英語の多読とは?学習効果・正しいやり方・おすすめ本を完全解説

「英語の多読をしたいけど、どの本から始めればいいかわからない」「そもそも多読って本当に効果があるの?」と悩んでいませんか?
英語の多読は、正しいやり方と本選びさえ押さえれば、リーディング・リスニング・語彙力を同時に伸ばせる非常に効率的な学習法です。
本記事では、英語多読の基本から得られる学習効果、失敗しない本の選び方まで徹底解説します。
この記事を読み終える頃には、今日から多読を始めるために必要な知識がすべて揃うはずです。
ぜひ最後までご覧ください。
英語の多読とは?基本を30秒で理解する
多読の定義
多読とは、自分のレベルに合った英語の本や記事を辞書に頼らず大量に読み進める学習法です。
1冊をじっくり精読するのではなく、とにかく多くの英文に触れることを最優先にします。
「読む量」を積み重ねることで、英語を英語のまま理解する力が自然と身についていきます。
普通の読み方との違い
一般的な英語学習では、知らない単語を辞書で調べながら丁寧に訳していく「精読」が主流です。
一方、多読では辞書を使わず、日本語に訳さず、わからない部分は読み飛ばして前に進みます。
「完璧に理解すること」より「大量に読み続けること」を重視する点が普通の読み方との最大の違いです。
英語の多読で得られる5つの学習効果
多読は単に「読む量を増やす」だけでなく、英語力全体を底上げする学習法です。
QQEnglishで国際資格TESOLを取得した教師たちが多読を推奨する理由も以下の5つの効果にあります。
英文への抵抗感が薄れる
自分のレベルに合った英文を毎日読み続けることで「英語は難しい」という心理的なハードルが自然と下がります。
「読めた」という小さな成功体験の積み重ねが、英語学習全体への自信につながります。
速読力が身に付く
多読では英語を語順のまま処理するため、返り読みの習慣がなくなります。
結果として、英文を読むスピードが着実に上がっていきます。
単語の意味を推測する力が育つ
辞書を使わずに読み進める中で、文脈から単語の意味を推測するトレーニングが自然に積まれます。
この力は、TOEICや英検®︎などの試験でも直接役立つスキルです。
リスニング力が向上する
英語を語順のまま理解できるようになると、リスニング時にもリアルタイムで英語を追えるようになります。
多読はリーディングだけでなく、聞く力の底上げにも効果的です。
語彙力が向上する
同じ単語や表現を様々な文脈で繰り返し目にすることで意味だけでなくニュアンスや使い方まで自然に身につきます。
暗記に頼らず、使える語彙が増えていくのが多読の大きな強みです。
多読を始める前に知っておくべき4つのルール
多読は「ただ読めばいい」わけではありません。
効果を最大限に引き出すために、始める前に必ず押さえておくべきルールが4つあります。
辞書は使わない
知らない単語が出てきても、辞書を引くのはNGです。
そのたびに手を止めると読むリズムが崩れ、文脈から意味を推測する力も育ちません。
わからない単語は読み飛ばし、前後の流れで理解する習慣をつけましょう。
英語の語順のまま読む
英文を後ろから訳す「返り読み」は、速読の最大の敵です。
英語は語順通りに意味を追うのが基本。
最初は難しく感じても、繰り返すうちに自然と英語のリズムで読めるようになります。
日本語に訳さない
「英語→日本語」に変換する作業が挟まると処理速度が大幅に落ちます。
意味をイメージや場面として直接捉えることを意識してください。
訳せなくても内容がつかめていれば、それで十分です。
飽きたら次の本へ移る
義務感で読み続けると多読そのものが苦痛になります。
興味が薄れたと感じたら、迷わず別の本に切り替えましょう。
継続が最大の武器なので「楽しく読み続けられる状態」を最優先にしてください。
失敗しない本の選び方
多読の効果は、本選びで大きく変わります。
いくら続けても、レベルが合っていない本を選んでしまうと学習効果は半減します。
辞書なしで80〜90%理解できるレベルを選ぶ
ページを開いたときに、辞書なしでおおよその内容が把握できる本が多読に最適です。
知らない単語が多すぎると読み進めるのが苦痛になり、挫折の原因になります。
「少し簡単かな」と感じるくらいのレベルがちょうどよい目安です。
興味のあるテーマ・日常生活テーマから選ぶ
好きなジャンルや身近な日常生活を題材にした本は、内容を推測しながら読み進めやすく、継続しやすいのが特徴です。
ファンタジーやSFのような非日常的なテーマは、専門用語が多く初心者には難しいため、慣れてから挑戦するのがおすすめです。
【初心者・子供向け】おすすめグレイデッド・リーダーズ6選
英語多読の本を選ぶ際に特におすすめなのが「グレイデッド・リーダーズ」です。
グレイデッド・リーダーズとは、英語学習者のレベルに合わせて語彙数や文法の難易度が段階的に調整された書籍シリーズのことです。
レベルが細かく分かれているため、自分の英語力に合った本を選びやすく、無理なくステップアップできます。
| シリーズ名 | 特徴 | 対象レベル | 音声 |
| ラダーシリーズ | 日本人向け、伝記やビジネスも豊富 | 初心者〜上級 | 一部あり |
| オックスフォード(ORT) | 英国の教科書。自然な日常表現 | 子供・超初心者 | あり |
| ペンギン・リーダーズ | 映画や名作の書き換えが豊富 | 初心者〜上級 | あり |
| ケンブリッジ | 現代的なテーマ・書き下ろし中心 | 初心者〜上級 | あり |
ラダー・シリーズ
日本の学習者向けに開発された英文リーダーシリーズです。
英検®︎4級から準1級レベルまで5段階に分かれており、100冊以上のタイトルが揃っています。
クラシック文学からビジネス書まで幅広いジャンルをカバーしており、自分の興味に合った一冊が見つけやすいのが特徴です。
巻末に語注が付いているため、どうしても気になる単語だけ確認することもできます。
ケンブリッジ・イングリッシュ・リーダーズ
イギリスのケンブリッジ大学出版局が発行する、世界標準の多読教材です。
初心者から上級者まで7段階のレベルに対応しており、現代をテーマにした作品が多いため、日常で使える英語表現を自然に身につけられます。
全作品に音声が付いているため、リスニング学習との組み合わせにも最適です。
ペンギン・リーダーズ
世界的な出版社ペンギン・ブックスが提供する多読シリーズです。
オリジナルストーリーから著名な文学作品、映画原作小説まで幅広いジャンルを取り揃えており、好みに合わせて選べます。
巻末のミニテストや単語リストに加え、音声データやワークシート、テストなどの付属教材をサイトから入手できます。
ピアソン・イングリッシュ・リーダーズ
400タイトル以上を展開する大規模な多読シリーズです。
英検®︎3級から1級レベルに対応しており、特に中級者から上級者向けの教材が充実しています。
アクティビティノートなどの副教材も豊富で、読み進めながら理解度を確認できる仕組みが整っています。
オックスフォード・ブックウォームス・ライブラリー
オックスフォード大学出版局が出版する多読教材で、6段階のレベルに分かれています。
物語形式・コミック形式・インタラクティブ形式の3タイプがあり、選択肢の豊富さが魅力です。
特にノンフィクション系の作品が充実しており、知識を広げながら英語力を鍛えたい方に向いています。
オックスフォード・リーディング・ツリー
イギリスの小学校の80%以上が教科書として採用している絵本教材です。
親しみやすいキャラクターが登場する200話以上の短いストーリーで構成されており、ネイティブスピーカーが使う自然な英語表現を無理なく吸収できます。
現在130カ国以上で使われており、子供だけでなく英語初心者の大人にも広く支持されています。
本以外のおすすめ多読サイト・アプリ6選
英語の多読は、紙の本がなくても始められます。
無料で使えるサイトや手軽に取り組めるアプリを活用すれば、通勤中やスキマ時間にも多読を習慣化できます。
ここではQQEnglishのTESOL取得済み教師たちが初心者や子供にも安心して勧められるサイト・アプリを6つ厳選してご紹介します。
【サイト】VOA Learning English
アメリカの国営放送「Voice of America」が運営する英語学習者向けのニュースサイトです。
記事はBEGINNING・INTERMEDIATE・ADVANCEDの3段階に分かれており、自分のレベルに合った記事を選んで読めます。
ヘルス・テクノロジー・教育など幅広いジャンルの記事が毎日更新されるため、飽きずに継続しやすいのが特徴です。
>>https://learningenglish.voanews.com
【サイト】Book Dash
識字率向上を目的に作られた、子供向けの無料電子書籍サイトです。
サイト内の絵本はすべて無料で読め、朗読音声付きの作品も多数揃っています。
英語の絵本から多読を始めたい初心者や、お子様と一緒に取り組みたい保護者の方にも最適です。
【サイト】TIME for Kids
世界的なニュース誌TIMEが子供向けにアレンジした記事を提供するサイトです。
アメリカの幼稚園生から小学6年生の読解力に相当するレベル(K-1〜K-6)で記事を選べます。
1記事が150語程度にまとめられており、忙しい方でもスキマ時間にサクッと読めるのが魅力です。
【アプリ】絵本ナビえいご
絵本ナビえいごは、人気絵本1,000冊以上をネイティブ音声つきで楽しめる英語学習アプリで、2022年には日本e-Learning大賞の「経済産業大臣賞」を受賞しています。
料金はプランにより異なり、月額サブスクは1,200円です。
読後のクイズやAIによる発音チェック機能も搭載されており、多読と発音練習を同時に進められます。
【アプリ】Oxford Reading Club
オックスフォード大学出版局が提供する月額990円の有料アプリです。
登録時にレベル診断が行われ、自分に合った本を自動でおすすめしてくれます。
「単語確認→リスニング→リーディング→発音→内容理解」という5ステップで学習を進める設計になっており、多読を通じて英語の総合力を体系的に鍛えられます。
【アプリ】Epic!
40,000冊以上の書籍・オーディオブック・学習ビデオにアクセスできる、世界最大規模の子供向け電子図書館アプリです。
利用者の保護者の95%が子供の読解力向上を実感したと報告しており、その効果は折り紙付きです。
クイズやご褒美機能も搭載されており、楽しみながら多読を継続できる工夫が随所に施されています。
本をダウンロードすればオフラインでも読めるため、外出先でも活用できます。
多読の次のステップ|セブ島留学で英語力を一気に伸ばす
多読を続けることでリーディングや語彙力は着実に伸びていきます。
しかし、ある段階で「読めるけど話せない」という壁にぶつかる学習者は少なくありません。
インプット中心の多読だけでは補えない力を伸ばす次のステップとして、セブ島留学という選択肢があります。
多読だけでは補えないスピーキング力
多読は英語を「受け取る力」を鍛える学習法です。
一方、実際の会話では瞬時に言葉を組み立てて「発信する力」が求められます。
どれだけ本を読んでいても、話す練習なしにスピーキング力は身につきません。
多読で蓄えたインプットをアウトプットに変える環境が必要です。
QQEnglishのマンツーマン授業が多読学習者に向いている理由
QQEnglishの教師は全員、国際資格TESOLを取得した専門家です。
多読で身につけた語彙や文法の知識を会話の中で正しく使えるよう、一人ひとりの習熟度に合わせた指導を行います。
マンツーマン授業では、自分のペースで話す練習ができるため、多読で培ったインプットを効率よくアウトプットに転換できます。
まとめ
英語の多読は正しい本選びとルールを守って続けることで、リーディング・語彙・リスニングなど英語力を総合的に底上げできる学習法です。
まずは自分のレベルに合ったグレイデッド・リーダーズやアプリから始めてみましょう。
そして、多読で固めたインプットをスピーキングに活かしたいと感じたら、ぜひQQEnglishのセブ島留学を検討してみてください。

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