2023.10.31
妖精が住んでいそうな、まるでグリム童話から飛び出してきたような魅力的な風景が広がる国アイルランド。
アイルランドの人々は温かく親しみやすく、アイリッシュパブは彼らの交流の場として賑わっています。英語を学ぶ留学生にとって、ここで地元の人々との会話を楽しむのは格好の機会です。
また、日本人も少なく、英語環境に浸かったワーホリをしてみたい人にとってアイルランドはうってつけの国と言えます。
今回はアイルランドワーホリの費用、仕事、都市、必要な英語力について徹底解説し、ワーホリ前の留学で注目されているセブ島2ヶ国留学についてもお伝えします。
まずはアイルランドワーホリビザの申請条件について見ていきたいと思います。
・日本国籍を有する人
・18歳以上30歳以下(渡航時は31歳でも可)
・十分な現地生活費を保持(約50万円以上)
・過去にアイルランドワーホリビザを取得していないこと
・心身ともに健康であること
・配偶者や扶養義務のある子供を同伴しないこと(配偶者とそれぞれ申請することは可能)
・滞在期間をカバーする海外旅行保険に加入すること
・滞在期間を延長したり、在留資格の変更をせず、期間終了後は必ず出国すること
・肺結核などの深刻な病気を患ったことがないこと
・有罪判決、麻薬の常習・売買、入国拒否や出国命令などを出されたことがないこと
アイルランドワーホリは例年1月中旬〜2月上旬と7月中旬過ぎ〜8月上旬に申請受付期間があります。参考として、以下が2023年の申請受付期間です。
第一回申請期間:2023年1月16日~2月10日
第二回申請期間:2023年7月20日~8月10日
2023年は合計800名。2019年までは定員400名でしたので、アイルランドワーホリ人気が高まっているのが分かります。
アイルランドワーホリは抽選制度になっていて、以前は外れることはないくらい応募する人が少なかったのですが、最近では抽選に漏れる人も増えてきています。
応募方法はアイルランド大使館のホームページに掲載されてある提出書を英語で記載し、指定アドレスに添付して送るだけの大変シンプルなものです。
アイルランド大使館のワーホリ応募サイトはすべて和訳されているため非常に分かりやすいです。詳細は以下をご覧ください。
https://www.dfa.ie/irish-embassy/japan/our-services/visas/working-holiday-programme/
アイルランドワーホリに必要な費用は1年間の概算で約110〜250万円です。語学学校は制限なく通えますが、最長でも半年ほどの通学の人が多いため、ここでは最長半年までの通学を想定しています。
仮に現地で6ヶ月就学し、その間働かずに勉強のみに集中した場合の総費用は約250万円です。アイルランドで半年過ごす場合、生活費のみで120万円以上見ないといけませんので、収入がなければ費用も高額になります。
ただし、就学中に、学校へ通学しながら働けば、パートタイム(週20時間程度)のお仕事でも月に14〜15万円程度の収入になりますので、その分費用は減らせます。
できるだけ費用をおさえながら、しっかり学校にも通いたい人は就学中のアルバイトも探した方が良いでしょう。
学校に通わず、費用をおさえて、現地の仕事で英語力を伸ばしたいという方がいますが、そもそも英語力がない人を現地で雇うことはありません。
また、学校では友人を作り、人脈を築くことができますので、そこから仕事や住む家が見つかることが多いです。よほどの理由がない限り、最低でも数ヶ月は学校に通学すべきと言えるでしょう。
半年と1年ではワーホリ費用は異なるのでしょうか。2つの期間を比較してみたいと思います。
※航空券代、保険代、現地生活費等含む
■就学なし 約110~130万
■通学1~2ヶ月 約140~170万
■通学3~4ヶ月 約180~210万
■通学5~6ヶ月 約220~250万
<内訳>
・学費:月約18~22万円
・生活費(ホームステイ代もしくはシェア):月約22万円~(お小遣い、交通費含む)
・ビザ申請料:13,800円 ※2023年参照
・保険代:約20~30万円(年間)
・航空券代:約15~20万円(片道)
※航空券代、保険代、現地生活費等含む
■就学なし 約100~120万
■通学1~2ヶ月 約130~160万
■通学3~4ヶ月 約180~210万
■通学5~6ヶ月 約220~250万
比較してみると、実は1年と半年のワーホリは10~15万円程度しか違いません。
理由としてはワーホリは卒業後に収入が得られることによって費用がおさえられる制度のため、期間を短くしても内容が一緒であれば費用は変わらないからです。
唯一差がつくとしたら保険代。1年の保険代の半分になりますので、10~15万円程度総費用が安くなります。
学校卒業後の収入は、生活費以上に稼げることが一般的ですので、トータル的な収支で言えば長く滞在した方が費用がおさえられるかもしれません。
また、アイルランドの場合は半年(25週)の就学で週20時間働ける学生ビザの申請ができます。半年の学生ビザの場合、プラス2ヶ月のホリデーもとることができ、ホリデー期間は時間無制限で働けます。また、学生ビザは現地延長が可能です。
アイルランドワーホリで半年程度の滞在を予定している人は、学生ビザも検討に入れておくと良いでしょう。
次にアイルランドワーホリでの仕事について見ていきましょう。
アイルランドはワーホリで人気の高いオーストラリアやカナダと比較すると仕事の種類が限られ、日本人観光客もかなり少ないため、英語力が必要な仕事ばかりです。
以下、アイルランドワーホリの主な仕事の種類です。
・お土産屋さん
・カフェ
・バー(アイリッシュパブ)
・レストラン
・リゾート、ホテルスタッフ
・ディッシュウォッシャー
アイルランドでなぜ英語力が必要かと言えば、日本人観光客を中心とする日本人がオーストラリアやカナダに比較すると圧倒的に少ないからです。そのため、必然的に顧客層は英語圏の観光客もしくは地元の人たちになります。
アイルランドでは週39時間労働がフルタイムとされ、最低時給は€11.3(約1,800円)です。※2023年1月~
年齢により最低時給は引き下げられ、19歳は最低賃金額の90%、18歳は80%、18歳未満は70%となっています。
■パートタイム(週20時間)
1日4時間×週5日×4週=€11.3×80時間=€902(約140,000円)
■フルタイム(週39時間)※アイルランドのフルタイムは週39時間
39時間××4週=€11.3×156時間=€1762.8(約280,000円)
日本のアルバイトと比較すると稼ぎは悪くはありません。
しかし、アイルランドでは1ヶ月の生活費はシェアをしたとしても22万円以上は見ておいた方が良いので、ワーホリで生活費を補うためには、フルタイムのお仕事が必須と言えます。
アイルランドで英語を使わない仕事はほとんどありません。日本人観光客は少なく、地元の人やアイルランド近郊から来る観光客をメインとした仕事になるからです。
アイルランドでワーホリをするためには、日常会話ができる中級以上の英語力は最低限持っておかないと、仕事探しは難しいと考えた方が良いでしょう。
アイルランドで人気の2都市を紹介します。
アイルランドを代表する都市でアイルランドの文化、ファッション、音楽、芸術、歴史など、これぞアイルランドという雰囲気を体感したい人にうってつけの都市です。
首都ダブリンは、国際色豊かな都市であり、約145万人が生活しています。
ダブリンは、小さな範囲に集約された都市でありながら、ケルトの伝統や歴史が深く根付いている場所です。また、音楽や詩、美術、文学といった芸術の面でも非常に活気があります。
アイルランド国内の大学のうち、7つの大学の中で3つがダブリンに位置しており、学術の中心地としての役割を果たしています。
特に、トリニティ・カレッジ・ダブリンは、400年以上もの長い歴史を有する世界的に著名な大学です。
この大学には、アイルランド最大の書籍コレクションを持ち、16世紀末に築かれた「世界で最も美しい」と称される大学図書館が存在します。この図書館は、映画スターウォーズのロケ地としても使われ、多くの人々に知られています。
活気ある街で英語の勉強、仕事、アイリッシュパブなどでの地元の人との交流など、これぞアイルランドという生活を楽しむことができます。
アイルランドの中では比較的仕事は見つけやすいですが、仕事のほとんどは英語を話せることが前提になりますので、英語力は必須と考えておいた方が良いでしょう。
都心部よりも少し田舎の方が落ち着く、それでいて都心部の便利さも残した街に住んでみたいという人は、アイルランドの第二都市コークがおすすめです。
アイルランドの南部、マンスター地方にあるコークは、約13万人の人口を有する、アイルランド国内で2番目に大きな都市として知られています。
歴史的な建造物として、三つの尖塔を持つ聖フィンバー大聖堂や、15世紀に建てられたブラーニー城があります。これらの歴史的な名所のほかに、トレンディなカフェ、ユニークな美術館が点在しています。
また、新鮮な野菜や魚、肉を取り扱う多くのお店が集まるイングリッシュ・マーケットも、地元の人々や観光客の間で非常に人気があります。
コークは日本人がダブリン以上に少なく、規模がコンパクトであり、田舎特有の静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。
そのため、勉学に専念するには最適な環境です。また、ショッピングや食事施設も充実しているため、大変住みやすく、リラックスした留学生活が送れるでしょう。
アイルランドワーホリについて詳しくお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。
アイルランドは大変魅力的な渡航先ですが、いきなりアイルランドへ渡航するのではなく、アイルランドワーホリの前にセブ島留学に行くという方が増えています。
なぜワーホリの前にセブ島留学に行く方が多いのか。
ワーホリ前にセブ島留学をした方が良い5つの理由をお伝えします。
セブ島留学は他の英語圏の語学学校の1.5〜2倍のレッスン時間があります。生活費も含めた留学費用は他の英語圏の半額〜3分の2程度です。これらの理由から、セブ島留学は最高のコストパフォーマンスで英語力を向上させるための環境が整っていると言えます。
セブ島の語学学校では、個々の学習ニーズに合わせたマンツーマンレッスンが中心です。つまり、英語初心者でも完全に自分のレベルに合わせたレッスンを受けることができるということになります。
英語力が高いほど、ワーホリでの仕事の選択肢は広がります。特に、時給の高いローカルジョブと言われる仕事は英語スキルが求められます。
セブ島留学で英語力を高めることで、時給が高いローカルジョブの仕事を見つけられる可能性もぐっと上がります。
ワーホリ前にセブ島で英語を学ぶことで英語力をある程度伸ばすことができますので、ワーホリ中の学校にはそれほど通う必要がなくなり、学校に通学する期間を短縮できます。
これにより、ワーホリで働ける期間は長くなり、収入を得る時間を増やすことができます。
海外生活は日本とは違う新しい文化、食事、ライフスタイルに触れることの連続です。セブ島留学では、そのすべてを経験でき、異なる環境や異文化への順応力を育てることができます。
これはワーキングホリデーでのホームステイや学校生活をより楽しむための大切なスキルです。未知の環境に対する不安を和らげ、新しい体験に対する楽しみを増やすことができます。
フィリピンのセブ島留学では学校選びが重要になります。
QQEnglishは完全にマンツーマンを求める方へはオールマンツーマン、一気に英語力を伸ばしたい方はスパルタ式など、どの様な方にもマッチできるレッスンスタイルで、多くのワーホリメーカーを受け入れてきた実績があります。
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妖精の国と言われる幻想的でメルヘンチックな雰囲気漂うアイルランド。日本人が少なく、伝統的な歴史、文化、芸術、音楽など魅力の多い国です。
地元の人が集まるアイリッシュパブでは、人懐っこい現地のアイルランド人から話しかけられることも多く、まさに活きた英語を学ぶことができます。
しかし、アイルランドでは日本人観光客が少なく、観光客のほとんどはアイルランド近郊から来るヨーロッパ人が多いという特徴から、仕事を見つけるうえで英語力は必須と言えます。
セブ島留学では、費用をおさえながらマンツーマンのレッスンを中心に基礎から応用まで英語を学ぶことができ、ワーホリ先での職探しや仕事の選択肢を広げることが可能となります。また、セブ島留学で海外生活に早く慣れることで、ワーホリ先での新しい生活をより楽しむことができるはずです。
今しかできないアイルランドワーホリ生活を最高のものにするために、ワーホリ前のセブ島留学をぜひ考えてみてください!
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