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フィリピン留学

2023.05.01

フィリピン留学をおすすめしないのはどんな人?デメリット・メリットをそれぞれ解説!

留学を志す方にとって、魅力的な候補の一つとなるのがフィリピンでの語学留学です。

しかし、どんな方にもフィリピン留学が適しているとは限りません。今回は、フィリピン留学で後悔しないために、おすすめしない人とデメリット、そしてメリットまでご紹介します。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

フィリピン留学をおすすめしない人


文法・発音を気にし過ぎる人

フィリピンでは、英語が公用語のため、ほぼ全てのフィリピン人が英語を話すことができます。

しかし、あくまでも公用語であり、ネイティブの英語ではありません
そのため、ネイティブならではの発音を習得したい方にとっては、ちょっとした違いが気になることもあるでしょう。

また、フィリピン留学では日本語ではなく英語で授業が行われます。文法の解説も英語になるため、細かい点は参考書などで確認していきましょう。

インプットばかりで積極的に話そうとしない人

フィリピン留学の授業は、座学よりもスピーキングが中心です。

フィリピン人講師や生徒たちと積極的に会話をすることで、語学力を上げていくのがメインとなります。 

単語・文法のインプットももちろん重要ですが、それは日本でもできること。

せっかくフィリピンに来たのであれば、積極的に会話をして英会話力を磨いていきたいですね。

すぐに成果を求める人

これはフィリピン留学に限らないことですが、英語力の向上は長い道のりです。

日本人の私たちが、赤ちゃんの頃から長い時間をかけて日本語の言い回しや漢字を覚えてきたように、英語をマスターするのも一朝一夕では済みません。

短期留学で英語がペラペラになるということはありませんから、コツコツと学習を続けることが大切です。

何よりも失敗を恐れず、アウトプット中心でたくさんの会話の機会を持つことが大切です。

フィリピン留学の3つのデメリット




ネイティブに習いたいという方

フィリピンの公用語は、英語とフィリピン語の2種類です。しかし、第一言語が英語というわけではありません。 

第一言語とは、生まれて最初に身につけ、日常的に使用する言語のことです。

第一言語を英語とする国には、アメリカ、イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国などがあります。いわゆる「ネイティブ」と呼ばれるのが、この第一言語を英語とする人たちです。

一方で、フィリピンでの英語は第一言語にはあたらないため、ネイティブの英語ではありません

もちろん、フィリピン人講師は一定以上の英語レベルの方が採用されているので、初心者の方が気にする必要はないでしょう。

日本人の方に英語を習うよりは、レベルが高いケースがほとんどです。しかし、ネイティブの英語にこだわりを持つ方には、フィリピン留学はおすすめできません。 

治安に不安がある地域もある

フィリピンは、美しい海が広がり、優しい方も多い一方で、地域によっては治安に注意が必要です。 

特に、フィリピンの首都であるマニラへの留学は、観光客狙いの犯罪もあるので注意が必要です。

フィリピンのリゾート地で、留学先として人気があるセブ島であれば比較的治安が良いといえます。

インフラが日本ほど整っていない

東南アジアの特徴として、日本ほどインフラが整っていないフィリピンでは、電気水道の強さや街中の綺麗さにはあまり期待できません。

豪雨による浸水で、フィリピン人講師の家が浸水し、授業が代講になることもあります。

留学生は、寮のルールや門限を守り、寮内で過ごす限りは大きな心配はありませんが、思わぬトラブルに注意してください。

美食の国というほどではなく、レストランのレベルもそこまで高くないと感じる方もいます。しかし、セブにはITパークと呼ばれる、ショッピングモールやレジャー施設で賑わうエリアもあり、安い物価で食事や娯楽を楽しめる点は大きな魅力となります。 

フィリピン留学の5つのメリット 

費用が安い 

一般的なフィリピン留学の相場は、授業料に寮の滞在費や食事代も込みで、1ヶ月に10万円〜20万円程度。飛行機代も、5万円〜7万円程度が相場で、欧米圏への渡航費とは比べものになりません

街中での物価も低いので、お土産や買い物、休日の日帰り旅行も楽しめるでしょう。外食代や旅行代、生活費を加えても、20万円〜30万円あれば十分に留学を楽しめます。

一方で、アメリカやイギリスなどの先進国に留学する場合は、授業料だけで20万円以上、滞在費に15万円以上、渡航費に10万円以上、食費に3万円以上というのが相場です。滞在先での物価も高めで、プチ旅行や飲食にもお金がかかります。

総額で50〜100万円を見込むべき相場を考えると、欧米留学に比べてフィリピン留学の価格帯は魅力となります。

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日本から近い、直行便がある、時差が少ない

日本からフィリピンまでは、マニラでもセブでも4〜5時間のフライトです。

乗り換えなしの直行便もありますから、長距離フライトが苦手な方も安心です。時差もたったの1時間で、翌日から時差ボケなく、すぐに生活に馴染めます。

関連記事:セブ島へ行くなら直行便がおすすめ!行き⽅と航空会社

マンツーマン授業で上達が早い 

欧米の留学では、ほとんどがグループ授業です。

ネイティブのマンツーマン授業は価格が高く、全てマンツーマンという欧米留学はまずないでしょう。

グループ授業には他の生徒と交流できるという魅力もありますが、わからないところを質問できないまま進んでいくと、せっかくの授業が非効率になるリスクも。

一方で、フィリピン留学の授業はほとんどがマンツーマンで、自分のレベルに合った進度で英語を学べます。

セブ島なら南国でリゾート留学

フィリピンの留学先として人気のセブ島は、フィリピンでも屈指のリゾート地です。

観光旅行で訪れる方も多く、美しい海でマリンスポーツを楽しむこともできます。

SMモールやアヤラモールなどのショッピングセンター、安価なマッサージ・スパなど、勉強の合間にリゾート気分を味わえます。足を伸ばして、ボホール島などの、周辺諸島を訪れるのも楽しいですよ。

短期留学に最適

数日〜1, 2ヶ月程度の短期留学なら、フィリピンは最適な留学先の一つです。

日本から距離も近く、1〜2週間の春休みやGWを使って、気軽に訪れられるフィリピン。

毎日〜毎週の頻度で入学を受け入れているため、ご自身のスケジュールに合わせていつでも留学を始められます。

集中的にマンツーマン授業を受けることで、最短で成果を出したい方にもおすすめです。

1日の授業時間が長く、校内に自習室や寮が併設されている学校も多いため、「短期集中」の留学先としてはフィリピンが最適といえるでしょう。

まとめ

フィリピン留学は、インフラの整った先進国で留学したい方や、ネイティブから英語を学びたいという方にはおすすめできません。

一方で、低価格で集中的に英語を学び、短期間で成果を上げたい方には、フィリピンは最適な留学先です。

リゾート地としても人気のセブ島なら、マリンスポーツやショッピングセンターでの買い物など、たくさんの思い出の残る留学となります。

現地の方の生活を見て、東南アジアの雰囲気を体感するのも楽しいでしょう。

フィリピン留学を検討する方は、メリットとデメリットをきちんと把握し、後悔しない留学先を選んでいただければ幸いです。

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