2024.06.27
「留学先に英単語帳は持っていくべき?」と、留学中に何を持っていくかお悩みの声が多く聞かれます。
留学前は緊張や不安で全て持っていきたくなる気持ちはわかりますが、返って英単語帳が荷物になることもあります。
また、英単語帳を持っていても上手く活用できないと英語力アップには繋がりません。
英単語帳を上手く使いこなして、英語力を身に付け楽しい留学生活を送りたいですよね。
この記事では、留学するのに英単語帳は必要なのか、英単語帳の選び方や英単語帳を使った勉強方法を詳しく解説します。
これから留学をする方や留学中の方、英語力を向上するために、ぜひ参考にしてください。
結論から言うと1冊は持っていくことをおすすめします。
理由は大きく2つに分けてこの後ご紹介します。しかし、1冊は持っていくことをおすすめしますが、必ず持っていく必要なありません。
なぜなら、留学をする目的はひとりひとり違うからです。例えば、留学中は現地の学校に通う人もいれば、旅行を満喫する人もいます。
今ではスマホがあれば翻訳機能も使えるので、困ったらその場で翻訳機を使えば解決可能です。
ただし、留学するからには現地の人と会話を楽しみたいですよね。そう考えると、やはり基礎英語や英語力を身につける努力は必要になります。
そのため、留学する前にどんな目的でその国に滞在したいのかを明確にすることが重要になります。
国によっては、英単語帳は留学先でも手に入れることができます。
わざわざ日本から持っていく理由として、使い慣れていてある程度英単語が頭に入っているので実際の英会話ですぐ使うことができます。インプットした分アウトプットをすることで、英語力アップに繋がります。
もし、英単語を思い出せなかったとしても英単語帳を開くと復習しやすいです。
英語力をアップするために、使い慣れた英単語帳は非常に重要です。
なぜならなじみのある単語やフレーズを繰り返し学ぶことで、しっかりと頭の中に定着することができるからです。
しかしただ暗記するだけではなく、日常生活に関連した英語の文章を作製するといった自分の学習スタイルに合わせてアレンジすることが大切です。
また、使い慣れた単語帳にメモや関連単語を追加することで、効率的かつ効果的な英語学習に繋がるでしょう。
留学前は何を準備したら良いか不安になり、わからなくなりますよね。留学中、困った時にも対応できる英語学習方法をご紹介します。
シャドーイングは聞こえてきた英語を少し遅れて復唱し、リスニングだけではなく英語脳を作るための最適な学習方法です。
実際の英会話のスピードを聞くことで、正しい発音・リズム・イントネーションを強化することができ、留学先でスムーズなコミュニケーションができるようになります。英単語帳1冊で音声と英文例があれば十分です。
英単語の音を正確に発音できるように、繰り返し練習することが重要です。
イラストを用いたイメージトレーニングは英語脳を作る効果的な学習方法です。
イラストを描くことで、英単語の意味を具体的にイメージでき、実際の場面を想像する力がつきます。
英語を頭の中で日本語訳したくなる気持ちはわかりますが、そうすることで会話についていけなくなり、結果英語が理解できないということに繋がります。
そのため英語を英語として理解するためには、英語を頭の中でイメージすることが重要になります。
まずはどうしても覚えられない英単語をイラストを描いたり、またはGoogleで検索してイメージしながら覚えることをお勧めします。
英単語帳はたくさん種類があり、どれを選んだら良いか迷いますよね。ここでは、自分に合った英単語帳と留学前や留学中にも便利に使える選び方をご紹介します。
留学の準備をする際、荷物が多くなりがちですが、特に分厚い単語帳を多数持参するのは避けましょう。国際便の郵送や受託手荷物の重量制限に注意が必要です。
単語帳は内容が重複していることが多いため、持参するものは厳選することが大切です。コンパクトな英単語帳は持ち運びしやすく、通勤・通学中やちょっとした待ち時間にさっと取り出して学習できるため、時間を有効に使いたい方におすすめです。
小さなバッグにも簡単に収まり、どこでも気軽に英単語の学習ができます。ページ数が少ないため、繰り返し学習することで記憶の定着も図りやすく、短期間で語彙力を強化したい人には最適な選択肢となるでしょう。
自分の学習目的に合った英単語帳を選ぶことも重要です。例えば、TOEICやTOEFLなど特定の試験対策には、その試験に特化した英単語帳を選ぶと効率的です。
旅行やビジネス英語を学びたい場合、それぞれのシチュエーションに対応した単語が掲載されているものを選ぶと良いでしょう。
目的に応じた単語帳を使用することで、必要な語彙を無駄なく効率的に習得することができます。
そのため単語帳を選ぶ際には、自分の英語レベルと留学の目的をよく考えて目的に合った英単語帳を選びましょう。
「Distinction」シリーズは、学習YouTubeチャンネルを運営するATSUさんが作った英語教材です。
ネイティブスピーカーが日常生活で使うスラング表現に重点を置いています。これによりネイティブの自然な表現を効率的に学習することができます。
よくあるシチュエーションと自然な表現にこだわった例文が特徴で、品詞や発音記号も詳しく紹介されています。また語源の解説があり、単語をイメージで覚えることができます。
この語源解説は、単語のニュアンスを理解しやすくし、記憶に残りやすくする点で特におすすめです。イメージと結びついた情報は脳に定着しやすく、一つの単語を深く理解する助けとなります。
「あの単語、英語でなんて言うんだっけ…?」という状況を解決するための英単語集です。
この本は、イラストを見ながら英語を口に出す方法を採用しており、覚えやすく効率的です。和訳の丸暗記を避け、身近な単語1100語と関連語500語を学べます。
著者はTOEICの専門家である石井辰哉先生で、プロの漫画家による1100点のイラストが単語ごとに添えられています。
日常生活で使う物や動作の英語表現を、シーン別に紹介し、イメージで覚えることができます。
基礎をしっかり押さえたい人に向けて作られ、受験生に人気があります。
他の基礎レベルの単語帳と比べて口語表現に特化しており、実践的なフレーズが多く掲載されているため、社会人が英語をやり直す際にも愛用されています。
基礎内容をきちんと学習するとTOEIC700点以上に達することができ、語彙力とともにフレーズの理解力が向上し、英語のニュアンスを捉えるセンスも磨かれます。
英語の試験だけではなく、日常英会話にも特化しているため使いやすい英単語帳です。
英単語を覚える際に最も重要なのは、「目で覚えるのではなく、耳で覚える」ことです。
キクタンは「耳で覚える」に特化した英単語帳で、単語の意味だけでなく発音もそのまま覚えることができます。
日常英会話で使うフレーズや例文を使っているので、現地で英会話をするときスムーズに話せるように学習ができます。
キクタンシリーズは、初心者から上級者まで各シリーズに別れているので自分のレベルに合ったシリーズを選ぶことをお勧めします。
実際に留学中に英単語帳を使って英語力をアップするには、どういった勉強が効果的なのでしょうか?
留学中のおすすめの勉強方法をみていきましょう。
留学前の勉強方法でもお伝えしたように、イラストで覚えることは英語脳を作る効果的な方法といえます。
限りなく多い英単語を一つ一つ覚えるのは大変で、様々な使い方があります。
イラストで覚えると頭の中で日本語訳せずに英語として理解できるようになるため、効果的といえます。
英単語を覚える際には、単語の意味だけでなく正しい発音と発音記号を覚えることが重要です。
特にネイティブスピーカーの英語は思っている以上に早く、話す人によってはアクセントや言い方の違いがあり聞き取れないこともあるでしょう。
しかし、正しい発音を身につけることで聞き取れるようになります。
留学中の英単語帳の使い方、必要性、勉強方法をご紹介しました。
留学前の準備として英語学習を進めて、留学中は英語を話す実践の場として楽しく英語力アップをしましょう。
ぜひ、この記事を参考に自分に合った英単語帳を選び、学習を続けて留学準備を進めてください。