セブパシフィック航空完全ガイド！セブ島への直行便あり | フィリピン留学・セブ島留学ならQQEnglish【公式】
2023.08.18
「セブパシフィック航空ってどんな航空会社？」
「海外の航空会社だから航空券を買うのが難しそう」
日本からフィリピンへ就航している航空会社は多くあります。そのためどこの航空会社を選べば良いか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
当記事ではフィリピンへ就航している航空会社の一つ、セブパシフィック航空について徹底的に解説していきます。
この記事を読めばセブパシフィック航空について詳しく知ることができ、航空券の買い方も理解することができるでしょう。
セブパシフィック航空はフィリピンのLCCです。ですがポイントさえ知っておけば航空券も簡単に購入することができるので安心しましょう。
セブパシフィック航空は1988年に設立され、1996年に第一便が運航されているフィリピンの航空会社です。セブパシフィック航空には以下の特徴があります。
・フィリピンのLCC
・日本からセブ島、マニラ間を運航
・不定期にセールもあり格安
・機材が新しい
・安全性の高さ
セブパシフィック航空は、フィリピンのLCCです。LCCとは「Low Cost Carrier」の頭文字を取ったもので、格安航空会社を意味します。
セブパシフィック航空はLCCのため、大手キャリアと比べると格安で航空券を買うことができます。
LCCの航空券が格安な理由は以下のためです。
・最低限のサービス提供
・早朝・深夜のフライト
・航空券のオンライン販売
・使用機材の統一
セブパシフィック航空を含めてLCCでは、最低限のサービス提供を行っています。そのため機内食・ドリンク・機内預け荷物は有料オプションとしています。
早朝・深夜のフライトが多いのもLCCの特徴です。早朝・深夜は飛行機が使われていないことが多いので、これらの飛行機を活用することで多くのフライトを提供することができます。
航空券をオンラインで販売することで人件費の削減をすることができます。そして使用する機材を統一することで部品や修理・乗務員の研修などのコストも削減することができます。
これらの理由からセブパシフィック航空などのLCCは、格安な航空券を販売することができているのです。
セブパシフィック航空は、日本の各都市からセブ島、マニラ間を運航しています。そのためビジネス利用者や観光客など多くの日本人にも利用されています。日本へ運航している路線は以下の6つになります。
・成田ーセブ島
・成田ークラーク
・成田ーマニラ
・関西ーマニラ
・中部ーマニラ
・福岡ーマニラ
日本からセブ島の直行便は成田発の便のみとなっています。
成田・関西・中部・福岡からはマニラへの直行便が運航しています。成田空港以外からセブ島・クラークへ行く場合は、マニラで乗り換える必要があります。
関連記事：セブ島へ行くなら直行便がおすすめ！行き⽅と航空会社
セブパシフィック航空は不定期にセールを開催しています。なのでLCCのため普段から格安ですが、さらに格安で航空券を購入することができます。
2023年6月にはフィリピン独立125周年を記念した日本発着フィリピン路線を対象としたセールが行われました。日本発着の全路線が対象で、燃油サーチャージや諸税は別ですが、片道100円で航空券を購入することが可能でした。
100円のセールはあまり行われませんが、航空券が片道5000円くらいになるセールは頻繁に行われています。そのためフィリピンへ行く予定のある方は、セールが開催されているかどうかチェックが必須です。
機材が比較的新しいのもセブパシフィック航空の特徴です。LCCでは、古い機材だと修理・メンテナンス・人件費・燃費などに多くのコストがかかってしまうので大手キャリアと比べると新しい機材を使う傾向があります。
セブパシフィック航空もその1つです。セブパシフィック航空の日本発着路線で使われている機材は次の通りです。
・エアバス A320
・エアバス A321neo
・エアバス A330
これらの機材は2010年代に導入されたものです。大手キャリアでは1990年代から20年以上使われている機材もあるので、それと比べるとかなり新しい機材を使っていると言えるでしょう。
LCCと聞くと安全性が低いのではないかと思われがちです。しかしセブパシフィック航空は安全性の高さにも定評があります。
セブパシフィック航空は2018年に航空会社の格付け会社であるエアラインレイティングスにより、安全格付けで最高ランクの7つ星の評価を獲得しています。
エアラインレイティングスの格付け方法は、航空会社や航空業界からの意見や評価だけでなく、国際的に決められている安全基準の認証を取得しているかも指標としています。
セブパシフィック航空は1998年に乗客104人が全員死亡する事故を起こしています。2013年には乗客は全員無事でしたが着陸に失敗する事故を起こしています。過去に起きた事故はこの2件のみで死亡事故については1件のみです。
ANAやJALなど日本の航空会社と比較しても死亡事故1件というのは少ないです。さらに2018年に安全格付けで7つ星を獲得して以来も高い評価を獲得し続けているので、セブパシフィック航空は安全と言えるでしょう。
セブパシフィック航空を利用する際に知っておくべきポイントは以下の通りです。
・座席指定、預け荷物、食事は全てオプション
・預け荷物は事前に予約すると安い
・予約内容を変更したい時は公式サイトで手続き
1つ目のポイントは座席指定・預け荷物・食事は全てオプションになることです。セブパシフィック航空に限らずLCCは、最低限のサービスだけを提供することにより航空券の価格を抑えています。
そのため座席指定・預け荷物・食事などのサービスは通常の料金には含まれておらず、必要な場合は有料オプションを買う必要があります。
セブパシフィック航空の座席指定の料金は次の通りです（2023年8月時点）。
|
シート |
料金 |
|
スタンダード |
1000円 |
|
スタンダードプラス |
1600円 |
|
プレミアム |
2300円 |
基本的なプランを選択した場合には座席の指定はできないため、スタンダード・スタンダードプラス・プレミアムの中から選んで選択することができます。
預け荷物もオプションを付けなければ預けることができません。料金は日付によって変わりますが、20kgで3100円くらい、32kgで5600円くらいでオプション追加することができます。
機内食もオプションで買う必要があり、チキンライス・パスタ・サンドウィッチなどを選ぶことができます。料金は安いもので800円、高いもので1100円でした（2023年8月時点）。
セブパシフィック航空では、スポーツ用品の持ち込みも通常の預け荷物とは別でオプション追加することができます。預けられるスポーツ用品は以下のものです。
・スキューバダイビング用品
・ゴルフクラブ
・自転車
・釣具
・ボウリングボール
・サーフボード
これらは最大20kgまで預けることができ、3500円で追加できます。
セブパシフィック航空では預け荷物は事前にオンラインで予約をしておくほうが安いです。
オンラインで航空券を購入する際に預け荷物のオプションを付け忘れていたり、パッキングをしたら7kgを超えてしまったということもあるでしょう。
その際には当日に空港のチェックインカウンターで預け荷物のための料金を支払うことができますが、割高になってしまいます。
以下が空港チェックインカウンターで預け荷物のオプションを追加した場合の料金です。料金は日付によって変わります。
|
最初の20kg |
20kg以降1kg毎 |
|
約4700円 |
約2800円 |
オンラインで手続きをする際には、預け荷物20kgで約3100円くらいでした。それがチェックインカウンターで手続きをすると約4700円になり、1600円も割高になっています。
さらに預け荷物が20kg以上の場合、そこからさらに1kg毎に約2800円が上乗せされていきます。なので25kgの荷物を預けないといけない場合は、4700円プラス2800円×5になるので16,700円と高額になります。
そのため航空券の支払いが終わった後からでもオンラインでオプションの追加はできるので、事前に手続きをしておくことをおすすめします。
セブパシフィック航空の予約内容を変更したい場合は、公式サイトでオンライン手続きをすることができます。予約変更手数料は無料で、出発の2時間前までなら以下の内容の変更をすることが可能です。
・追加オプション購入
・返金リクエスト
・トラベル・ファンドへの変換
・フライトの変更
・旅行者情報の更新
予約変更の流れは以下の通りです。
1 Googleなどの検索エンジンでセブパシフィック航空と検索する
2 セブパシフィック公式サイトを開き、予約管理ページへ行く
3 予約番号と予約者の苗字またはメールアドレスを入力
すると予約確認ができるページが表示されるので、そこから予約内容の変更を行うことができます。
セブパシフィック航空は2018年から東京に日本支社を開設しています。以前は電話をすれば予約内容について質問をすることができましたが、2023年7月現在では電話が繋がらない状態となっています。
セブパシフィック航空の航空券の買い方はいくつかありますが、この記事ではおすすめの方法2つを紹介します。以下がおすすめの買い方となります。
・公式サイト
・スカイスキャナー
おすすめの方法1つ目は、セブパシフィック航空の公式サイトから買う方法です。流れは以下の通りです。
1 公式サイトへ行く
2 トップページでフライト情報を入力
3 購入したいフライトを選択
4 搭乗者情報を入力
5 オプション選択
6 予約確認
7 支払い情報入力
始めにセブパシフィック航空の公式サイト（https://www.cebupacificair.com/en-PH/）へ行きます。
公式サイトのトップページの中央に以下の情報を入力する枠があります。
・出発地
・目的地
・出発日
・帰国日
・人数
これらの情報を入力し、右側の検索ボタンを押して検索します。
検索をすると入力した出発日の便が表示されます。
気になる便を選択するとプルダウンが開き、Go Basic、Go Easy、Go Flexiのいずれかを選ぶことができます。それぞれの違いは以下の通りです。
|
Go Basic |
Go Easy |
Go Flexi |
|
|
料金 |
ー |
＋3100円 |
＋5500円 |
|
機内持ち込み荷物 Max7kg |
◯ |
◯ |
◯ |
|
預け荷物 Max20kg |
× |
◯ |
◯ |
|
スタンダードシート |
× |
◯ |
◯ |
|
キャンセル無料 |
× |
× |
◯ |
Go Basicが一番基本的なプランでオプションは何もついていません。Go Easyになると預け荷物を追加できたり、スタンダードシートの座席を選択することができます。Go FlexiはGo Easyの内容にキャンセル無料の内容が含まれたものになります。
自分に合ったプランを選択し、往復の場合は復路も同じように選び、「Continue」をクリックします。
続いて搭乗者情報を入力します。以下の情報を入力する必要があります。
・名前
・生年月日
・国籍
同じページに連絡先情報も入力する項目があり、以下を入力します。
・電話番号
・メールアドレス
入力ができたらプライバシーポリシーに同意するにチェックを入れて「Continue」をクリックします。
続いてオプションを選択します。自分に必要なものを追加しましょう。ここで選択できるオプションは以下の通りです。
・座席指定
・預け荷物追加
・機内食
・キャンセル無料
選択できたら「Continue」をクリックします。
選択したフライト情報と料金が表示されます。確認して問題がなければ「Continue」をクリックします。
支払い情報を入力します。支払いは以下の方法で行うことができます。
・トラベルファンド
・クレジットカード・デビットカード
・e-Wallet
・ペイメントセンター
通常はクレジットカード支払いになると思います。ただし１点注意点があり、日本のクレジットカードは決済できないことがあります。その場合は、e-WalletにあるPay-Pal経由で決済することで支払い可能です。
トラベルファンドとは、セブパシフィック航空のサイト内で使えるお金のことです。航空券のキャンセルなどをした場合にトラベルファンドとしてお金を返金してもらうことがあります。
ペイメントセンターは、フィリピンのセブンイレブンなどが対象となっています。
支払い情報を入力したらプライバシーポリシーにチェックをします。そして「Submit」をクリックします。これで航空券の購入が完了です。
おすすめの方法2つ目は、スカイスキャナーを使うことです。スカイスキャナーとは、航空券の検索、料金の比較ができるサイトです。アプリでも使うことができます。以下の流れでスカイスキャナーを使っていきます。
1 スカイスキャナーの公式サイトへいく
2 トップページでフライト情報を入力
3 購入したいフライトを選択
4 「チケットを予約」から予約したいサイトを選択
5 選択したサイトでチケットを購入
始めにスカイスキャナーの公式サイト（https://www.skyscanner.com/）へ行きます。
公式サイトのトップページの中央に以下の情報を入力する枠があります。
・出発地
・目的地
・出発日
・往復日
・旅行者数
・座席クラス
これらの情報を入力し、「検索」をクリックします。
続いて購入したいフライトを選択します。この画面では、以下のプランからフライトの並び順を変更することができます。
・最適プラン
・最安プラン
・最短プラン
購入したいフライトを選択すると、フライトの詳細が出てきます。下の方を見ると「チケットを予約」と書かれた項目があります。そこにはチケットを予約できるサイトが価格順に並んでいます。
とにかく安く買いたい人は一番上のサイトから購入すると良いでしょう。しかし1番上のサイトは海外のサイトで、日本語対応をしていないこともあります。
その場合、予約内容の変更などのやりとりを全て英語で行う必要があるので慣れていない人には大変です。
そのため不安な人は以下のサイトから購入することをおすすめします。
・セブパシフィック航空
・Trip.com
セブパシフィック航空の公式サイトが表示されていることもあるので、他と比較して安くなっていたらチケットを買っても良いでしょう。
Trip.comは日本語対応もあり、カスタマーサポートのチャットでいつでも質問をすることができます。そのため航空券の購入に慣れていない人におすすめできます。
チケットを予約したいサイトを選択したら、そのサイトの購入の流れに従って購入手続きを進めていきます。
セブパシフィック航空は、料金が格安で安全にフィリピンと日本間を運航しています。また日本語対応もしているので、安心して航空券を購入することができるでしょう。
航空券の買い方がわからない人は、この記事で解説している方法を参考にしてください。
そしてセブパシフィック航空を利用して、お得にフィリピンへ渡航しましょう。
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