2024.09.19
円安の影響で留学費用が気になる方も多いのではないでしょうか?
そんな方に朗報です。
この記事では、費用を抑えつつ英語をしっかり学べる国を厳選して5つご紹介します。
太平洋に位置する島国から、ヨーロッパや南太平洋の魅力的な留学先など、世界中からセレクトしているので、参考になりますよ。
各国のそれぞれのメリットを比較することで自分に最適な留学先が見つかるので、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
では早速、「英語が習得できるけど留学費用が安い」おすすめの国をランキング形式で計5つ紹介します。
1位から順番に紹介するので、気になる国があったらメモしておいてください。
留学費用を抑えて英語留学をしたい人におすすめの国、第1位は「フィリピン」です。
フィリピンは安く留学できることで有名ですが、メリットは安さだけではありません。フィリピン留学のメリットとしては、以下の3つが挙げられるでしょう。
フィリピン留学はあらゆる費用が、他の英語圏への留学よりも抑えられます。語学留学に4週間行った場合、主要国の費用とフィリピンの費用がこちらです。
主要な留学先 |
4週間の授業料相場 |
アメリカ |
約40万円 |
イギリス |
約35万円 |
オーストラリア |
約30万円 |
フィリピン |
約10万円 |
他の主要国と比べても、おおよそ1/4〜1/3程度の価格で留学できるのは嬉しいですね。
また、フィリピンで行われている英語教育は決してレベルが低くなく、むしろ他の国よりも優れている点が多々あります。
例えば、セブ島やマニラには多くの英語学校があり、教育の質が高いことで有名です。
他の語学学校はクラス形式で先生から生徒への一方通行のティーチングが多いのに対し、フィリピンではクラス形式の授業だけでなく、フィリピン人英語講師とのマンツーマンレッスンの時間も豊富にあります。
英語はアウトプットの時間で習得にかかる時間が左右されるので、英語を話す時間が長く取れるフィリピン留学は非常にメリットが多いのです。
さらに、フィリピン人はとてもフレンドリーな方が多く、「現地でフィリピン人の友達をたくさん作れた」という日本人の声が多数あります。
フィリピンでは英語を日常生活でも使う機会が多いため、友だちを作りながら英語を学べるので一石二鳥だと言えるでしょう。
次におすすめなのが、ヨーロッパに位置する「マルタ」です。
ヨーロッパと聞くと「物価が高そう」と思われるかもしれませんが、マルタはその中でも留学費用が比較的安い国だと言われています。
そんなマルタのおすすめポイントは以下の3つです。
前述したとおり、マルタは授業料や生活費が他の欧州諸国と比べてリーズナブルです。留学費を抑えながら、ヨーロッパへ留学したい人におすすめの国となっています。
また、ヨーロッパ圏では珍しく、英語が公用語として使われているのも特徴のひとつ。そのため、英語を教える語学学校も多く、教師の質も非常に高いです。
マルタは英語が話せるヨーロッパの国ということで、ヨーロッパ中から英語を学びたい留学生が多く滞在しています。
そのため、マルタ人だけでなく、グローバルにさまざまな国籍の方と交流したい人にとっては魅力的な選択肢となるでしょう。
南太平洋に位置する島国であるフィジーも、費用を抑えながら英語留学ができるおすすめの国です。
オーストラリアの東側、ニュージーランドの北側にあるフィジーは自然豊かな環境で英語を学びたい人におすすめです。
フィジーのおすすめポイントは以下の3つです。
フィジーは日本よりも物価が低いため、アメリカやイギリスなどの欧米諸国への留学よりも費用を抑えられます。
公用語は英語となっており、人気の留学先であるオーストラリアやニュージーランドからも近いため、穴場の留学先とも言えるでしょう。
フィジーは自然豊かで、リラックスした雰囲気の中で勉強できます。現地の人々もフレンドリーで、留学生に対して親切に接してくれる点も魅力です。
「大都市への留学は怖い」という方におすすめの留学先となっています。
第4位はニュージーランドです。教育水準が高く、留学費用も他の英語圏の国々と比較すると安い国です
ニュージーランドのおすすめポイントは以下の3つです。
ニュージーランドは今回紹介する国の中で唯一、英語が母国語です。そのため「英語ネイティブから生の英語を学びたい」という目的がある方は、ニュージーランドは非常におすすめとなっています。
他の英語圏の国に比べて物価が低いですが、教育レベルは非常に高水準。世界中から英語を学ぶために留学生が集まっています。
ニュージーランドはとにかく自然環境が素晴らしいです。1年中何かしらのアクティビティが楽しめるため、勉強だけでなく海外で海外らしい経験をしたいという方はニュージーランドを留学先に検討してみてはいかがでしょうか。
最後におすすめする留学先は、マレーシアです。
マレーシアは発展途上国として認知している方も多いと思いますが、2024年現在では東京よりも大きな都市があるほどに発展しています。しかし、物価はまだ日本より安いものが多く、留学先におすすめの国です。
マレーシアを英語留学におすすめする理由は、以下の3つです。
マレーシアは世界中から観光客・留学生・ビジネスマンが集まっており、非常にグローバルな環境です。そのため、同じ英語と一口に言っても、さまざまなアクセントの英語に触れられるでしょう。
物価は上がってきているものの、まだ日本のほうが少し高いので、お得に留学できる今のうちに行くのがおすすめです。
日本からの航空券も安く、格安航空(LCC)を利用すれば往復5万円前後で行けるため、日本との往復も難しくありません。急な用事で日本にすぐに帰れるのは安心ですね。
以上が、留学費用が安いおすすめの国ランキングでした。
ここまでおすすめの留学先を紹介しましたが、自分に合っている国を選ぶのは簡単ではありません。
そこで、この項目では留学先選びに公開しないための気をつけるべきポイントを計3つに分けて解説します。
ひとつずつ見ていきましょう。
留学費用が予算内であることは、事前に確認しておきましょう。留学にかかるお金には際限がありません。
オプションを追加しようと思えばいくらでも高くなるものなので、事前に予算の範囲を設定しておくのがおすすめです。
予算が決まってしまえば、後は他の2つのポイントに気をつけながら、自分の英語学習の目的と照らし合わせて適切な国を選択してください。
「予算がどうしても足りない」という方は、奨学金などの制度の活用も検討してみてください。
国の留学支援制度や、留学する若者を応援する団体などの情報を自分で収集し、上手に費用を集めることも大切です。
気候や食べ物が自分に合うかどうかも重要なポイントです。
留学先の気候が自分に合わないと体調を崩しやすくなります。特に、寒暖差が激しい地域や、湿度が高い場所は注意が必要です。
海外で体調を崩すことは非常にメンタルを不安定にさせます。また、せっかくの大切な留学の時間を寝込んでる時間に割きたくはないですよね。
全くストレスがない環境を実現するのには不可能ですが、事前に回避できそうな問題などは把握して対策することが大切です。
最後のポイントは「その国の英語が自分の習得したいアクセントかどうか」です。英語と一口に言っても、国・地域によってさまざまなアクセントがあり、ワードチョイスなども異なります。
そのため、自分の理想とする英語が学べる環境に身を置くのがおすすめです。
例えば、イギリス英語の発音に憧れているならイギリス英語が学べるイギリスやアイルランドに行くべきでしょう。ハリウッド俳優のようなアメリカ英語を習得したいなら、本場アメリカへ留学するなど。
「でも、イギリスやアメリカの留学費用は高いから…」と悩まれている方には「2カ国留学」もおすすめです。
2カ国留学とは、最初の数ヶ月は留学費用の安い国で英語の基礎を学ぶために留学し、その後、応用としてアメリカやイギリスなどの物価が高い国でネイティブの英語を学ぶという手法です。
円安の今、2カ国を採用する人は多いです。その際、1カ国目として人気なのが「フィリピン」です。フィリピンは短期留学にも長期留学にも使えるため、2カ国留学での基礎固めに使ってみてはいかがでしょうか。
今回は、留学費用が抑えられるおすすめの留学先を計5つ紹介しました。もう一度、おさらいしておくとおすすめの留学先は以下の5つです。
各国ともにそれぞれの魅力があり、一概に「〇〇が一番だ」と断言することはできません。ただし「留学費用をできるだけ抑えて留学したい」というニーズを叶えるなら、フィリピンが一番おすすめです。
自分の留学の目的・予算を予め明確にして、ぜひこの記事を参考に留学先を選んでみてください。