7人で漕ぎ出した船が4,500人に — 勤続10年の仲間を表彰しました

先日、QQEnglishで勤続10年を迎えた仲間を表彰しました。今年の対象者は約30名です。クルーザーを一隻借り切って、セブの海で船上パーティーを開きました。
毎年行っている表彰ですが、今回は少し奮発しました。いつものローカル船ではありません。10年という長い時間を一緒に働いてくれた仲間に、普段とは違う場所で感謝を伝えたかったのです。
みんなと一緒に大きなクルーザーに乗っていると、QQEnglishを始めた頃を思い出します。
2009年、私たちはわずか7人で出発しました。たとえるなら、7人が乗った小さな船です。それが今では、教師だけでも3,500名。世界中のスタッフを合わせると、4,500人の仲間が乗る船になりました。
創業した時には、こんなに大きくなるとは想像していませんでした。その船を長年一緒に動かしてくれた仲間が、今年は約30名も10年勤続を迎えたのです。感無量です。
今回表彰したメンバーには、先生だけでなく、ハウスキーパーチーム、メンテナンスチーム、ITチームの仲間もいます。
英会話学校というと、どうしても先生に注目が集まります。しかし、部屋や教室をきれいにする人、施設を整える人、システムを支える人がいて、先生も授業に集中できるのです。
持ち場は違っても、10年間、学校を支えてくれたことに変わりはありません。
その10年を振り返ると、本当にいろいろなことがありました。中でも忘れられないのが、パンデミックです。
今回表彰したのは、あのパンデミックを一緒に乗り切った仲間たちでもあります。私たちは2年半、学校の中で、一つ屋根の下で一緒に生活しました。仕事だけでなく、暮らしも共にしたメンバーです。
いつ元の生活に戻れるのか、先が見えない時間が続きました。それでも、それぞれが自分の持ち場を支えてくれたからこそ、学校での生活と仕事を続けることができました。

今回、船上でMCを務めてくれた先生は、パンデミック中にも学校の中でイベントを仕切ってくれていた先生です。
踊っているマネージャーも、歌っているハウスキーパーも、冗談を言ってみんなを笑わせているITスタッフも、隅にいて目立たないようにしているメンテナンススタッフもあの頃と変わっていません。
場所は学校から海の上に変わりましたが、みんなが集まると、パンデミックを思い出します。
先の見えなかった2年半を一緒に過ごした仲間と、今こうしてセブの海で10年勤続をお祝いしている。そのことが、何より嬉しかったのです。
長く働いてくれたことへの感謝はもちろんあります。しかし、大変な時間を一緒に乗り切ってくれたことも、私にとっては忘れられないのです。今回は少し奮発したくなった理由が、ここにもありました。
長い付き合いなので、変わらない姿に嬉しくなる一方で、仕事での役割はずいぶん変わりました。
仕事を教わる立場から、新しく入った人に教える立場になった人もいます。10年一緒に働いてきたメンバーは、今はマネージャーとして会社を支えてくれているのです。
授業で身につけた教え方も、毎日の仕事で気づいた改善点も、経験を積んだ仲間から新しい仲間へと伝わっていきます。長く働いてくれる人がいることは、学校にとって大きな力です。
人数が増えれば、それだけで多くの生徒を迎えられるわけではありません。新しい仲間を迎え、仕事を教え、一緒に学校を支えられるように育ててくれる人が必要です。その積み重ねで、私たちの船は大きくなってきました。

QQEnglishのミッションは「To be the gateway to the world」。世界への入り口になることです。
海外で働きたい人も、外国の友達を作りたい人もいます。英語を学んだ先には、それぞれの行きたい世界があります。その一歩を支えるのが、私たちの仕事です。
今回表彰した仲間は、10年間、それぞれの持ち場から、生徒の出発を支えてくれました。そして今では、その仕事を次の仲間にも伝えてくれています。
船の上で、こう言われました。
「次は20年勤続のパーティーを期待しています」
嬉しかったですね。
10年一緒に働いてくれたことも、もちろん嬉しいです。しかし、それ以上に嬉しかったのは、これからも一緒に働くつもりで、次のお祝いを楽しみにしてくれていたことです。
そんな話を聞くと、私も次の10年が楽しみになります。いろいろなことを一緒に乗り越えてきたこの仲間たちと、もっと、もっと遠くまで行ってみたくなりました。

7人で出発した時には、4,500人の船になるとは想像していませんでした。そう考えると、これからの10年で、この船がどこまで大きくなるのか。まだまだ楽しみです。
長く働いてきた仲間が、新しい仲間を迎え、育ててくれる。そして、10年勤続、20年勤続を一緒にお祝いできる仲間も増えていく。そんな会社にして、もっと多くの人へ英語を届けていきたいと思っています。
しかし、10年、20年勤続の仲間がどんどん増えたら、お祝いの船も大きくしなければなりません。
次は何人乗れる船を借りればいいのか……。
サイフを考えると恐ろしいです(笑)。


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