2017.03.08
こんにちは、ふみかです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今日は、セキュリティガードのお話です。
セキュリティガードの事を、現地の人たちは「ガード」と呼んだり「チーフ」と呼んだりしています。ガードは、とても身近な存在で、大きな施設では必ず、入口や重要な場所で、いろいろな備えの為に頑張っています。
シーフロント校でも、ガードがいます。ゲートと館内と海側と3か所に24時間体制で立っています。
「チーフ! マネージャーはどこ?」
「ガード! 生徒さんがキーインしたって!」
最初のは、スタッフが顔色を変えてマネージャーを探している時の声です。ガードは、すぐさま、「カフェです!」と答えたり、他のガード達に連絡を取って、どこにいるか確認してくれます。
二件目は、生徒さんが、ドアキーを部屋の中に入れたままドアを閉じてしまった時です。部屋に入れなくなった生徒さんの為に、部屋を開けてくれるようにお願いしています。
館内ガードは、不審者がいないか、定期的に見回りに出ます。ゲートガードは不審人物を中に入れないように、危険物を持ち込まれないように、見張っています。海側のガードは、船で物売りなどが近づいてこないようにしています。どのガードもそれぞれ厳しい警備の仕事があるのです。
なのに、みんなの「ガード!」と呼ぶ声はとても気軽です。答えるガードも、ニコニコしています。緊張感の欠片もありません。いざと言う時の厳しい顔を見たことがなければ、お人よしの集団にしか見えません。
お蔭で、生徒さんの人気もぴか一です。
外に出る時にはゲートパスが必要です。入館管理なのでガードの管轄です。ですから、外によく行く生徒さんは、ガードと馴染みになっていきます。
「い・て・ら・しゃ・い!」
「いたらしゃい?」
「いってらっしゃい!」
「いってらっしゃい?」
「そう! うまいよ!」
生徒さんが、ガードに日本語を教えています。「そう、うまいよ!」と飛び跳ねるように喜ぶ生徒さんに、満面の笑顔で笑っているガードです。得意げです。
生徒さんにとっては、習った英語を、ドキドキしながら実践として話すがガードです。だからでしょうか。用事があっても、なくても、一言、立ち止まって話して行こうとする人が結構います。
シーフロント校の名物です。この雰囲気がとても好きです。