【完全版】ワーホリに必要な準備と出発までの流れを徹底解説! | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】

留学全般

2025.03.21

【完全版】ワーホリに必要な準備と出発までの流れを徹底解説!

wahori-preparation

憧れの海外生活を実現するためにワーホリ(ワーキングホリデー)を考えている方も多いはずです。

しかし、ワーホリで海外に渡航しようと思うも「何から準備しよう?」「手続きは大丈夫かな?」と戸惑うこともあるはず。

ワーホリを成功させるためには、事前の準備がとても重要です。この準備期間をどう過ごすかで、現地での生活がスムーズに進むかどうかが決まります。

ワーホリは異なる文化の中で生活し、多くの人と出会いながら貴重な経験を積むことができます。

そして将来のキャリアや人生にも影響を与える貴重なチャンスです。そのため、早めに計画を立て、充実できるように段階的に準備を進めることが大切です!

本記事では、ワーホリに必要な準備を時系列で詳しく解説します。

渡航前にやるべきことやスムーズに進めるためのポイントを整理しているので、しっかりチェックして万全の状態で出発しましょう!

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

準備期間(出発の1年前~6ヶ月前)

ワーホリの準備は、余裕を持って1年〜半年ほど前から始めるのが理想的です。

渡航先によっては、ワーホリビザの取得に時間がかかることもありますし、先着順や抽選で選ばれる国もあるため、できるだけ早めに行き先を決め、計画的に準備を進めましょう。

行き先を決める

ワーキングホリデーを計画する最初のステップは、渡航先の国を決めることです。

行き先によって生活スタイルや条件が大きく異なるため、語学力の向上や異文化交流など、自分の目標を明確にし、その目標に合った国を選びましょう。

現在、日本は世界29カ国とワーキングホリデー協定を結んでいます。

例えば、英語を学びたい場合、オーストラリアやカナダが人気の選択肢です。

オーストラリアは温暖な気候が魅力で、ビーチやサーフィンが好きな人におすすめです。

一方、カナダは寒冷地で、冬の厳しい寒さに耐えられる人に向いています。気候の違いも選ぶ際の大切な要素です。

また、生活費や雇用条件も国によって異なるため、総合的に判断することが重要です。

治安や語学環境なども考慮し、十分な情報収集を行い、最適な国を選びましょう。

通常、ワーキングホリデービザは18歳から30歳まで申請できます。

申請は31歳の誕生日の前日までに行う必要がありますが、ビザ取得後1年以内に入国すれば良いため、32歳の方でも現地での滞在が可能です。

語学力の向上

ワーホリ中にスムーズに仕事を見つけたり、現地の人と交流するためには、出発前にできるだけ語学力を高めておくことをおすすめします。

オンラインレッスンを活用し、日常会話やビジネス英語など、自分の目的に合った学習を行いましょう。

また、ワーホリ前にフィリピンなどで2カ国留学をしたり、日本での国際交流を通じて外国人と接する経験を積むことも、語学力向上に効果的です。

準備手順(出発6ヶ月前)

パスポートの申請または有効期限確認

ワーホリに向けて必ず、パスポートの有効期限を確認しておきましょう。

多くの国では、滞在期間に加え、入国時にパスポートの有効期限が6ヶ月以上残っていることが求められます。

パスポートの申請や更新には時間がかかることがあるため、余裕を持って手続きを済ませることが重要です。

ワーホリビザの申請

ワーホリをするためにはビザが必須です。ビザの申請方法は国によって異なり、抽選制や先着順の場合もあります。

また、申請には時間がかかることがあるため、余裕を持って早めに手続きを行いましょう。

国によっては、滞在中に必要な残高証明を求められることもあります。

そのため、申請前に各国のビザ要件や申請手続きを事前に確認することが重要です。

オンラインで申請できる場合もあるので、申請方法や必要書類、申請費用も事前に準備しておくと安心です。

滞在先の手配

現地での滞在先は早めに決め、手配しておきましょう。

語学学校が提供する寮やホームステイ、または長期滞在向けのアパートメントを予約するのがおすすめです。

もし不安がある場合は、エージェントを通じて手配を依頼すると、現地での生活がスムーズに始めやすくなります。

エージェントは現地の生活に関する情報やサポートも提供してくれるため、特に初めての海外生活をする方には安心感があります。

航空券の手配

航空券は出発の3ヶ月前を目安に購入しましょう。早めに手配することで、より安価な航空券を見つけやすくなります。

また、航空会社によっては変更やキャンセルが可能な柔軟なチケットを提供していることもあるため、予期しない事態に備えて、条件をしっかり確認しておくと安心です。

渡航計画が変更になったり、荷物が増えることはよくあるため、LCC(格安航空会社)よりも、柔軟に対応できるフルサービスキャリアを選ぶことをお勧めします!

準備手順(出発3ヶ月前)

クレジットカードと海外送金カードの作成

ワーホリ中にスムーズな支払いをするためには、最低2枚以上のクレジットカードを準備しておくと安心です。

MastercardやVISAのカードを選び、海外で利用できるか、キャッシング機能があるかなどを事前に確認しておくことが大切です。

1枚しか持っていないと、トラブル等で万が一カードが使えなくなった場合に困るため、予備として数枚準備しておきましょう。

また、海外送金や現地通貨の管理にはWise(ワイズ)カードが便利です。

日本円から現地通貨への両替がスムーズにでき、手数料も比較的安いため、多くのワーホリ経験者が利用しています。

現地で口座を開設した場合も、このカードを活用すればスムーズに資金の移動が可能です。

歯科検診

海外の歯科治療は高額なことが多いため、渡航前に歯科検診を受けておくと安心です。

虫歯の治療や親知らずの抜歯など、必要な処置を済ませておくことで、現地で急な歯のトラブルに悩まされるリスクを軽減できます。

特に長期滞在する場合、日本での治療のほうが安く、安心して受けられることが多いので、早めにスケジュールを調整しましょう。

出発直前の準備手順(出発1ヶ月前から直前)

海外保険への加入

ワーホリ中のケガや病気に備えて、海外保険に加入しておくことが重要です。

現地の保険は安価であることが多いですが、日本語でのサポートがなかったり、補償が十分でなかったりする場合があります。

一方で、日本の海外保険は費用が高価ですが、手厚い補償と日本語対応のサービスを受けられるメリットがあります。

短期滞在であれば、クレジットカードに付帯している海外旅行保険を活用できることもあるので、補償内容を一度確認しておきましょう。

公的手続き等の確認

日本を1年以上離れる場合は、海外転出届を提出しておきましょう。これを出さないと、日本に住んでいなくても住民税の支払い義務が発生してしまいます。

特に、1月1日時点で住民票が残っていると、その年の住民税が課税されるため、12月中に手続きを済ませるのが理想的です。

以下の手続きも確認しておきましょう。

  • 海外転出届(住民票を抜く)
  • 住民税(1月1日時点で住民票があると課税対象になるため、12月中に抜くのがおすすめ)
  • 国民健康保険の脱退手続き
  • 国民年金(海外転出届を出すと支払い義務はなし。任意で継続可能)
  • 郵便物の転送手続き(実家などに転送)

荷物の準備

ワーホリ中は移動が多くなるため、荷物はできるだけ最小限に抑えるのがポイントです。

スーツケースやバックパックの重量が増えると移動の負担も大きくなるため、本当に必要なものだけを厳選しましょう。

現地で購入できるものは無理に持っていく必要はありません。

特に衣類や日用品は現地調達が可能なため、最初からすべて揃えようとしなくても大丈夫です。

日本でしか手に入らないものや、日本の方が安く購入できるものは出発前に準備しておくと安心です。

ワーホリに必要な持ち物については、別記事(【完全攻略】ワーキングホリデーで必要な持ち物まとめ!)にて詳しく紹介しているので、そちらもチェックしてみてください!

国際免許証の取得

現地で運転する予定がある場合は、国際免許証を取得しておきましょう。日本での発行日から1年間が有効期間であるため、出発直前に手続きを済ませるのがベストです。

SIMフリースマホの準備

現地でSIMカードを入れ替えて使えるように、SIMフリーのスマホを準備しておきましょう。

契約済みのスマホをそのまま持っていく場合、SIMロックが解除されているかどうかを事前に確認しておくことが重要です。

スマホの契約見直し

日本のスマホ契約をどうするべきか出発前に検討しておくべきポイントです。

長期間使わない場合は解約するか、最低料金プラン(月額500円程度)に変更して電話番号を保持する方法もあります。

帰国後の手続きをスムーズにするためにも、自分に合った方法を選びましょう。

ワーホリに必要な資金

ワーホリには、渡航費や生活費などまとまった資金が必要です。

目安として、100〜150万円程度を準備しておくと、渡航後も安心して過ごせるでしょう。

ただし、必要な費用は渡航先の物価や滞在スタイルによって大きく異なります。

例えば、語学学校に通わず、渡航後すぐにアルバイトを始める場合は、それほど多くの貯金がなくても生活できることがあります。

また、現地でスマホを水没させる、なかなか仕事が決まらないといった予想外のトラブルに見舞われることもあります。

こうした状況でも焦らず対応できるように、余裕を持った資金計画を立てておくことが大切です。資金計画を立てる際は、以下のような費用を考慮しておきましょう。

  • ビザ申請料金
  • 片道航空券(帰国のチケットは必須ではない)
  • 海外保険
  • 語学学校の学費(通う場合)
  • 滞在費(シェアハウス・ホームステイなど)
  • 日々の生活費(食費・交通費など)
  • 予期せぬ出費に備えた貯金

ワーホリ中の生活スタイルをイメージして、事前に予算を組んで計画的に貯金しておきましょう。

ワーホリを成功に導くための心構え

ワーホリを成功させるには、現地での人間関係を大切にすることが欠かせません!

現地の人々との交流を深めることで、語学力が実践的に向上し、より多くのチャンスをつかむことができます

仕事探しや、一生の友人を見つけるきっかけにも繋がる可能性があります。

そのためには、積極的に話しかけたり、イベントに参加したりする姿勢が大切です。また、職場やシェアハウスの同居人と積極的に交流することで、自然と人脈が広がります。

しかし日本人とばかり関わってしまうと、語学力の向上に繋がりにくい可能性があります。日本語を話せる環境に甘えすぎず、バランスよく交友関係を築くことを意識しましょう。

また、ワーホリは日本での安定した生活から飛び出して、新しい環境に挑戦する貴重な経験です。

時に思い通りにいかないことや、辛い思いをすることも多くあるかもしれません。ですが、その経験こそが将来の糧となり、自分を大きく成長させてくれます。

大切なのは失敗を恐れず、どんどんチャレンジすることです!

異文化の中で柔軟な姿勢を持ち、新しい環境を楽しみながら成長していきましょう!

まとめ

今回はワーホリ出発に向けた準備についてご紹介しました。

パスポートやビザの申請、航空券や保険の手配など、出発前にはやるべきことがたくさんあります。

各種手続きに遅れが出た場合などは期日に間に合わない可能性もあるので、余裕を持って準備に臨みましょう。

ワーホリの準備は時間をかけて計画的に行うことが大切です。各ステップで必要な手続きを確認し、早めに対処することでスムーズな渡航準備が可能になります。

しっかりと準備を整え、充実したワーキングホリデー生活を送るための第一歩を踏み出しましょう!

QQEnglishのワーキングホリデープログラム

毎月1名に抽選でセブ島留学1週間分をプレゼント