたいと思います。
■就学なし 約130~140万
■通学1~2ヶ月 約150~180万
■通学3~4ヶ月 約180~220万
■通学5~6ヶ月 約240~300万
<内訳>
・学費:月約18~25万円
・生活費(ホームステイ代もしくはシェア):月約25万円~(お小遣い、交通費含む)
・ビザ申請料:約21.5万円(申請費約4.5万+イギリス国民健康保険2年間分約17万)+東京・大阪交通費(ビザ申請後の面接)
・保険代:約20~30万円(年間)
・航空券代:約12~18万円(片道)
■就学なし 約120~130万
■通学1~2ヶ月 約140~170万
■通学3~4ヶ月 約170~210万
■通学5~6ヶ月 約230~290万
比較してみると、実は1年と半年のワーホリは10~15万円程度しか違いません。
理由としてはワーホリは卒業後に収入が得られることによって費用がおさえられる制度のため、期間を短くしても内容が一緒であれば費用は変わらないからです。
唯一差がつくとしたら保険代。1年の保険代の半分になりますので、10~15万円程度総費用が安くなります。
学校卒業後の収入は、生活費以上に稼げることが一般的ですので、トータル的な収支で言えば長く滞在した方が費用がおさえられるかもしれません。
また、イギリスの場合は半年まではビザなしで留学ができますので、就学中働くつもりがない人は、ワーホリをとらずに行った方が安く、申請も不要です。
イギリスは特にワーホリビザ取得にかかる費用が大変高額ですので、ワーホリで半年以内の滞在を予定している人はワーホリビザで本当に良いのか検討した方が良いでしょう。
次にイギリスワーホリでの仕事について見ていきましょう。
イギリスはワーホリで人気の高いオーストラリアやカナダと比較すると仕事の種類が限られ、比較的英語力が必要と言われています。
以下、イギリスワーホリの主な仕事の種類です。
・日本食レストラン
・ラーメン屋さん
・お土産屋さん
・カフェ
・バー
・レストラン
・リゾート、ホテルスタッフ
・ディッシュウォッシャー
イギリスでなぜ英語力が必要かと言えば、日本人観光客を中心とする日本人がオーストラリアやカナダに比較すると少ないからです。そのため、必然的に顧客層は英語圏の観光客が増えるからです。
イギリスは年齢により最低時給が異なっており、2023年4月以降は以下の時給になっています。
■18歳~20歳 £7.49(約1,350円)
■21歳〜22歳 £10.18(約1,850円)
■23歳以上 £10.42(約1,900円)
23歳以上パートタイム(週20時間)、フルタイム(週40時間)で1ヶ月(約4週)、最低時給で働いて稼げる給料は以下の通りです。
■パートタイム(週20時間)
1日4時間×週5日×4週=£10.42×80時間=£833.6(約150,000円)
■フルタイム(週40時間)
1日8時間×週5日×4週=£10.42×160時間=£1667.2(約300,000円)
日本のアルバイトと比較すると稼ぎは悪くはありません。しかし、イギリスでは1ヶ月の生活費はシェアをしたとしても25万円以上は見ておいた方が良いので、ワーホリで生活費を補うためにはフルタイムのお仕事が必須と言えます。
イギリスで英語をほぼ英語を使わない仕事はディッシュウォッシャーや日本食レストラン、ラーメン屋さんくらいです。
日本食レストランでも日本人以外の人が働いていることが多くなりましたので、最低限コミュニケーションをとれる英語力は必要です。
また、それ以外のお仕事をしたい場合は、語学学校のレベルで中級以上、会話で言えば日常会話レベルの英語力は必要と思っておいた方が良いでしょう。
イギリスで人気の2都市を紹介します。
言わずと知れたイギリスを代表する都市。イギリスに憧れが強く、イギリスの文化、ファッション、音楽、芸術、歴史など、これぞイギリスという雰囲気を体感したい人にうってつけの都市です。
ロンドンはイギリスの首都で、イギリスで最も栄えた都市です。世界各地から観光客や留学生が集まるにぎやかな街ですが、語学学校の日本人率はオーストラリアやカナダと比較すると少ないです。
気候に関しては曇りや雨が多く、寒暖差も激しいため、体調管理には注意しましょう。冬はかなり寒く、雪も降りますので、防寒対策が必要です。
日本人留学生が比較的少ないとは言え、日本人もそれなりに滞在していますので、適度にコミニティが存在します。日本食もアジアンマーケットなどで容易に入手できますので、生活するにも便利です。
図書館やカフェも多く、集中して勉強できる雰囲気もあり、世界的に有名な美術館のほとんどが無料ですので、芸術鑑賞も気軽に楽しめます。ファッション、音楽も盛んで、THEイギリスという環境を存分に楽しむことができます。
イギリスを代表する学術都市で英語の勉強に集中したい、日本人の少ない環境で学んでみたいという人におすすめです。
オックスフォードはロンドンから電車で約1時間のところにあり、イギリス最古の大学の街として世界的に有名です。
オックスフォード大学を筆頭に大学が多く、イギリス人学生が集まります。大学の建物はイギリスの代表的な建築様式で、歴史を感じる重厚な雰囲気を感じることができます。
気候はロンドン同様に雨が多く、湿気があります。夏もそこまで気温が上がらず、朝晩は冷え込み、寒暖差がありますので羽織るものが必要です。
日本人が少なく、優秀なイギリス人学生が多いオックスフォードでは、自ずと勉強に集中できる環境が整っています。英語力がないと仕事を見つけることはほぼ不可能に近いため、英語を使わなくても良い仕事に逃げることができず、自分を追い込むこともできます。
イギリスワーホリについて詳しくお伝えしました。
イギリスは大変魅力的な渡航先ですが、いきなりイギリスへ渡航するのではなく、イギリスワーホリの前にセブ島留学に行くという方が増えています。
なぜワーホリの前にセブ島留学に行く方が多いのか。ワーホリ前にセブ島留学をした方が良い5つの理由をお伝えします。
セブ島留学は他の英語圏の語学学校の1.5〜2倍のレッスン時間があります。生活費も含めた留学費用は他の英語圏の半額〜3分の2程度です。これらの理由から、セブ島留学は最高のコストパフォーマンスで英語力を向上させるための環境が整っていると言えます。
セブ島の語学学校では、個々の学習ニーズに合わせたマンツーマンレッスンが中心です。つまり、英語初心者でも完全に自分のレベルに合わせたレッスンを受けることができるということになります。
英語力が高いほど、ワーホリでの仕事の選択肢は広がります。特に、時給の高いローカルジョブと言われる仕事は英語スキルが求められます。セブ島留学で英語力を高めることで、時給が高いローカルジョブの仕事を見つけられる可能性もぐっと上がります。
ワーホリ前にセブ島で英語を学ぶことで英語力をある程度伸ばすことができますので、ワーホリ中の学校にはそれほど通う必要がなくなり、学校に通学する期間を短縮できます。これにより、ワーホリで働ける期間は長くなり、収入を得る時間を増やすことができます。
海外生活は日本とは違う新しい文化、食事、ライフスタイルに触れることの連続です。セブ島留学では、そのすべてを経験でき、異なる環境や異文化への順応力を育てることができます。
これはワーキングホリデーでのホームステイや学校生活をより楽しむための大切なスキルです。未知の環境に対する不安を和らげ、新しい体験に対する楽しみを増やすことができます。
フィリピンのセブ島留学では学校選びが重要になります。
QQEnglishは完全にマンツーマンを求める方へはオールマンツーマン、一気に英語力を伸ばしたい方はスパルタ式など、どの様な方にもマッチできるレッスンスタイルで、多くのワーホリメーカーを受け入れてきた実績があります。
また、ワーホリに必須なスピーキング能力を伸ばすことに特化したカランメソッドを取り入れていますので、まさにワーホリにはうってつけです。講師全員が国際資格であるTESOLの資格保持者のため、講師によってレッスンに質の差が生まれず、常に高い質のレッスンを受けられるため安心です。
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イギリスは日本人留学生も少なく、伝統的な歴史、文化、芸術、音楽など魅力の多い国です。また、ワーホリで唯一、最初から2年間滞在できるのもうれしいですね。
イギリスでは日本人留学生が少なく、世界中からの観光客が多いという特徴から、仕事を見つけるうえで英語力は必須と言えます。
セブ島留学では、費用をおさえながらマンツーマンのレッスンを中心に基礎から応用まで英語を学ぶことができ、ワーホリ先での職探しや仕事の選択肢を広げることが可能となります。また、セブ島留学で海外生活に早く慣れることで、ワーホリ先での新しい生活をより楽しむことができるはずです。
今しかできないイギリスワーホリ生活を最高のものにするために、ワーホリ前のセブ島留学をぜひ考えてみてください!
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