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2024.06.29

語学留学は意味ない?語学留学のメリットと有意義にするポイント

ryusaku-imi

留学に興味があるけれど「語学留学は意味ない」とも聞くし、実際どうなんだろうとお悩みではありませんか。

結論を先にお伝えすると「語学留学は意味ない」ことはありません

筆者の経験からも海外での経験はその後の人生にとってプラスになったと感じます。これは机に向かって勉強しているだけでは理解できないものでしょう。

この記事では、語学留学は意味がないと言われる理由や、留学することのメリット、有意義な留学にするためのポイントなどを分かりやすくお伝えします。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

語学留学は意味がない?

まず、語学留学とは「語学を学ぶために海外の語学学校に通う」ことを指します。

グローバル化が推進される昨今では英語力は必須ですが、語学留学は必要ないという声もあります。

語学留学は誰でも挑戦しやすいものの、満足度は個人差が大きいようです。というのも、語学留学の満足度は自分の留学への姿勢や努力次第で大きく変わるからです。

有意義な留学にするにはどうすればいいのかもお伝えします。

まずは語学留学は意味がないと言われる理由から詳しく見ていきましょう。

語学留学は意味がないと言われる理由4選

「語学留学は意味ない」といわれる代表的な理由を4つご紹介します。

①日本でも英語は学べるから

日本でもオンライン英会話などがありますし、語学力を伸ばすことは可能です。

わざわざ留学する必要はないという考えです。ただ、相当時間はかかるでしょう。

②留学しても英語ができるようにならなかったから

留学経験がある人でこのように言う人がいますが、「留学=必ず英語が話せる」ようになるわけではありません。

なんとなく毎日を過ごしていれば留学期間はあっという間に終了してしまいます。語学習得に積極的な姿勢は不可欠です。

③日常で英語を使わないから

英語が就職に役立つとは限らないし、日常で使わないから留学は必要ないという考えです。

ですが、英語をはじめ国際的な視野を持つことは現代のグローバル社会において損はありません。今は小学校低学年でも英語を学ぶ時代です。

④AIが翻訳するから

AIに頼ればいいので、留学してまで学ぶ必要性があるのかという声も近年多くあります。

しかし、リアルな体験を伴う知見はAIには代替不可能であり、実はAI時代だからこそ体験型の留学の価値は認められているのです。

実際、政府も日本人の留学生を2033年までに50万人に引き上げる方針を打ち出しています。

(参考元:第5回教育未来創造会議を開催 (mext.go.jp)

語学習得だけではない語学留学のメリット5選

集中して学ぶ環境が揃う語学留学では、語学力が飛躍的に向上するのは当然です。

ここでは、語学力以外の語学留学のメリットを5つお伝えします。

①外国文化への理解が深まる

日本でも本やメディアで外国文化を知ることはできますが、実際に体感すると理解度が全く異なります。

それまでの見方が大きく変わることもある程です。

肌で感じる現地の生活・文化・コミュニケーションはとても刺激になりますし、そこでしかできない経験はまさに留学の醍醐味といえます。

②海外生活を体験できる

海外での生活は日本とは全く別物です。

料理1つ作るのでも、地元のスーパーに行けば全て英語ですし、表記の仕方も日本とは異なります。日本にはない食材もあるでしょうし、使い方が分からなければ英語で尋ねる必要があります。

始めは大変かもしれませんが、とても貴重な経験になることは間違いありません。

③外国人の友人が出来る

留学先の現地人はもちろん、語学学校ではさまざまな国から来た留学生と出会えます。

英語が拙くても遠慮せずに積極的に話しかけてみるのがおすすめです。海外で働きたい人や国際的な人脈が欲しい人には留学は絶好の機会でしょう。

よく日本人同士で固まってしまう人がいますが、非常にもったいないことです。

④新しい自分を発見できる(視野・価値観が広がる)

留学先では、出会う人の人種・文化的背景・思考もさまざまで、自然と影響を受けて自分が変わっていくものです。

また、海外ではそれまで全く無自覚だった「日本人」としての自分を実感します。日本の常識が全く通じないことも普通なので、自分が外国人なのだと思い知らされるのです。

日本のことを英語で紹介する機会も多いでしょう。普通に日本で生活していたら知らなかったであろう新しい自分を発見できるでしょう。

⑤自分に自信がつく

ある程度外国で生活した人ならば、「言葉が通じないこともあっても何とかなるものだ」という自信があるでしょう。

これは実際に経験しないと理解できないと思います。海外では英語がある程度できたとしても、戸惑う場面は珍しくありません。

ジェスチャーや拙い言葉で何とか乗り越えた経験はものすごい自信をもたらしてくれます。

有意義な語学留学にするためのポイント3選

コストをかけるのですから、有意義な留学にしましょう。

その為に大切な3つのポイントをお伝えします。

①留学する目的を決めよう

明確な目的を決めることは非常に大切です。

以下は例です。

  • TOEIC〇〇〇点をとって就職に活かす。
  • 外国人の友人や恋人をつくる。
  • 外国で就職できるレベルの英語力とスキルを得る。
  • その国の芸術や技術を学ぶ。

帰国後はどんな自分になっていたいのかイメージしてみると良いでしょう。その為に今するべきことは何なのか自然と学ぶ姿勢になるはずです。

②受け身は×!積極的に動こう

留学当初は頑張って勉強していたけれど、少し慣れるとダラダラしてしまい何も身につかなかったというのはよくあるパターンです。

初心者から英語を身に着けるにはおよそ3,000時間が必要だと言われています。授業でも日常でも積極的に動くようにしましょう。

インプットとアウトプットを高速で回すように意識するのが大切です。

ですので、留学に行く前も日本でできるだけ単語や簡単なフレーズをインプットしておき、現地ではコミュニケーションが少しでも楽しめるようにすると効率的です。

「全く英語が話せない状態」で留学を始めるよりグッと満足感が生まれやすいでしょう。

③帰国後も英語力をキープしよう

言葉というものは使わないと忘れるものです。

母国語の日本語でさえ、海外で生活をしているとパッと単語が出てこなくなりますので、第二言語なら尚更です。

せっかく身に着けた英語を忘れないように日本でも学び続けることはとても重要です。この時、留学先でできた友人と電話などができると良いですね。

語学学校に通う効果と期間の目安

留学期間は目的や予算、スケジュールによって決めると良いでしょう。

後述しますが、選ぶ国や都市によっても予算は大きく変わります。

数週間~1ヵ月

一般的に「短期留学」と呼ばれるのがこちら。

メリットは休暇や夏休みを利用して留学できる手軽さです。短いながらも、友人をつくったり、街を散策したり、旅行とは違う経験が出来ます。

デメリットは、物足りなく感じやすいことです。やっと慣れたころに終了なので、もっと学びたい気持ちがくすぶるかもしれません。

3ヵ月

日常会話が出来る程度で、生活を問題なく過ごせるようになる位の期間です。

リスニング力アップに期待ができ、英語レベル中級程度の到達が目安となります。レベルアップを実感しやすい頃合いです。

6ヵ月

「ネイティブ程でないが日常会話に不自由ない」程度が望めます。

現地の生活にもすっかり慣れて来る頃です。学校以外にも興味が向きやすいでしょう。

1年

1年以上の留学は「長期留学」と呼ばれ、語学力はもちろん、異文化コミュニケーション力も鍛えられる期間です。

ただ、まとまった費用が必要になるので、留学先はしっかり選びたいところです。

2年

専門用語も出るビジネス場面での会話が可能になる上級者コースといえます。

長期になると費用が気になるところですが、長期割引がある学校もあります。また、学生ビザで就労が可能な国もあるので調べてみても良いでしょう。

語学留学の国別人気ランキング

2024年の日本人留学生への調査結果は以下です。

1位:アメリカ    (約22%)

2位:オーストラリア (約19%)

3位:カナダ     (約15%)

4位:イギリス    (約11%)

5位:フィリピン   (約9%)

6位:ニュージーランド(約8%)

その他総合で約16%

コロナ前の2019年と比較して83%まで回復し、中でもフィリピンや韓国、シンガポールなどのアジア圏への日本人の留学は2019年の112%まで伸びているのが特徴的です。

理由としては、アジア圏で費用を抑えやすいこととホスピタリティの高い国民性が日本人に馴染みやすいことが考えられます。

(参考元:https://www.jaos.or.jp/newsrelease/2024)

留学先を決める目安

では、どの国にしようかと悩んでしまいますよね。ここでは、留学先を決める目安をお伝えします。

予算

留学先の国や都市によってかなり費用は変わります。

基本的に、欧米圏よりアジア圏の方が、また大都市より郊外の方が費用は少なくて済みます。人気がある本場のアメリカやイギリス、オーストラリアは費用が高い傾向にあります。

また、航空券の安い時期に渡航するのも大切でしょう。生活環境によっても費用は大きく変わりますので下調べが肝心です。

学校の質や学習環境

目的に合う質の高い学校があるかどうかはとても大切です。

語学コースだけでなく、職業スキルを学べるコースがあるなど学校によって開講内容はさまざまです。

世界中からどのくらい留学生を受け入れているのかもチェックしましょう。人気があるということは学習環境が優れている可能性が高いです。

日本人留学生が多いと気になるかもしれませんが、日本人とばかり話さなければ良いだけなのであまり心配することは無いでしょう。

気候や治安、食事などの生活面

気候は生活する上で非常に大切です。例えば、カナダとニュージーランドでは随分違います。

また、治安も調べておくと良いです。ある程度日本人が住んでいる地域だと比較的安心ですし、色々な情報も得やすいでしょう。

そして、意外と軽視しがちなのが食事です。毎日のことなのでストレスに直結しやすく、実はかなり重要です。

英語のアクセント

学びたい英語のアクセントで選ぶのも1つの方法です。

訛の少ない英語を話すカナダやフィリピン、馴染みのあるアメリカ、独特の英語を学べるイギリスやオーストラリアなどさまざまです。

ただ、語学学校の講師は基本的に訛の少ないネイティブ並みの英語力を持っていることから、学ぶ環境においてはあまり心配いらないでしょう。

語学留学をするには

では、実際に語学留学をしたい場合はどうすればいいのでしょうか。

語学留学をするには以下の項目をクリアしなければなりません。

  • 留学目的と期間を決定
  • 留学先の国と学校を決定
  • 入学手続きや授業料支払い
  • ステイ先決定と手配
  • 航空券、ビザ、保険手続き

これらをすべて自分でするというのはハードルが高いですので、特に語学留学が初めてという人は日本にある留学エージェントを利用するのがおすすめです。

相談からサポートまで頼れるのは心強いですね。

まとめ:「語学留学は意味ない」ことはない!現地でしかできない経験は人生の宝になる

「語学留学は意味ない」と言われる理由や留学のメリット、有意義にするポイントなどをご紹介しました。

集中して英語を学ぶ環境に身を置くことで語学力は飛躍的に向上しますし、語学力以外に得られる経験はプライスレスです。

目的を持ち、努力する積極的な姿勢があれば、留学経験が良い影響をもたらしてくれる可能性は非常に高いでしょう。

「留学してみたい」という自分の気持ちを大切に、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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