2023.11.20
セブ島といえばマクタン島のビーチリゾートやマリンアクティビティで有名ですが、セブ島本島のセブ市内にはセブの活気や文化、歴史や絶景スポットなど様々な魅力を体験できる場所が存在します。
本記事ではセブ市内のおすすめ観光スポットを6箇所紹介していきます!
セブ市内の観光を考えている人は行き方や注意点も記載していくので、ぜひチェックしてみてください!
サントニーニョ教会は、スペイン植民地時代からの歴史を語り継ぐ建造物で、1565年に建てられたこの教会はセブシティで最も古いキリスト教教会の一つとして知られています。
毎年1月には、シヌログ祭りと呼ばれるフィリピンで最も大規模なお祭りがこの教会を中心に行われます。
マゼランクロスは、セブ島に初めてキリスト教がもたらされた歴史的な場所として知られていて、1521年にフェルディナンド・マゼランがこの地に到達し、十字架を立ててキリスト教の布教を始めたことに由来しています。
今でもその十字架があり、観光客や現地の人々が訪れる聖地となっています。周辺には伝統的な手工芸品やお土産を販売しているお店もあるので立ち寄ってみてください。
入場料などは無く、1〜1時間半で十分楽しめるスポットでお昼前〜夕方に行ってみてください。
タクシーやGrabで行くのがオススメですが、時間に余裕があり旅行、セブに慣れている人はコロンストリートやカルボンマーケットなど近隣エリアから歩いてみるとローカルの風景や活気が感じられるのでチャレンジしてみてください。
日曜日はたくさんの現地の人が教会にお祈りに来るので、ゆっくり楽しみたい人は日曜日は避けてくださいね。
サンペドロ要塞は、1565年にスペイン探検家フェルディナンド・マゼランの命により建設が始まり、1738年に完成したと言われているフィリピン最古で最小の三角形の要塞跡です。
当初はスペイン植民地時代の脅威からセブ島を守るために築かれました。レンガ造りの壁と石灰岩の要塞が特徴で、外見からもその歴史的な価値が感じられます。
門をくぐると、美しい庭園と歴史的な大砲が残されて、要塞内には、スペイン植民地時代の武器や防御施設、セブ島の歴史に関する展示物が豊富にあります。
入場料は30ペソ(約75円)で毎日8:00-19:00に開いて夜はライトアップされます。タクシーやGrabで行くのがおすすめでFort San Pedroと言えば間違いなく行くことができます。
※2024年8月現在、臨時休業中。
最新情報はFacebookページをご覧ください。
この博物館は、元刑務所を改装して作られていて、セブ島の歴史や文化を感じることができる場所です。
Museo Sugboは、特にセブ島がスペイン植民地時代から現代まで経験してきた歴史的な出来事の詳細を知ることができます。博物館内には植民地時代の武器や道具、古い写真、重要な文書、そしてセブ島の先住民族であるセブアノ人の生活に関する展示物が豊富にあります。
また、現地の観光学科の学生によるボランティアガイドは英語の勉強にもなるので、ぜひトライしてみてください。
営業時間は月曜日-金曜日の10:00〜16:30で入場料は75ペソ(約190円)で、留学生の方は学生証を見せると50ペソになります。
1時間程度で楽しむことができ、タクシーやGrabで行くのがオススメです。有名な場所なのでほとんどのドライバーにMuseo Sugboと言えば伝わります。
以前は土曜日も開いていたのですが2023年11月現在は月ー金となっています。訪れる際は最新情報をチェックしてみてください。
セブ国立博物館は2023年8月にオープンしたばかりの新しい美術館で、フィリピンの大統領主導してセレモニーを行うなど、セブ島を代表する博物館です。
セブ島の多様な文化と歴史が展示されてあるだけでなく、アートなど芸術作品も展示されておりセブ島独自の歴史との融合が楽しめます。
また、常に入館する人数制限をしているので比較的落ち着いて楽しむことができます。人数制限時はエントランスに行くと警備員に待つように言われてGoが出るまで待ってから入館になります。
筆者は2023年11月に訪れたのですが、まだ作業中のブースもあり完成がとても楽しみです。
開館時間は火曜日ー日曜日の9:00-17:00で入場料は無料です。タクシーやGrabで行くのがオススメで、サンペドロ要塞(Fort San Pedro)の隣の敷地にあるので一緒に楽しんでみて下さい。
大きな荷物やリュックサック、撮影機材などは持ち込みができないため注意が必要です。
コロン・カルボンエリアはダウンタウンエリアとして知られていて、ローカルの文化が息付く場所です。
コロンストリートはセブ島で最も古い通りでフィリピン全体でも最古の通りとして知られています。近くには大学が複数あり、毎日多くの人で賑わっています。スーパーマーケットから飲食店、ホテル、各種専門店や露天など様々な買い物が安く楽しめます。
中古スマホなどを販売している露天は、違法な修理をしていることもあるので注意が必要です。常に人とすれ違う混雑する場所であり、現地の人でもスリに合うエリアなので”貴重品はバックに入れて常に体の前に”を徹底して下さい。
タクシーで行くことも可能ですが、コロン方面に行くジプニーはたくさんあるので見つけやすく、少人数でしたらジプニーで行くこともできるのでチャレンジしてみて下さい。
カルボンエリアは、コロンエリアのさらに奥に位置していて、地元の新鮮な野菜、果物、魚介類、肉類が集まるセブで最も大きい市場であり市民の台所のような場所です。市場なのでピークタイムは朝の4時頃-7時頃ですが、市場周辺の一帯は昼間でも活気があります。
サントニーニョ教会から5分ほど歩くとカルボンエリアに入るので、教会に行く方はついでに立ち寄ってみて下さい。
タクシーにカルボンとだけ伝えるとカルボンのどこ?となったり適当な場所で降ろされてしまうので、SanJose(サンノゼ)大学の前や、カルボンナイトマーケットと言えばカルボンエリアの分かりやすい場所で降ろしてもらえます。
特に夕方以降は多くの人や乗り物で混み合うのでコロンエリア同様に”貴重品はバックに入れて常に体の前に”を頭に入れておきましょう。
セブ市内にはいくつかのナイトマーケットがあり、今回は3つ紹介します。
スグボメルカドはセブ島に3箇所あるのですが、ITパーク内が規模も大きく行きやすいのでオススメです。
ITパークのナイトマーケットは、火曜日-日曜日の16:00-0:00で営業していて、フィリピン料理から多国籍の料理まで幅広く揃っており場所もITパークというビジネス街の中なので、海外が初めての方でも安心して楽しむことができます。
11月中旬から1月の上旬の期間で開催されているナイトマーケットです。
先に紹介したコロンエリアの一部の通りが歩行者天国になり、ローカルフード屋台からファッションアクセサリーなど様々な露店が立ち並ぶ規模の大きいナイトマーケットで、19時半〜22時頃がピークです。
時間が早すぎるとほとんど店が準備出来てないので注意して下さい。
カルボンナイトマーケットは、去年のカルボンエリア再開発に伴ってできた新しいナイトマーケットです。
現地の料理を中心に屋台が並んでいて毎日16時〜23時で営業しています。ナイトマーケットのエントランスには警備員もいるのでローカルエリアながら安全に楽しむことができます。
夜のローカルの雰囲気を安全に楽しんでみたい人にオススメです。
トップスはセブシティーを一望できる絶景ポイントです。特に夜に訪れるのがおすすめで、展望デッキから美しい夜景を見ることができます。
セブシティの喧騒を離れ、リラックスしながら非日常を体験できるスポットです。Topsへ行く道中にも夜景を見ながらディナーができるレストランもいくつかあります。
トップスは標高が高く冷えるので、夕方から夜にかけていく方は上着を持っていきましょう。
24時間開いていてエントランス100ペソ(約250円)です。臨時休業などしていることもあるので注意が必要です。アクセスは、タクシー貸切が良いでしょう。
タクシーは捕まえる場所にもよりますが1台1000ペソ前後です。
必ず往復することを条件に値段交渉して、帰ってきてからお金を払うようにしましょう。
ビーチやマリンアクティビティ以外にも、セブ島には海外特有の体験をできるスポットがたくさんあります。
初めてセブ島を観光する人はサントニーニョ教会、マゼランクロス、サンペドロ要塞、セブ国立博物館の4箇所はかなり近くに位置しているので半日で一気に楽しめるのでおすすめです。