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2023.07.24

留学の持ち物まとめ!留学に行く際の必需品とは?

留学持ち物

留学手続きがひと段落した後にしなければいけないのが荷物の準備。

「長期間の留学には何を持っていかないといけないんだろう?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

今回は留学に必要なもの、あれば便利なものについて海外に1年間滞在したこのある経験者が解説します。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

荷物の大きさ・重さの目安はどれくらい?

「とりあえず持てるだけ荷物を持っていこう」、「一番大きなスーツケースを持っていこう」と考えている方もいるかもしれません。

荷物が重かったり、多かったりすると空港での飛行機チェックインで余計な費用が発生する可能性があることを知っていますか?

それぞれの航空会社が規定している無料で預けることができる受託手荷物の数や重さ、無料で機内持ち込みできる荷物の数や重さを超えると追加料金が発生する場合があります。

エコノミークラスを利用する場合、23kg以内のスーツケース1個と10kg以内の手荷物1個とするのが理想的です。

詳細について下で解説していますが、JALやANAの国際線であれば、23kg以内の手荷物を2個まで無料で預けることができます。

フィリピンに留学する場合、フィリピン航空も23kg以内の手荷物2個まで預けられます。

関連記事:フィリピン航空完全ガイド!ANAとマイル共有も可能

しかし航空会社によっては20kg以内の荷物を1個までなら無料で預け入れる場合もあります。したがって荷物は20kg程度まで抑えることができれば追加料金の心配をする必要がありません。

※LCCでは受託手荷物が含まれない場合があるため注意が必要です。

JALの受託・機内持ち込み荷物の規定

https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/baggage/checked/

引用:JAL「お預けの手荷物」

JALの国際線にエコノミークラスで搭乗する場合、1個あたり23kg、合計2個まで荷物を預け入れることができます。

規定の荷物量を超えると追加料金が発生します。

https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/baggage/checked/

引用:JAL「お預けの手荷物」

機内持ち込みできる荷物は縦横高さの3辺の和が115cm、重さ10kg以内です。

規定の大きさを超えると手荷物として機内持ち込みができず、預入荷物となる場合があります。

ANAの受託・機内持ち込み荷物の規定

引用:ANA「無料でお預かりするサイズとルール」 https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/boarding-procedures/baggage/international/baggage-free/

引用:ANA「無料でお預かりするサイズとルール」

ANAの国際線にエコノミークラスで搭乗する場合、1個あたり23kg、合計2個まで荷物を預け入れることができます。規定の荷物量を超えると追加料金が発生します。

引用:ANA「無料でお預かりするサイズとルール」

機内持ち込みできる荷物は縦横高さの3辺の和が115cm、重さ10kg以内です。規定の大きさを超えると手荷物として機内持ち込みができず、預入荷物となる場合があります。

留学に必須の持ち物

留学に必須の持ち物として、持っていかなければ入国ができなかったり、現地での生活に影響が出たりする物をご紹介します。

海外留学

有効期限に余裕のあるパスポートとそのコピー

海外渡航するために必ず持っていかなければならないのがパスポート。パスポートがなければそもそも飛行機に乗ることができません。

パスポートの取得には1週間〜2週間程度がかかるため、留学を検討している方でまだ持っていない方は早めに申請をしましょう。

パスポートのコピーもいざという時に役に立ちます。例えば海外でパスポートを紛失した際に、一時的な身分証明書として利用できる場合があります。

注意しなければならない点はパスポートの有効期限です。

例えばフィリピンに入国する際には有効期限が6ヶ月以上あるパスポートの提示が求められます。

そもそも有効期限が切れていないか、渡航先に入国するために必要な有効期限が残っているかを事前に必ず確認するようにしてください。

ビザ・入国審査に必要な書類

イギリスのコンサルティング会社「ヘンリー&パートナーズ(H&P)社」が2023年1月に行った世界のパスポートランキングによると、日本のパスポートがあれば世界の193ヵ国にビザを取得することなく入国することができます。

ただし、長期間滞在する場合や現地で就労する場合はビザを取得しなければなりません。

自分が滞在する国、期間、目的にあわせてビザや入国審査に必要な書類を用意しましょう。

現金(現地通貨/日本円/米ドルなど)

渡航先の通貨と日本円を持っていくことをおすすめします。

先進国ではクレジットカードが使用できて現金をほぼ使わない場所もある一方で、発展途上国はまだまだ現金社会です。

現地到着後、空港から宿泊先のホテルに向かうためのタクシーでいきなり現金が必要になる場合があります。

空港には両替店があることがほとんどですが、国によっては日本円では両替できない場合があるため、現地通貨やアメリカドルを用意していくとより安心です。

キャッシングができるクレジットカード

現金を使い切ってしまった時や盗難に遭い現金が全てなくなった時でもキャッシングができるクレジットカードがあれば困ることはありません。

キャッシングとはクレジットカードを使って現地のATMからお金を引き出すことです。

キャッシングを利用してATMからお金を引き出す度に数百円程度の手数料がかかり、引き落とした金額には利子が付きます。

ATMから引き出した金額をキャッシングしてすぐに返済できるクレジットカード会社もあります。

そのようなクレジットカードを利用すると、利子をほぼゼロに抑えることも可能です。

海外旅行保険

海外で怪我をしたり体調を崩して病院に行く際は日本の保険証は使えないため、医療費が高額になる場合があります。

事前に海外旅行保険に加入していれば、医療費を保険でまかなうことができます。

海外旅行保険の加入方法は以下の2つ。

・保険会社が提供する海外旅行保険に加入する
・クレジットカードの付帯保険を利用する

保険会社が提供する海外旅行保険に加入する

保険会社を通して海外旅行保険に加入することができます。

適用期間や保険内容により料金は変動しますが、1ヶ月あたり20,000〜30,000程度と見積もっておきましょう。

後述するクレジットカードの付帯保険よりも費用はかかりますが、補償内容は充実しています。

クレジットカードの付帯保険

クレジットカードの付帯保険をご存知ですか?

付帯保険には利用付帯と自動付帯の2種類があります。

利用付帯とは海外旅行の航空券などの旅費をクレジットカードで支払った際に無料で適用される保険で、自動付帯とはクレジットカードを所持しているだけで無料で適用される保険のことです。

保険が付帯しているクレジットカードで条件を満たすと、海外旅行保険が適用されるため、わざわざ保険会社の海外旅行保険に加入する必要がありません。

病気や怪我の治療費、携行品損害、賠償責任など補償内容はさまざまです。

ただし付帯保険の場合、保険適用期間が短く定められていたり、加入する海外旅行保険よりも補償額が小さい場合があったりするため注意が必要です。

simフリーの携帯電話

海外渡航する際はsimフリーの携帯電話を持参しましょう。

国内の通信キャリアを海外で使用すると高額な通信費を請求される恐れがあるため、滞在中は現地の通信キャリアを利用することをおすすめします。

海外でsimカードを購入しても、simフリーの携帯電話を持っていないと使用できません。

ご利用中の通信キャリアの店舗やWebページからsimロックを解除することができます。

航空券情報のコピー

航空券を予約した際に発行されるe-ticketは印刷していくことをおすすめします。

空港で飛行機のチェックインを行う際にe-ticketの提示を求められる場合があります。

PDFをスマートフォンで表示するという方法でも問題はありませんが、携帯電話を紛失した場合に自分が搭乗する飛行機の情報を確認するためにもe-ticketを印刷してお持ちすることをおすすめします。

衣類・アメニティ

留学の期間、場所、滞在先の季節などにより、持っていくべき荷物とその量は変わります。

以下に必要なものの例を記載します。

・服
・ズボン
・下着
・靴下
・タオル
・靴/サンダル
・歯ブラシ、歯磨き粉
・日焼け止め、ボディクリーム
・シャンプー、ボディソープ

服やズボンは渡航先の気候にあわせて持参しましょう。衣類は現地でも購入することができますが、歯磨き粉、日焼け止め、シャンプーなどは日本製のものを見つけることができるとは限りません。

自分の体に合わないものがある場合は国内から持っていくことをおすすめします。

学習に関連する持ち物

留学先での学習効果を最大化するためにも、学習に関連する持ち物を持参しましょう。

・ノートパソコン/タブレット
・文房具
・参考書/単語帳
・辞書

など

留学先で課題の提出などが求められる場合、ノートパソコンは必須です。

参考書や単語帳は普段から使い慣れているものを持っていくことをおすすめします。

旅行やレジャーに関連する持ち物

・旅行用バッグ/ポーチ
・カメラ
・変換アダプター
・ガイドブック
・モバイルバッテリー
・水着

観光をする際に必要最低限の物を持ち歩くために、旅行用のバッグやポーチがあると便利です。

海外生活ではスマートフォンはライフラインといっても過言ではありません。外出先で電池が切れても大丈夫なようにモバイルバッテリーを持参しましょう。

あると便利な持ち物

・ハンガー
・洗濯紐
・延長コード
・折り畳み傘
・日本食/調味料

洗濯物を乾かすスペースが限られている時に、ハンガーや洗濯紐は大活躍します。100円均一ショップで売っているもので十分です。

また、長期間海外に滞在すると日本食が恋しくなるでしょう。

海外でもレストランで日本食を食べることはできますが、どうしても値段が高くなります。

味噌汁や袋麺などは荷物がかさばらない範囲で持参してみてはいかがでしょうか。醤油、みりん、出汁があれば、自分で日本の味を再現できます。

地域や気候に応じた持ち物

・ダウンコート、ウルトラライトダウン
・ニット帽、手袋、厚手の靴下
・ヒートテック
・虫除けスプレー
・蚊取り線香

その場所特有の気候がある地域に渡航する場合は、それに応じた物を持っていきましょう。

寒い場所にいく場合はダウンコート、手袋、厚手の靴下を忘れないようにしてください。UNIQLOのウルトラライトダウンやヒートテックが大活躍します。

温暖な気候の場所に行く場合は虫除けスプレーや蚊取り線香を持参しましょう。

東南アジア、南米、アフリカにはマラリアが流行している国もあります。マラリアは治療が遅くなると命に関わる場合もあるので、未然に防ぐ努力が必要です。

まとめ

出入国に関わるもの、現地での生活に関わるもの、あれば役に立つものという順番で荷物を整理していきましょう。

パスポート、ビザ、クレジットカード、現金などは必ず持参するようにしてください。

特にパスポートは残存する有効期限の長さもとても重要です。

「パスポートを取得したのはかなり前だな」「そもそもパスポートを持ってない」という方は、まずパスポートの準備から始めましょう。

パスポートの申請にも時間がかかるため、余裕を持って出発の1ヶ月前には準備を始めるようにしましょう。(ビザの申請には数ヶ月かかるものもあるため、余裕を持った準備が必要です)

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