「ドタキャン」は英語で何と言う?失礼にならない伝え方と例文を解説

急な体調不良や仕事の都合などで、やむを得ず予定をキャンセルしなければならないことは、誰にでも起こり得ます。
日本語ではそのような状況を「ドタキャン」と一言で表せますが、英語にはまったく同じニュアンスで使える単語はありません。そのため、
「英語では何と言えばいいのだろう」
「失礼な印象にならないだろうか」
と不安に感じる方も多いでしょう。
本記事では、「ドタキャン」は英語でどう表現するのかを、大学生・社会人の方にも分かりやすく整理して解説していきます。
「ドタキャン」は英語でそのまま通じる?
まず結論から言うと、「ドタキャン」という言葉は英語ではそのまま通じません。
日本語の「ドタキャン」は「直前にキャンセルすること」をカジュアルに表す和製英語ですが、英語にはこれと完全に一致する単語は存在しません。
そのため、英語では状況に応じて表現を言い換える必要があります。
まずは、なぜそのままでは通じないのか、その理由を確認していきましょう。
「ドタキャン」は和製英語
「ドタキャン」は、「土壇場でキャンセルする」という意味の日本独自の表現です。
英語圏ではこのような省略表現や擬音語は存在しないため、そのまま英語にしても意味が伝わりません。
たとえば、「I did a dotacan.」のように言っても、英語話者にはまったく理解されません。
英語に直訳できない理由
英語では、「ドタキャン」という行為そのものよりも
- いつキャンセルしたのか
- どのような状況でキャンセルしたのか
- どれくらい丁寧に伝えるか
といった点が重視されます。
そのため、日本語のように一語でまとめるのではなく、状況を説明する表現を使う必要があります。
「ドタキャン」を表す英語表現
英語には「ドタキャン」と完全に一致する単語はありませんが、状況に応じて近い意味を表すことは可能です。
大切なのは、カジュアルな場面なのか、ビジネスなのか、そしてどの程度急なキャンセルなのかを意識して表現を選ぶことです。
ここでは、「ドタキャン」に近い意味を持つ代表的な英語表現を紹介します。
それぞれニュアンスが異なるため、場面に応じた使い分けが重要です。
「cancel at the last minute」の意味と使い方
最も分かりやすく、「ドタキャン」に近い表現が、「cancel at the last minute」になります。
意味は、「直前でキャンセルする」です。
例文:I’m really sorry to cancel at the last minute.
(直前でキャンセルしてしまい、本当に申し訳ありません。)
この表現は、予定を直前でキャンセルする状況を説明する際に、とても明確に伝わる言い方です。
相手に誤解を与えにくく、理由やタイミングも補足しやすいのが特徴です。
また、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使えるため、友人との約束からビジネスの予定変更まで幅広く対応できます。
「back out」のニュアンス
「back out」は、「一度決めたことから手を引く」「約束していたことを取りやめる」という意味を持つ表現です。
すでに合意していた予定や計画から抜ける、というニュアンスが含まれます。
例文:I’m sorry, but I have to back out of our plan.
(申し訳ありませんが、約束をキャンセルしなければなりません。)
この表現はややカジュアルで、個人的な事情によって取りやめる印象があります。
そのため、ビジネスの場面では少し軽く聞こえる可能性があり、使用には注意が必要です。
主に友人同士やカジュアルな関係で使われることが多い表現です。
「call off」が使えるケース
「call off」は、「予定されていたものを中止する」という意味の表現です。
あらかじめ計画されていた会議やイベントなどを取りやめるときに使われます。
例文:We had to call off the meeting.
(会議を中止せざるを得ませんでした。)
この表現は、会議・イベント・試合などの公式な予定に特に使いやすいのが特徴です。
個人的な約束というよりも、組織やグループ単位での予定に適しています。
シーン別|ドタキャンの英語例文
「ドタキャン」を英語で伝える際は、相手との関係性や場面によって言い方を調整することが大切です。
友人への連絡と、上司や取引先への連絡では、適切なトーンが異なります。
ここからは、実際にそのまま使える例文を、シーン別に分かりやすく紹介していきます。
状況に合わせて使い分けられるようにしておきましょう。
友人との約束をドタキャンする場合
友人に対しては、正直さと気遣いのバランスが大切です。
例文
I’m really sorry, but I have to cancel at the last minute. I’m not feeling well.
(本当にごめん。直前だけどキャンセルしなきゃいけなくて。体調がよくないんだ。)
I hate to do this, but I need to back out of our plan today.
(こんなこと言いたくないんだけど、今日の予定はキャンセルさせて。)
ポイントとしては、まず最初に「I’m sorry」と伝えること、理由はシンプルに述べること、そしてカジュアルさを意識することです。
この3点を押さえるだけで、相手に失礼なく、自然に予定変更を伝えることができます。
仕事・ビジネスでの丁寧な言い方
仕事やビジネスで予定をキャンセルする場合は、丁寧さと誠実さが最も重要です。
感情的にならず、落ち着いたトーンで伝えることが信頼を保つポイントになります。
例文
I sincerely apologize for canceling at the last minute due to unforeseen circumstances.
(予期せぬ事情により、直前でのキャンセルとなり誠に申し訳ございません。)
Unfortunately, I need to call off today’s meeting. Thank you for your understanding.
(残念ながら、本日の会議を中止させていただく必要があります。ご理解いただけますと幸いです。)
ポイントとしては、まず「apologize」や「unfortunately」などの丁寧な表現を使うこと、落ち着いた文面で感情的にならないこと、そして口頭でもメールでも使いやすい表現を選ぶことです。
これらを意識することで、ビジネスシーンでも失礼なく、スムーズに予定のキャンセルを伝えられます。
ドタキャンを英語で伝えるときの注意点
英語でドタキャンを伝える際には、言い回しやトーンに注意することが大切です。
日本語の「ドタキャン」と同じ感覚で伝えると、相手に無礼な印象を与えてしまう場合があります。
ここでは、友人・ビジネスいずれの場面でも押さえておきたい、ドタキャンを伝えるときの注意点を整理します。
理由は簡潔に伝える
英語で予定をキャンセルする際は、理由を簡潔に伝えることが重要です。
日本語では丁寧さのために理由を長く説明することがありますが、英語では短くシンプルに伝える方が自然で、相手にも理解されやすくなります。
例文
due to a personal matter
(個人的な事情により)
because I’m not feeling well
(体調が優れないため)
詳細をあれこれ説明する必要はなく、簡潔に理由を伝えるだけで十分です。
謝罪+代替案をセットにする
英語では、キャンセルだけを伝えると冷たい印象になることがあります。
そのため、謝罪+代替案をセットで伝えると丁寧です。
例文:I’m very sorry for the inconvenience. Could we reschedule for another day?
(ご迷惑をおかけして申し訳ありません。別の日に変更できますでしょうか。)
この一文を添えるだけで、相手への配慮が伝わり、印象が大きく良くなります。
ドタキャンを避けたいときに使える英語表現
直前のキャンセルを避けたい場合は、あらかじめその意思や状況を伝える表現を使うと便利です。
これにより、予定が確実であることを相手に示せるだけでなく、誤解やトラブルを防ぐことにもつながります。
ここでは、ドタキャンを避けたいときに使える英語表現を紹介します。
予定変更を事前に伝えるフレーズ
予定を変更する可能性がある場合は、事前に柔らかく伝える表現を使うと便利です。
こうすることで、直前キャンセルを避けつつ、相手への配慮も示せます。
例文
There’s a chance I might need to reschedule.
(予定を変更する可能性があります。)
I may not be able to make it tomorrow.
(明日は行けないかもしれません。)
ポイントとしては、まず「may / might」を使って柔らかく伝えること、そして早めに連絡することで相手との信頼感を保つことです。
このように事前に伝えておくことで、無用なトラブルや誤解を防ぐことができます。
あいまいな返事を避ける英語表現
予定がまだ未確定な場合でも、あいまいな返事を避けることが大切です。
はっきりと「今は確定できない」という意思を伝えることで、後で急なキャンセルが必要になる可能性を減らせます。
例文
Let me confirm my schedule and get back to you.
(予定を確認して、改めて連絡します。)
I can’t say for sure yet.
(まだ確実なことは言えません。)
このように伝えることで、相手に配慮しつつ、後のドタキャンを防ぎやすくなります。
まとめ
「ドタキャン」は英語で一語に訳せる表現ではありません。
その代わりに、
- cancel at the last minute
- back out
- call off
といった表現を、状況や相手に応じて使い分けることが大切です。
英語でドタキャンを伝える際は、
- まず謝罪する
- 理由は簡潔に
- 可能であれば代替案を示す
この3点を意識するだけで、失礼な印象を避けることができます。
ぜひ、いざというときのために、使いやすいフレーズをいくつか覚えておいてください。
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