2016.11.29
今回外務省から連絡が来たのは一週間前でした。直ぐに在フィリピン日本大使館の書記官がQQ Englishを下見に訪れ 小泉進次郎 さんの視察が打診されたのです。
今週はセブ島でAPECの会合が行われています。様々な分野で会議があるのですが 小泉進次郎 さんは構造改革担当大臣会合に出席されたのでした。会合以外にも日程が組まれブームになっているセブ島留学と注目されるフィリピンのオンライン英会話の視察が決まったのです。
実は一か月ほど前の8月17日、QQ Englishに神奈川県議会議員の視察がありました。
毎年倍々に留学生が増えるフィリピン留学、とくにセブ島が中心に増えているので視察に来られたのです。その時 小泉進次郎 さんの地元横須賀の竹内英明議員がセブ島留学とオンライン英会話を融合させて世界中の生徒を集めているQQ Englishに感銘を受け小泉進次郎さんに話しをして下さったのです。
QQ Englishにとっても内閣府大臣政務官の視察は初めてです。政務官と言えばナンバー3のポジションです。まして日本で絶大な人気がある 小泉進次郎 さんと聞いて自然と気が引き締まりました。
2015年9月8日17時半 小泉進次郎 さんが乗ったBMWが二台の白バイに先導されてQQ EnglishがあるITパークに入ってきました。
車から降りた進次郎さんは思ったより小柄だったのですが眼光が鋭く光っていたのが第一印象です。
学校の前に止まっていたフィリピンのジプニーを改造したスクールバスの前で記念撮影をしてそのまま総合受付がある8階に上がりました。
受け付けスタッフ10名が直立してお出迎えです。
「Welcome to QQ English」
スタッフには「未来の日本の総理大臣だ」と言ってあるので最敬礼です。
小泉進次郎 さんのお父さん小泉純一郎元総理大臣のしぐさを覚えていますか?右手を挙げて「よ!」という癖です。さすがに「よ!」と言う言葉はありませんでしたが手を挙げて優しく微笑んだ瞬間スタッフの緊張がほぐれたのです。
そして直ぐにスタッフや生徒に話しかけ始めました。張りつめた空気が 小泉進次郎 さんの空気に変わったのです。
私は逆にドキドキしています。余計な質問をさせず決まった生徒とだけ話をさせる予定だったからです。
小泉進次郎さんはまったくお構いなしです。誰とでも話し、どんな質問にも答えていきます。
生徒にいろんな質問を始めました。何故、フィリピンを選んだのか?
生徒からは「値段が安い」「日本から近い」「一対一のレッスン」などと答えが返ってきます。
私は 小泉進次郎 さんの想定外の行動力にこの先視察がどうなるかハラハラしてきました。
小泉進次郎 さんはとても英語が堪能です。本人曰く昔は「ペラペラ」だったけど今は「ペラぺ」位だと仰っていました。
授業を受けているロシア人生徒に声をかけ何故セブを選んだのか?日本には行きたいか?などと気さくに声をかけていきます。イラン人生徒もあまりの気さくさにびっくりしています。
台湾からの生徒との会話には時間をかけていました。台湾には毎年行かれているようで思い入れがある国のようです。
通訳を使う必要がないのでどんどん話しかけていきます。
先生のトレーニング視察での一コマも印象的でした。イギリスから来ている言語学のスーパーバイザーがいるのですがフィリピンの教育状況について聞いていきます。フィリピン人英語の弱点やフィリピン人に英語を学ぶ利点など鋭い質問内容に緊張しながら話し始めました。
「日本人にはネイティブにいきなり習うより英語を学んで話せるようになったフィリピン人に習う方が早く上達する」とネイティブのイギリス人が答えました。
カランメソッドのトレーニングを視察したと時は驚いていました。 小泉進次郎 さんの英語に対する考えは会話力の強化です。伝わらなくては英語ではないと思っていらっしゃるので徹底的に繰り返し話をさせるカランメソッドを熱心に視察していました。
オンライン英会話を行っているフロアーに来た時です。
藤岡さんこれがQQ Englishの強みなのですね。
こういった形で世界中に英語教育していくシステムには正直びっくりしました。全く新しい概念の教育ですね。
ここまで凄い物を作り上げて来られたのは大変だったと思います。というようなとても嬉しいお言葉を頂きました。
誰もやったことが無い世界で初めてのオンラインとオフラインを融合させた英会話学校を作ってきています。何もかも手探りで試行錯誤の連続でした。苦労していないと言えば嘘になります。
小泉進次郎 さんは全てを察してくれて声をかけてくれたのでした。
最後、入学式や卒業式を行うラウンジに戻ってきて 小泉進次郎 さんがこんなスピーチを始めました。
英語はコミュニケーションのツールであり道具です。自分の思いを伝える事が出来なくてはなりません。流暢にペラペラ話すより、どんなアクセントがあっても間違っていても言いたいことが自分の言葉で話せれば人と人は繋がることができます。
私もそう思います。日本人に一番足りないのは伝える力です。海外では空気を読むだとか相手を察するなどと言う事はありません。
例え文法や発音が間違っていてもちゃんと自分の言葉で相手に伝えて行かなくてはならないのです。
進次郎さんはこんなふうにも言いました。
海外では日本と違う事が沢山あります。私は家賃を小切手で払う事すら驚きでした。日本いては経験できない事を海外にでて体験して欲しいと思います。
私も同感です。海外で留学すると言う事は異文化を体験し、今まで当たり前だった事が外国では当たり前ではないと言う事を学ぶ事でもあります。駅前留学で英語だけを学ぶのでなく思い切って一歩踏み出し海外を体験しなくてはならないのです。
大学の時オーストラリアでホームステイをして初めて本当に英語を話すと言う経験をしました。いくら日本語で考えてしっかりと話す内容を覚えて英語を使っても英語を話す事になっていませんでした。英語脳を鍛え英語で考え自分の言葉で話せて初めて人と人を繋げる会話になったのです。
もちろんインプットも必要です。基本的な英語の力がないと英語脳を鍛える事はできません。しかしいくら本を読んで勉強しても英会話はできないのです。
進次郎さんは大学で英語の勉強を止めたと仰っていました。そして英会話の勉強をしたそうです。
最後にこんなエピソードを話して締めくくられました。
APECの会合にでて15か国の代表がスピーチするのに英語を話さなかった世界の代表はいなかった。
もう15年もたつのでしょうか。「自民党をぶっ壊す」と言って 小泉進次郎 さんのお父さんが総理大臣になられたのは。
進次郎さんには日本の英語教育をぶっ壊してもらいたいと思います。
これからの日本に必要なのは外国人と対等に渡り合えるコミュニケーション能力だと信じています。英語の点数だけを目標にした英語学習ではなく外国人とコミュニケーションがしつできる英会話を重視した政策が重要なのです。
小泉純一郎元総理は所信表明演説で「米百俵」の精神を引用なさいました。
進次郎さんには百俵を将来の千俵、万俵として活かすため、明日の人づくりの為の英語教育改革に使ってもらいたいと思います。
これから日本が世界の中で生き残っていくのは英会話力の向上以外ありません。
中国や韓国に追い上げられ厳しい窮乏の中、目先の米百俵を当座の危機をしのぐために使ってはダメなのです。
小泉純一郎元総理は長く続いた閉塞感を打開するため「改革なくして成長なし」と訴え「恐れず、ひるまず、とらわれず」突き進んでいました。
QQ Englishもオンライン英会話とフィリピンのセブ島留学を融合させたまったく新しい学習法で英会話改革を実践していきたいと思っています。
小泉進次郎 内閣府大臣政務官は予定をオーバーしてQQ Englishに滞在なさいました。
沢山の生徒とふれあい自分の言葉で生徒に英会話の重要性を伝えていました。
そしてQQ Englishにも色々と貴重なアドバイスを頂きました。
私達は頂いたアドバイスやメッセージを生かして更に成長していきたいと思います。
小泉進次郎 さんには随所に光るオーラがありました。34歳とは思えない魅力と行動力の持ち主です。日本の若きニューリーダーはまだまだ粗削りですが将来が楽しみです。
海外のリーダーと英語で対等に渡り合い、自分の信念をもった 小泉進次郎 さんは将来必ず良い総理大臣なります。
日本の未来は明るいと確信しました。