2018.10.02
こんにちは!
ジュンペイです!
海外で実際に働いてみて半年経つ自分が、実際の英会話において、コミュニケーションを誤りなく取るためのちょっとしたコツをまとめてみました。
僕はネイティブでも留学経験者でもなく、また英語のレベルもやっと日常会話がなんとかうまくいくと言った程度のレベルで恐縮ですが、仕事で外国人と話すときにミスなくコミュニケーションが取れるように意識しているポイントをここでシェアしていきたいと思います。
言語を話す上で欠かせないのが単語の数、語彙、つまりボキャブラリー。要するに自分が理解している単語の数。語彙というのはどの言語でも、基本中の基本ですよね。
例えば、会話中に「人差し指」という言葉を伝えたかったとしても、「index」という単語を知らなかった場合はダイレクトに伝えることが出来ません。なので、英語においても最低限の語彙数というのは必要になってきます。
それでは、英語を流暢に話せる事ができるようになったとして、そのレベルに必要な語彙数はどれくらいなのか?
気になったので調べてみた結果が、こちら。ここでは、日本語と英語に関して、ある程度話せるようになる人が持っている語彙数についてのデータが載っています。
では我々日本人はどれくらい日本語の語彙があるのだろう?
また日本語を学ぶ外国人はどれくらい単語を覚えなければならないのだろうか?
じつは必要な語彙数というのは各国語によって違っていて、日本語は英語や他のヨーロッパの言語と比べて必要な語彙数が格段に多いのだ。
各国語を90%以上理解するのに必要な語彙数は
フランス語・・・2000語
英 語・・・3000語 ドイツ語・・・・5000語
日本語・・・・・10000語 日本語は圧倒的じゃないか!
というか日本語を勉強する人は大変だな!!
参照元:英語がデキる人の「語彙数の平均」はどのくらいなのか? http://u-note.me/note/47491847
このように、英語を話す上では必要語彙数が3000語。
対して日本語は10000語。
3倍以上の差があります。
僕らが自然に覚えている日本語が、外国人から見たときにどれだけ大変な言語かがわかりますね。反対に言えば、僕らが学んできた母国語の3分の1の単語数さえ把握していれば、ほとんどのシーンで会話は通用するということなんです。
基本的には初心者の場合だと、日本語で言おうとしたことを英語に置き換えるところから英会話はスタートするはずです。(例外として、小さい頃から外国で暮らしていてすでにネイティブのような思考回路だったり、もう海外に長年住んでいる方は置き換える必要はないですよね)
置き換えを使う上で大事なのは、「そもそも日本語は文化上、元から複雑な表現になっていることが多い」ということ。日本語で言おうとした文章を完璧に英語に置き換えようとした場合、文章が長くなる上に難しい単語も覚える必要があるためハードルは非常に高くなってしまいます。
でも、シンプルな表現にすることを常に心がけていれば、「日本語から置き換えた内容すべてを言わなくても、相手に自分のニュアンスを伝えることは可能だ」と気づくはずです。
なるべく一言で、少ない言葉の数で自分の意志を伝えることができないか?伝える方法はないか?を意識してみましょう。
僕が相手と話す上で考えるのは、まず相手の英語のレベル。
例えばそこまで英語が得意でないアジア人のスタッフに高速で話したところで絶対に全て聞き取れないのでミスコミュニケーションが生じてしまいます。
逆に、自分より英語が上手いフィリピン人スタッフなら、半ネイティブのようなものなので自分の最大限のスピードで話しても全く問題ありません。むしろ、遅く話すと相手からすればレスポンスに困ったり会話の間が伸びてしまい、よくありません。
なので、まずは相手に応じた会話スピードの使い分けは必須だと思います。
次に必要なのは発音の工夫。経験からすると、アジア人のスタッフは彼らの母国語が日本と同じように母音を多く使うところが多いような気がします。なので、若干日本人的な英語を話しても割と通じてしまいます。
ただ、ロシア人のようにヨーロッパ出身でかつ英語に関してはあまり慣れていない、という場合だとそのままだとあまり通じませんでした。母音というよりかは、子音を意識した発音をしない限りなかなか会話が通じなかった記憶があります。(もちろん、相手の英会話経験にもよると思うのですが)
そのように、相手の耳だったり、脳内の英語レベルをある程度想像した上で、自分の話し方を変えていくとより的確なコミュニケーションが取れるのではないかと思います!
そして、少しでも会話に不安があればしっかりとジェスチャーやボディラングエージを交えてやっていくことが保険になるのでお忘れなく!
自分が会話中に疑問に思ったことはバンバン質問して、不安をなくした上で前に進んでいきましょう。
ジュンペイ