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セブ島観光

2025.03.04

【セントレアからセブ島へ】おすすめ主要ルート4選と最新フライト情報を徹底解説

Chubu Centrair International Airport-cebu

セントレア(中部国際空港)からセブ島へは直行便がありません。

経由地はいくつかありますが、フィリピン・マニラと香港がおすすめです。

「セントレアから出発したいけれど、セブ島までのフライトはあるの?」
「フライトを自分で調べてみたけれど、どこで経由する便が良いか分からない」

など、自分に合ったルートやフライトが分からずお悩みではありませんか?

本記事では、長年海外渡航手配に携わってきた筆者が、セントレア(中部国際空港)からセブ島へのおすすめ経由ルートを4選と、最新フライト情報を解説します。

最後まで読んで、セントレアから出発できるフライトをぜひ利用してください。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

セントレア(中部国際空港)からセブ島への主要ルート

愛知県常滑市にある中部国際空港は、セントレアの愛称で親しまれています。

セントレアは、イギリスの航空サービスリサーチ会社による世界最高の地方空港(The World’s Best Reagimal Airport)として、なんと10年連続で世界1位を獲得している評価の高い空港です。

さらに「世界で最も清潔な空港」の部門でも第6位に選ばれていて、とても利用しやすい地方空港です。

出典:The World’s Best Regional Airports 2024 | SKYTRAX

そんなセントレアですが、残念ながら現在はセブ島行きの直行便がありません。

コロナ禍でフライト本数が激減しましたが、だんだんと就航数が増えているので、今後直行便が復活する日も近いかもしれません。

今回は、2025年2月現在のセントレアからセブ島へのおすすめ経由便を4つご紹介します。

  1. マニラ経由
  2. 香港経由
  3. 韓国ソウル経由
  4. シンガポール経由

セントレア(中部国際空港)からセブ島へマニラ乗り継ぎ

フィリピンの首都マニラへは、セントレアから毎日フライトがあり便利な乗り継ぎ地です。

フルサービスキャリアのフィリピン航空と、格安航空会社(LCC)のセブパシフィック航空が利用できます。

①フィリピン航空

マニラ〜セブ間のフライトは複数あるので、ここでは1番スムーズに乗り継ぎができる便をご案内します。

フィリピン航空の復路便は、マニラを06:35発と早朝になります。マニラでの乗り継ぎ待ち時間が5時間ほどあるので、その間にターミナルを移動してください。

空港内で仮眠を取ると、スリや置き引きにあう可能性が高いためおすすめできません。

空港、もしくは空港近くで夜を過ごすのが嫌な人は、前日にセブからマニラへ移動して、マニラに滞在してから翌日に出発することもできます。

乗り継ぎフライト例

【PR:フィリピン航空】

便名出発到着就航曜日
セントレア→マニラPR43713:0516:35毎日
マニラ→セブPR186319:0020:35毎日
セブ→マニラPR286023:5501:25毎日
マニラ→セントレアPR43806:3511:45毎日

マニラでの乗り継ぎ方法

フィリピン航空のマニラでの乗り継ぎは、ターミナル移動が必要です。

セントレアからマニラへの国際線は、まずターミナル1に到着します。その後、無料シャトルバスを利用して国内線用のターミナル2へ移動してください。

無料シャトルバスは、通常20〜30分間隔で運行しており、10分ほどで移動できます。

帰りのフライトも同様に、ターミナル1から国際線のターミナル2へ移動が必要です。預けた荷物がある場合、マニラでピックアップが必要になります。

荷物が多いと移動に時間がかかるので、ターミナルの移動方法については事前に調べておきましょう。

フィリピン航空完全ガイド!ANAとマイル共有も可能
フィリピン航空HP

②セブパシフィック航空

セブパシフィック航空はフィリピンを代表する格安航空会社(LCC)で、フィリピン国内のフライトも多く、地方都市への接続に便利です。

乗り継ぎフライト例

【5J:セブパシフィック航空】

便名出発到着就航曜日
セントレア→マニラ5J503913:2016:50毎日
マニラ→セブ5J57319:0520:40毎日
セブ→マニラ5J55402:3504:15毎日
マニラ→セントレア5J503806:4011:50毎日

マニラでの乗り継ぎ方法

セブパシフィック航空は、到着も出発もターミナル3を利用しているため、ターミナル間の移動がないことがメリットです。

セブパシフィック航空もフィリピン航空と同じく、復路はマニラ発の時間が早いため、マニラの空港で深夜乗り継ぎとなります。

マニラ乗り継ぎのメリット

  • マニラへのフライトはセントレアから毎日運航している。
  • マニラ〜セブ間はフライトが複数あるので、マニラで滞在することもできる。

マニラ乗り継ぎのデメリット

  • フィリピン航空はターミナルの移動が必要。
  • 特にフィリピン航空利用時、復路がマニラで深夜の乗り継ぎ時間が長いため、空港内のロビーでは寝ないよう注意が必要。

セブパシフィック航空完全ガイド!セブ島への直行便あり
セブパシフィック公式HP

セントレア(中部国際空港)からセブ島へその他乗り継ぎ候補地

セントレアからセブ島へ、マニラ以外の都市での乗り継ぎ方法について

  1. 香港経由
  2. ソウル経由
  3. シンガポール経由をご紹介します。

①香港経由

筆者のおすすめは、キャセイパシフィック航空の香港経由です。

往復ともにお昼前後の出発で、香港での乗り継ぎ時間も1〜2時間とちょうど良いです。

香港〜マニラ間は1日2便毎日運行しているので、便を変えれば乗り継ぎ時間を多く取って、香港に少し滞在することも可能です。

セントレア〜香港も1日3便運行しており、フライト時間の選択肢が多いことがおすすめの理由です。

乗り継ぎフライト例

【CX:キャセイパシフィック航空】

便名出発到着就航曜日
セントレア→香港CX53310:1013:25毎日
香港→セブCX92515:2018:00毎日
セブ→香港CX92212:1515:10毎日
香港→セントレアCX53216:1521:15毎日

キャセイパシフィック航空公式HP

②ソウル経由

韓国のソウル経由については、大韓航空とチェジュ航空のフライトをご紹介します。

大韓航空は韓国を代表するフルサービスキャリア、対してチェジュ航空はオレンジ色が鮮やかな韓国最大の格安航空会社(LCC)です。

乗り継ぎフライト例

【KE:大韓航空】

便名出発到着就航曜日
セントレア→ソウル(仁川)KE74213:4015:40毎日
ソウル(仁川)→セブKE61520:0523:30毎日
セブ→ソウル(仁川)KE61601:0006:30毎日
ソウル(仁川)→セントレアKE74110:3512:30毎日

大韓航空はセントレア〜ソウル間を1日2便ずつ運行しています。

香港経由と同じくフライトの数が多いので、フライトの選択肢が多いことがメリットです。

乗り継ぎフライト例

【7C:チェジュ航空】

便名出発到着就航曜日
セントレア→ソウル(仁川)7C120213:5015:50毎日
ソウル(仁川)→セブ7C211320:5000:20水・木・土・日
セブ→ソウル(仁川)7C211401:2006:55月・木・金・日
ソウル(仁川)→セントレア7C120111:1013:00毎日

チェジュ航空も、大韓航空と同じようなフライト時刻で移動ができます。

チェジュ航空のソウル〜セブ島は、曜日によって運行していない日があるので、注意してください。

費用を抑えたい人には、格安航空会社(LCC)のチェジュ航空がおすすめです。

韓国乗り継ぎのメリット

  • フライトの選択肢が多く、遅延や欠航になった場合も安心。
  • 韓国のソウルはセントレアから近いため、長いフライトが苦手な人も安心。

韓国乗り継ぎのデメリット

  • セブ島への到着と復路の出発が、ともに深夜遅い時間になる。
  • 曜日によっては、スムーズな乗り継ぎ便がない場合がある。

大韓航空公式HP
チェジュ航空公式HP

③シンガポール経由

少し遠回りで時間がかかりますが、シンガポール経由もおすすめです。

シンガポール空港は、空港ランキング(The World’s Best Airport)にて常に世界1位、2位を争う非常に高い評価を得ています。

「世界で最も清潔な空港」の部門でもセントレアより上の第3位となっています。

空港内には複合商業施設があり、屋内庭園やアトラクション、映画館までさまざまな施設を利用できます。

乗り継ぎフライト例

【SQ:シンガポール航空】

便名出発到着就航曜日
セントレア→シンガポールSQ67110:2516:00毎日
シンガポール→セブSQ844020:4000:25月・金・日
セブ→シンガポールSQ90115:3519:20毎日
シンガポール→セントレアSQ67201:2009:00毎日

往路のシンガポール→セブSQ8440便は、シンガポールの格安航空会社(LCC)スクートが運行する便です。

運行が月・金・日曜日のみとなっていますので、スケジュールを考えるときの参考にしてください。

シンガポール乗り継ぎのメリット

  • 往復の出発時間が比較的ゆっくりできる。
  • 全日空と同じスターアライアンスグループに所属する、シンガポール航空を利用できる。

シンガポール乗り継ぎのデメリット

  • マニラや香港経由と比べて、フライトの時間が長くなる。
  • 復路はシンガポール空港での滞在時間が長め。

シンガポール航空公式HP

セントレア(中部国際空港)からセブ島行きのフライト料金

それぞれのフライトについて、料金と預け荷物などのオプションサービスを比較してみましょう。

料金は、フライトの空席状況によって大きく変わる場合がありますので、目安として参照ください。

※2025年2月1日より各社の燃油サーチャージが上がりました。

【マニラ経由】

航空会社航空券代金空港諸税等無料受託手荷物事前座席指定
フィリピン航空4.5万円〜約2.8万円23kgを2個まで通路側は¥1,000その他は無料
セブパシフィック航空4万円~約2.3万円別途有料別途有料

セブパシフィック航空は、時期によって独自のセール価格が販売されることで有名です。

セール期間とタイミングが合えば、航空券代金片道5,000円〜10,000円で購入できることもあります。

気になる人は、ぜひ公式Webサイトをチェックしてみてください。

セブパシフィック航空Web予約サイト:Cebu Pacific Air

【香港経由】

航空会社航空券代金空港諸税等無料受託手荷物事前座席指定
キャセイパシフィック航空5万円〜約3.5万円23kgを1個23kgを2個(料金によって選択可)有料、無料(料金によって選択可)

キャセイパシフィック航空は、事前座席指定が有料の運賃と無料の運賃が選択でき、それぞれ6,000円〜10,000円ほど料金の差があります。

1番安いタイプの航空券は、受託手荷物が23kgを1個まで無料です。

【韓国(ソウル)経由】

航空会社航空券代金空港諸税等無料受託手荷物事前座席指定
大韓航空4.6万円〜約2.8万円23kgを1個まで無料で可能
チェジュ航空3万円~約2万円15kgまで別途有料

チェジュ航空も格安航空会社(LCC)なので、受託可能な手荷物は少ないです。

超過荷物がある場合は、事前にWebから支払いを済ませておくと便利でお得です。

事前に座席指定をしたい場合は、大韓航空の利用がおすすめです。

【シンガポール経由】

航空会社航空券代金空港諸税等無料受託手荷物事前座席指定
シンガポール航空5万円〜約1.3万円25kgまで(料金によって異なる)有料、無料(料金によって選択可)

ご紹介した航空会社の中では費用が高めですが、その分サービスの質も高いのがシンガポール航空です。

安い時期を狙って予約すれば、マニラ経由や香港経由と変わらない料金で利用することができます。

セントレア(中部国際空港)からセブ島行きのフライトおすすめポイント

セントレアからセブ島への行き方について、4つの乗り継ぎルートをご紹介しました。

それぞれメリットとデメリットがあるので、自分に合った行き方を選んでください。

下記に、航空会社ごとの特徴とおすすめポイントについてまとめました。

①ビジネスクラスが安いフライト

おすすめ:大韓航空(ソウル経由)、キャセイパシフィック航空(香港経由)

ビジネスクラスの利用を希望する人は、大韓航空(ソウル経由)もしくはキャセイパシフィック航空(香港経由)がおすすめです。

早めに予約をすれば、安い料金で利用できます。

②事前座席指定ができるフライト

おすすめ:大韓航空(ソウル経由)、シンガポール航空(シンガポール経由)

大韓航空は、事前座席指定が無料でできます。

シンガポール航空も事前座席指定が無料の場合がほとんどで、指定しやすくなっています。

セブパシフィック航空やチェジュ航空などの格安航空会社(LCC)は、座席指定ができない、もしくは有料です。

前方の座席ほど指定料金が高くなっています。有料で座席指定をする場合は、Webサイトの予約ページから確認できます。

座席のこだわりがある人は、事前に指定ができるフライトを選ぶことをおすすめします。

③受託手荷物が多い場合

おすすめ:フィリピン航空

フィリピン航空は23kg以内の荷物を2個まで無料で預けられます。
(荷物1個あたりの大きさは、縦・横・高さの3辺の和が158cm以下)

預ける荷物が多い人は、フィリピン航空がおすすめです。

格安航空会社(LCC)は無料で預けられる荷物の量が少なく、許容量を超えると超過料金でフルサービスキャリアよりも高くなってしまう場合があります。

利用する場合は、事前に自分の荷物量を確認しておきましょう。

まとめ

今回は、セントレアからセブ島への主要ルートについて

  1. マニラ経由
  2. 香港経由
  3. ソウル経由
  4. シンガポール経由

の4パターンをご紹介しました。

おすすめは、①マニラ経由と②香港経由です。

全日空などのスターアライアンス系のマイレージサービスをご利用の方は、シンガポール航空でセブ島へ行くこともご検討ください。

航空会社ごとのフライト時刻や料金、おすすめポイントを解説しました。

それぞれのメリットとデメリットを抑えて、自分に合ったフライトを探してみてください。

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