2019.01.24
こんにちは!ジュンペイです!
皆さんは、セブで年に1回の大イベントである「Sinulog(シヌログ)」をご存知でしょうか?
その盛大さと言ったらもうすごくて、街中がごった返して身動きが取れなくなるほどのイベント。イメージとしては、ブラジルのリオのカーニバルのアジア版と言ったものでしょうか。そんなシヌログが1月20日に開催されたのですが、QQEnglish校内ではそれに先駆けたシヌログコンテストが実施されました。
シヌログのことを知らない人は、何それ?どんなイベントなの?と疑問に思うことでしょう。超わかりやすく一言で言うならば、サンバとかリオのカーニバルとか、ああいった雰囲気のイベントです。厳密に言うとキリスト教のイベントで、イエスの像を掲げて祀るといった意味があり、セブ島では各学校や地区単位でダンスチームを結成し、セブシティで一日中踊るのがシヌログです。
実際のシヌログに出場する人は民族衣装を来て、フェイスペイントをします。なんというか、その模様がエイジアンとラテンのテイストが入り混じり、とてもエキゾチックな感じです。例えるなら、日本にある民族衣装のお店にありそうな服を来てフィリピンの人が踊っているようなイメージです。
今回出場したのは5名の生徒さん。韓国、ロシア、ベトナムに日本と、多国籍なメンバーです。出場した生徒さんは、衣装担当の先生のヘルプが付いて、フィリピンの民族衣装らしく帽子をかぶってフェイスペイントも。民族衣装らしく仕上がったあとはいよいよコンテスト開始で、100名近くの生徒さんと先生が見守る中、幕が上がったのでした。
そこから、一人ひとりが壇上に上がってアピールタイムが始まりました。
審査項目がいくつかに分かれており、見た目や観客へのインパクトなど、4つの項目が。まずは、ティーチャーウォルターから説明が。
そんなことより、見ている側としてはそれぞれのダンスや衣装などがとても印象に残りました。こちらが、まず会場を沸かせたカンナムスタイル。
他にもロシアの女性がシヌログの衣装を着ているのを見ると、ロシアンビューティーと衣装のエキゾチックな感じが融合して真新しいルックスで、
ベトナムの長身のイケメン男性が衣装を着ると、同じ東南アジアだからか自然な感じに見えたり。何より一つ言えるのは、みなさんキャラが濃かったです。
韓国の男性は入場時にカンナムスタイルの動きをのっけから披露して会場をドッと沸かせたりと、各国の持ち味が出ていて非常に面白かったです。
フィリピンの先生はもちろんのこと、会場にいる全員が心からイベントを楽しんでいるのが見てとれてました。
そして、日本からは2名の生徒さんが参加!
一人は大和撫子のような若い日本人女性。
もうひとりは、全身ムキムキに鍛え上げた力強い男性。
日本の男女の良さをはっきりと象徴してくれたようなお二人でした。(ムキムキマッチョは日本らしくはない?笑)
日本人の女性生徒さんが入場したときには周りから「Kawaii~!」「Cute!」という歓声が飛んでいました。それに対し、マッチョの日本人男性は上半身裸体で筋肉をむき出しにし、あえて体をゆさゆさ揺らしながらの入場。
その男らしさに、女性中心だった会場はさらに盛り上がり、先生や生徒さんもテンションが最高潮へ。
女性からのキャーという声と、男性陣の笑い転げる声が入り混じり、まさに会場を席巻。
カメラマンの僕も、撮影しつつも思わず笑ってしまいました。
全員のパフォーマンスが終わり、いよいよ審査タイムへ。審査はQQEのマネージャー陣が行いました。
3人の候補者が表彰され、賞品もついています。
まずはロシアの生徒さんが入賞。
続いて、日本人のマッチョな生徒さんが堂々の入賞。
最後に勝ち残ったのは、日本人女性の生徒さんでした!大和撫子は世界でも通用している?と思わせてくれた、そんなイベントでした!
イベント好きな先生が多いフィリピン留学では、こういった様々な催しが年間を通してよく行われます。本当に、親しみやすさが先生たちのウリで、それをきっかけに学校内も常に=明るい雰囲気で他の生徒さんとも友だちになりやすいのがこの国に来るメリットかも知れません。そんな、南国の明るい雰囲気を楽しみたい方はいつでもお待ちしています。
(留学生の日常)(フィリピン事情)