日比友好70周年記念レセプション|セブの学生たちが打ち鳴らした和太鼓

日比友好70周年、セブで初めて着物を着ました
先週の金曜日、マルコポーロホテルで開かれた日比友好70周年のレセプションに、セブ日本人会の会長として参加させて頂きました。
在セブ日本国総領事館の主催で、各界の代表280名が集まった記念のセレモニーです。
今回は、私もちょっと気合を入れました。セブで初めて着物を着て参加したのです。もちろん着物と言っても私が自分で着られる着物なので、簡易的なものですが。
今は便利な和服があるのですね。帯などをベルクロで付けられるので、着付けに慣れていない私でも大丈夫でした。
しかし、着られることと、その格好で動けることは別です。
足元も、いつもの靴ではなく雪駄です。その姿でオフィスを出て、自分で車を運転してマルコポーロホテルへ向かいました。慣れない着物では、車に乗るのも運転するのも、いつもと勝手が違います。会場に着く前から一苦労でした。
そして会場に着くと、着物姿は私ぐらいだったのです。おかげで、よく目立ちました。コスプレイヤーとしては大成功です(笑)。
しかし、しかし、目立つと、それはそれで大変でした。日本人以外の来客も多く、名刺交換が続いたのです。慣れない格好で過ごすうちに、コスプレイヤーの皆さんの大変さが少し分かった気がします。ははは、、、
そんな私の奮闘はさておき、セレモニーは華やかなものでした。

上野総領事のご挨拶に続き、主賓のご挨拶、鏡開き、乾杯。会場では自治体交流の紹介や生け花の実演もあり、セブと日本を結ぶさまざまな活動が紹介されました。
上野総領事には、セブ日本人会の皆さんと一緒に写真も撮っていただきました。
日本とフィリピンの国交が正常化してから70年。セブで暮らし、フィリピンの仲間と仕事をする私にとって、日比友好は毎日の生活につながっています。その節目を、セブで皆さんと祝えることをうれしく思いました。
この日、特に楽しみにしていたのが、ラプラプ国際大学の学生さんたちによる和太鼓です。

実は、演奏に使われた太鼓には、私もちょっとした縁があります。もともとは、セブの盆踊りで使うためにQQEnglishで購入したものなのです。
初めは先生たちに演奏を覚えてもらって、学校で使おうと思ったのですが、うるさすぎます。学校で和太鼓を演奏したら誰も勉強できなくなるので、泣く泣くあきらめました(笑)
せっかくの太鼓です。盆踊りの時だけ使うのではもったいない。もっと活用してもらえればと思い、ラプラプ国際大学に寄贈しました。その太鼓が、今度は70周年を祝う舞台で使われました。
しかし、想像してみてください。和太鼓はあるだけでは演奏できません。しっかりと練習をする必要があるのです。
実は5月のセブの盆踊りで演奏してくださった和光太鼓の田中代表が、その後も何度もセブに足を運び、学生さんたちに教えてくださっていました。
教える田中代表も、初めて和太鼓に取り組む学生さんたちも、ここまで形にするのは大変だったと思います。舞台で披露するまでには、たくさんの練習があったはずです。
そうした積み重ねを思うと、目の前の演奏が、ますますうれしく感じられました。
盆踊りのために買った太鼓が大学に渡り、日本から指導に来てくださる方がいて、フィリピンの若者たちが演奏する。日本の伝統が、こうしてセブで受け継がれていくのですね。
これからも学生さんたちが演奏を続け、次の学生さんへ伝えてくれたら、こんなにうれしいことはありません。太鼓を有効に使っていただき、寄贈してよかったと心から思いました。
そして最後は、ラプラプ国際大学の学生さんたちによる「I Love Cebu」のダンス。会場は大いに盛り上がり、大盛況のうちに幕を閉じました。

日比友好という言葉の中には、太鼓を教えに来てくださる方や、一生懸命練習する学生さんたち、一人ひとりの行動があるのだと思います。
私も、そんなつながりをこれからも大切にしていきたいです。


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