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バブル崩壊とパンデミックで学んだ「助け合い」。大阪でバイク便とセブ島の仲間に再会しました

バブル崩壊とパンデミックで学んだ「助け合い」。大阪でバイク便とセブ島の仲間に再会しました

今回は大阪に来ています。

海外起業家のネットワーク、WAOJEの大阪支部で、私のセブ島での起業経験をお話しさせて頂く機会があったのです。

講演の前、時間ができたので、バイク便時代の仲間、大阪でF1便というバイク便を経営する安井社長に連絡をしました。安井さんとは30年以上のお付き合いになります。

バブル崩壊とパンデミックで学んだ「助け合い」。大阪でバイク便とセブ島の仲間に再会しました

「ライコウさん、迎えに行くね」 そう言って現れた安井さんの車を見てぶっ飛びました。なんと、屋根もドアもない伝説のスポーツカー、「スーパーセブン」だったのです。相変わらず破天荒で最高です。

バイクで迎えに来なかっただけマシかもしれません。ははは、、、

話し始めると一瞬であの頃に戻りました。実は安井さんは、QQEnglishの「超初期」の生徒さんでもあります。生徒が少なくて私が困っていた頃、気をつかって始めてくれたのです。

バブル崩壊とパンデミックで学んだ「助け合い」。大阪でバイク便とセブ島の仲間に再会しました

しかし、なかなかの生徒さんでした。ある時、フィリピン人の先生が「お酒を飲みながら授業を受けている人がいます!」と大騒ぎで報告に来ました。覗きに行くと、安井さんだったのです。

「ライコウさん。これって、英語で楽しく飲めるオンライン『スナック』じゃないの?」 当時はオンライン英会話が始まったばかりで、誰も正解がわからない時代でした。

メチャクチャでしたが、あの時、バイク便仲間が損得抜きで応援してくれた優しさは今でも私の財産です。

思い返せば、かつてバブルが崩壊した時、私たちのバイク便業界は瀕死の状況でした。それでも生き残れたのは、ライバル同士でありながら泥臭く「助け合って」苦境を乗り越えたからです。

本当に困った時に助け合えるのが人であるという原体験は、私の経営者としての根底に今も流れています。

そして今回の大阪には、セブ島からスーツケースいっぱいの大量の荷物を運んできました。大阪の建設現場で働き始めた、元QQEnglishの大工チームの「マックス」に届けるためです。

バブル崩壊とパンデミックで学んだ「助け合い」。大阪でバイク便とセブ島の仲間に再会しました

彼は、学校の校舎を手作業で支え続けてくれた仲間です。世界中が混乱したパンデミックの時、セブ島は厳しいロックダウンに入りました。

学校の存続が危ぶまれる中、大工チームは自宅に帰らず、私と一緒に学校へ「籠城」することを選んでくれたのです。マックス達が先生たちの生活インフラを命懸けで守ってくれたからこそ、今のQQEnglishがあります。

マックスがQQEnglishを卒業し、今年の8月から日本で、技能実習生として建設の仕事に挑戦することになりました。大工チームから日本へ渡ったのは彼が初めてです。

言葉や生活で困っていないか、私だけでなくセブ島の仲間たちも我がことのように心配していました。

バブル崩壊とパンデミックで学んだ「助け合い」。大阪でバイク便とセブ島の仲間に再会しました

私が大阪に行くと知ったセブのスタッフたちは大騒ぎで、フィリピンの調味料やスナック、メッセージカードなど、数えきれないほどの贈り物を私に託しました。

会社を離れても、みんなにとっては今でも大切な「ファミリー」なのです。 WAOJE大阪で講演するビルの1階で半年ぶりに再会しました。荷物を手渡した時、マックスの弾けるような笑顔は忘れられません。

自分の足で汗をかき、荷物を届けて喜んでもらう。私には今でも「バイク便のDNA」が脈々と流れているようです。

前置きが長くなりましたが、今回の本番はWAOJE大阪での講演です。 壇上では、縁もゆかりもないセブ島でどうやって起業し、どう苦難を乗り越えてきたかをお話ししました。

バブル崩壊とパンデミックで学んだ「助け合い」。大阪でバイク便とセブ島の仲間に再会しました

私は大学やMBAでスマートな経営学を学んだわけではありません。

効率よく一攫千金を狙うようなアドバイスはできませんが、「目の前の人を大切にし、本当に困った時に助け合うことでしか、海外でのビジネスは成功しない」ということだけは、熱くお伝えできたと思います。

生徒がいない時に授業を受けてくれた昔の仲間。バブル崩壊を共に乗り越えた同志。

そして、危機の時に学校に籠城して支えてくれた大工チーム。今回の大阪滞在には、私が講演で一番伝えたかった「経営の真髄」がすべて詰まっていました。

QQEnglishでは、英語の先生だけでなく、大工も、ハウスキーパーも、全員を「正社員」として雇用しています。時間をかけて家族のように一緒に良いものを作っていく。それが私の経営スタイルです。

時間もお金もかかりますが、こうして極限状態で助け合ってきた強い仲間がいたからこそ、私たちはあの凄まじいパンデミックも乗り越えられました。

そして、AIの台頭で英語学習が激変している今も、誰一人脱落することなく、みんなで知恵を絞って前に進んでいます。

バブル崩壊とパンデミックで学んだ「助け合い」。大阪でバイク便とセブ島の仲間に再会しました

バイク便からセブ島留学やオンライン英会話へ、扱うサービスは変わりましたが、「預かった大切なものを目的地まで確実に届ける」という使命感や、「本当に困った時に助け合い、最高の仕事をしたい」という気持ちは、30年前から1ミリも変わっていません。

昔の戦友にスーパーセブンで迎えられ、セブの仲間からの想いを大阪へ届ける。海外起業の講演のはずが、私自身の「原点」を思い起こさせてくれる素晴らしい旅になりました。

これからも私は「目の前の仲間」を何よりも大切にしながら、一歩一歩突き進んでいきます。

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