2020.01.24
中国に行くと大好きでいつも食べるのは牛肉面のお店です。牛の頭の骨をコツコツ煮込んだスープに作りたての手造り麺で食べる中国式のラーメンです。日本のラーメンとは根本的に違います。
【日本と中国の違い】 日本でラーメンというとスープがとても重要です。豚骨なのか、醤油ベースなのか、みそなのか、それぞれのお店がスープにこだわっています。しかし、しかし、中国のラーメンは麺が重要なのです。
【麺が重要】 刀削麺と言えば小麦粉を練った塊を刀すなわち包丁で切って、使う麺です。そして、私の大好きな牛肉面のお店は注文を受けてから小麦粉をこね麺を作ります。もちろんスープも特徴ありますが、あくまでも主役は麺なのです。
【郷土料理】 牛肉面のお店は中国全土にあります。緑色の看板で牛肉面と書いてあるので分かりやすいです。チェーン店ではないのですが、どこも同じ味なのです。実は経営者のほとんどが青海省化降県出身の人たちで、協会を作って運営しています。 【1万5千店】 なんと、なんと、中国の271都市にあり、全部で1万5千店もあります。それぞれが独立したお店なのですが、同じような看板で、同じ料理を出しています。そして、そして、絶対に競合するエリアにお店を出さないのです。 【マクドナルドより凄い】 牛肉面の協会はそれぞれのお店が過剰競争しないようにしたり、味が変わらないようしたりと、指導しています。チェーン店で全国共通のマニュアルがあるわけではないのに、1万5千店ものお店が同じようにやっているのですから凄いです。中国には不思議なビジネスモデルがあります。
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