2024.05.08
ニューヨークに行ってきました。
今回はどうしても参加したかった公演があったからです。
なんと、なんと6年前にQQEnglishで英語を学んでいた、落語家の柳家東三楼師匠がマンハッタンのカーネギーホールで独演会をすることになったので、見に行くことにしました。
柳家東三楼師匠は落語で文化庁芸術祭大衆芸能部門新人賞を受賞した、将来の人間国宝候補です。 日本でも活躍が期待されていたのですが「日本の落語を世界のRAKUGOにして世界に広げたい」という思いからセブ島で英語を学習し、一人アメリカにわたって活動されていました。
今回ついに「芸歴25周年、真打ち昇進、柳家東三楼襲名10周年、アメリカ移住5周年」を記念して、カーネギーホールで独演会と言うことになったので、居ても立っても居られなくてニューヨークに来てしまいました。
カーネギーホールで落語が英語で行われるのは史上初の快挙なんです。
東三楼師匠は、QQEnglishのミッションである「To be the gate way to the world」をまさに実践してくださっています。 嬉しくて、嬉しくてしかたありません。
全くの無名の状態でアメリカへ乗り込み、カーネギーホールで独演会を行うまでになったのは、素晴らしいと思います。
今回、思いもよらないことが起こりました。
高座にあがり私のことを見つけた途端、予定の演目になかった噺をはじめました。 それは「ZOO」という噺です。
実は、実は「ZOO」という噺は東三楼師匠がセブ島留学をなさっているときに、「動物園」という落語をQQEnglishの先生と一緒にオリジナルの解釈で英語にした作品だったのです。
私はセブ島の海沿いのキャンパス、シーフロント校で聴いていました。
あれから6年経った今、ニューヨークのカーネギーホールでもう一度聞く感動を想像していただけますでしょうか。
感無量以外の何物でもありません。 当時の光景が走馬灯のようによみがえり、涙がでてきました。
6年前、今は台風でなくなってしまったシーフロント校の海沿いのヴィラで落語会が行われました。 海を背にして落語して頂いたのです。
本来であれば、自然の音が入る屋外は落語を聴くのに良い環境とは言えません。 落語家が世界観を作りにくいからです。
しかし、東三楼師匠は観客を見事に笑いの渦に巻き込んでいました。
英語で行われた落語は日本人だけでなく、韓国人、中国人、ロシア人、ベトナム人、サウジアラビア人、イラン人、そしてフィリピン人の先生やスタッフなど、いろいろな国籍の生徒を笑わせていました。
その時、東三楼師匠がいつもおっしゃる通り、日本の素晴らしい文化が英語の落語を通して広まり、そして、日本の笑いで世界が平和になると実感しました。
少しでも多くの方に英語を話せるようになって頂き、それぞれの人生を、そして世界をも変えて頂きたいと思っています。 QQEnglishをやっていて、本当に良かったと感じたニューヨークでの公演でした。
しかし、、、ニューヨーク滞在24時間、たった一泊の出張は死にそうになりました。 飛行機に乗っていた時間の方が長かったです(笑)
実際にQQEnglishでカランメソッドのレッスンを受講された生徒様3名にインタビュー。
カランメソッドと他のカリキュラムの違い、レッスンの効果、学習のポイントなど様々な視点で語っていただきました!
これからレッスンを受講される方、今現在レッスンを受講している方、少しお休み中の方など、ぜひ参考にしてみてください。
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