2018.10.05
こんにちは!ジュンペイです。
今日は、英語の発音を上達させる練習法について。実際に海外で英語を使うシーンとなると、それなりの発音レベルが求められるもの。一回でスムーズに通じる発音力を身につけるためにはどんな練習方法が最短で効率的なのでしょうか?
これは実際に自分でやってみた結果効果が大きかったのですが、まずは英語の発音の基礎中の基礎であるアルファベットの発音からマスターすること。
よく、小さい頃に歌った歌で「a, b, c, d, e, f, g・・・・・・」というものがありますよね。
誰もが聞いたことがあり、とても簡単な歌ですが、自分は海外に来てから軽視できないと感じるようになりました。
英語の発音の基礎中の基礎である、一つ一つのアルファベットをマスターすることは単語、フレーズを今後発音する上で非常に大事な要素になります。
スポーツで言うなら、例えば野球であればバッティングフォーム全体を構成する一つ一つの要素、つまりバットの握り方だったりスタンスのとり方。重心のイメージなど、部分的な基礎を一つひとつ固めていくことに相当します。そのどれもが適当であっては完璧なフォームは生まれないし、一つ一つの基礎があるからこそより高いレベルでのパフォーマンスを発揮できます。
簡単だからといって一つひとつの発音をないがしろにせず、むしろ毎日のようにアルファベットの歌を歌うのは効果的です。特に、歌う際にせっかくなので大きい口を開けて、体の奥からしっかりと声を出してみましょう。また、実際に自分が発音したときの口の形を覚えておき、ネイティブに近づけるように工夫するのがオススメです。母音だけでなく子音に特に注意を払うと、英語らしい発音の上達が早くなります。
アルファベットの正しい発音を固めたあとは、実際に使う単語へ。
I, you, have などたくさんの単語がありますが単語の発音において大事なポイントは2つ。
一つは、先ほど身につけたアルファベットの発音をフル活用すること。
例えば、haveという単語なら実際の発音は「ハァ-ブ」となります。このときに、無意識のままカタカナ読みになってしまうのではなくて、先程のアルファベットでの発音のように口の開け方などをしっかりと意識してみることで格段に相手に伝わりやすくなります。
日本人は恥ずかしがる事によって口が閉じ気味になり、結果的に相手からすると聞き取れないことが多いため、少し恥ずかしくても思い切って口を開けた練習をしてみることをオススメします。
2つ目は、単語ごとのアクセントをマスターすること。つまり、単語の中でどこがメインで発音するパートなのかを把握しておくことです。
例えば、この「Priority」という単語を例に上げると、アクセントは「o」になります。
つまり、そこが山になるように抑揚を付けて発音します。模範解答はこちら。
単語ごとのアクセントにも気をつけて、発音しながら覚えていくことで、それはやがて現場で使えるワードになっていくでしょう。
アルファベット、単語とマスターできれば最終段階はセンテンス、フレーズでの話し方を極めていくこと。
基本的に、注意点は今までと全く同じで
・アルファベットの発音を使う
・大きく口を動かして発音する
・単語ごとのアクセントを意識する
・文章全体でのアクセントも意識する
ということです。最後の一点だけが新しく加わったポイントです。
ネイティブが話す英会話だと、子音の発音はフレーズ内ではあまり聞こえなかったり、省略されたり、前後の音とつながるケースが多いです。
例えば、「I used to do that every day」だと、実際の発音だと「アィューストゥ ドゥダッ エーヴィディ」のように、前後がつながった発音になります。
こういったフレーズならではの発音や音の変化に慣れないと、なかなか会話を聞き取ることは難しいかもしれません。
大切なのは、フレーズやセンテンスでは文章全体でのアクセントがあったり、単語の発音がショートカットされる場合もあると理解しておくこと。
まずはネイティブのリーディングや実際の会話に聞き慣れて、一つのステップごとに上達を目指していきましょう。
ジュンペイ