2023.07.06
フィリピンでパスポートを更新する必要がある場合、現地での手続きに関してわからないことがばかりで困る方もいらっしゃると思います。
加えて、緊急性の高いパスポート紛失・盗難に遭ってしまったら、途方に暮れてしまうことでしょう。しかし、しかるべき手続きを踏めば、すぐにでもパスポートを再発行・更新することが可能です。
「フィリピンでパスポートを更新したいけど、どこでやればいいの?」
「パスポートをなくしてしまった・・・再発行するための手続きを知りたい!」
「パスポート盗難に遭ったけど、どこに届け出をだせばいいの?」
「日本大使館・領事館の連絡先を知りたい!」
このような意見を持つ方たちは多いと思います。
そこで本記事では、
について紹介します。
フィリピンで語学留学、現地在住を検討・すでにしている方への助けになれば幸いです。
フィリピンでのパスポートを更新する方法を紹介する前に、語学留学を検討している方に向けて、1つアドバイスがあります。
それは、日本からフィリピンへ渡航する前に「あらかじめパスポートを更新しておく」ことです。
フィリピンでパスポートを更新する場合、日本とは文化や勝手が大きくことなるため、予測不能の自体に振り回される可能性が高いです。
加えて、パスポート更新まで一定の日数が必要になる他、文化的な休日により更新日数が遅くなる可能性もあります。
語学留学は非常に価値のある経験なので、渡航前にパスポート関連の懸念は解消しておくようにしましょう。
以下、フィリピンでパスポートを更新する方法について紹介します。
パスポートを所持しているが、パスポートの有効期限が切れてしまった方が該当します。
以下、必要な書類類のリストになります。これらの書類類は「全て原本」で準備するようにしてください。
上記で紹介した5種の書類類に加えて、
上記の5種の書類と、
パスポートの有効期限があと1年未満であり記載事項に変更がない方、パスポートの余白が残り少ない場合が該当します。
以下、必要になる書類類になります。こちらも原本で用意してください。
自分がどの項目に該当しているのか確認後、必要な書類を準備しましょう。
それぞれの原本を準備できたら、現地にある大使館・領事館に足を運んで、パスポートを更新したい旨を係員に伝えてください。
新規・切替申請ともに、4日から6日ほどの日数が必要となりますが、それ以上の日数がかかる可能性があることを知っておきましょう。
加えて手数料がかかるので、在フィリピン日本国大使館のサイトにて確認しましょう。
パスポートの紛失・盗難は緊急性の高い事柄ですが、決して焦らずに取るべき行動をとりましょう。
冷静に立ち回り、以下で紹介する対処法を実践してパスポートの悪用・個人情報の漏洩を阻止してください。
紛失・盗難共に、警察署で証明書を作ってもらう必要があります。
警察署で使える現地のフレーズも紹介しますので、参考にしてみてください。
まずは、マップアプリで最寄りの「Barangay Police Station」を検索してください。
最寄りの警察署で、パスポートをなくしてしまったことを伝えてください。英語でも通じる警察官もいますが、現地によってはそこの言語でないと意思疎通が難しいことがあります。
その場合は以下のフレーズを使ってみてください。
タガログ:「Nawawaka ang passport ko at gusto kong makakuha ng police report」
ビサヤ:「Nawala akoang passport ug gusto ko makakuha ug police report」
どちらも「パスポートをなくしたので、警察報告書をください」という意味になります。
最寄りの警察署で、「紛失証明書」を手に入れたら、再発行に必要な書類を準備しましょう。
こちらも、Google Mapやその他マップアプリで最寄りの「Barangay Police Station」を検索してください。
最寄りの警察署が見つかったら、駐在している警察官の方にパスポートを盗まれてしまった旨を伝えましょう。
英語での意思疎通が難しい場合、以下のフレーズを参考にしてみてください。
タガログ:「Ninakaw ang passport ko at gusto kong makakuha ng police report」
ビサヤ:「Gikawat akoang passport ug gusto ko makakuha ng police report」
それぞれ、「パスポートが盗まれた、警察報告書を作りたい」という意味になります。
現地の人は親切な人が多いため、緊急性の高いことを伝えれば対応してくれます。
最寄りの警察署で、「盗難証明書」を手に入れたら、「フィリピンでパスポートを再発行する方法」を参考にして新しいパスポートを獲得しましょう。
以下、パスポートの再発行手続きに必要な書類を紹介します。こちらも原本を準備してください。
上記の書類類に加えて、
上記の6種の書類と、
以上、自分が該当する項目にしたがって書類類を準備してください。
準備したら、大使館・領事館に足を運んでパスポート再発行手続きを行いましょう。こちらも、4日から6日以上の日数がかかります。
加えて手数料がかかるので、領事手数料をチェックしてください。
住所:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City 6000, Philippines
電話番号 |
(032)231-7321,231-7322 |
FAX |
(032)231-6843 |
メールアドレス |
cebucoj@ce.mofa.go.jp |
開館日 |
月曜日から金曜日 (祝日は除きます) |
電話受付 |
8:30~12:30 / 13:30~17:15 |
受付申請時間 |
8:40~12:30 / 14:00~16:30 |
住所:4th Floor, BI Zone Building, J.P. Laurel Avenue, Bajada, Davao City 8000
電話番号 |
(082)221-3100 |
FAX |
(082)221-2176 |
メールアドレス |
cojd2@dv.mofa.go.jp |
開館日 |
月曜日から金曜日 (祝日は除きます) |
電話受付 |
8:30~12:30 / 13:30~17:15 |
受付申請時間 |
8:40~12:30 / 14:00~16:30 |
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300
電話番号 |
(02)8551-5710、(02)8834-7508 |
FAX |
(02)8551-5780 |
メールアドレス |
cojd2@dv.mofa.go.jp |
開館日 |
月曜日から金曜日 (祝日は除きます) |
電話受付 |
8:30~12:30 / 13:30~17:15 |
受付申請時間 |
8:40~12:00 / 13:30~15:30 |
当記事では、フィリピンでパスポートを更新する方法、パスポートの紛失・盗難に遭ったときの対処法、日本大使館・領事館の連絡先について紹介しました。
パスポートの更新と新規作成では、複数の書類の原本が必要になります。加えて、未成年者の場合には親権者の身分証明書なども必要になりますので、ご参照ください。
もしも、フィリピンでパスポートの紛失や盗難に遭遇したら、決して焦らず対処することが大切です。
紛失・盗難共に、警察署で報告書を作ってもらう必要があるので、当記事で紹介したフレーズを用いてみてください。
語学留学や移住を考えている人は、もしもの時のためにパスポートの更新方法や紛失・盗難被害への対処法について知っておきましょう。