2019.03.18
こんにちは!ジュンペイです!
留学中の皆さんは日々熱心に勉強に励まれているかと思います。また、海外に住んでいるという方も、現地についてから英語学習を継続的にされている方も多いかもしれません。
昨日たまたま僕の頭をよぎったことがあって、そういえば「外国の子供ってスラスラと英語を話すよなあ」ということを思い出しました。TVやYoutubeを見ても、欧米圏の子供って特に英語を話す国だとママやパパにかわいい英語で話しかけているシーンを見かけますよね。3歳、4歳で英語をペラペラ喋れるようになったそんなベイビーたちも、最初は全く英語を知らなかったはずです。そして、日本の赤ちゃんたちも「世界的に見ても習得が難しい」と言われている日本語をマスターして行っています。僕らも何か学べることがあるんじゃないかと思って今日は焦点を当ててみました。
ここで少し、考えてみてほしいことがあります。あなたが日本語を話せるようになった過程を振り返ると、おおまかにどんな流れでしたか?
とはいっても、物心がついていないほど小さいときの話だという方も多いことでしょう。
わかり易い例として、小さいお子さんがいる方はご自身のお子さん、そうでない方はご友人や親戚のお子さんを見てみて下さい。生まれたばかりの子供はまだまだ言語を話せる状態ではなく「アー」「ウー」といった音を発します。また、だんだん時間が経つと音を聞き分けられるようになって、ママが「〇〇ちゃん」「☓☓くん」と言うと、反応してくれることもあります。こうやって、少しづつ音を聞きわけられるようになっていくのだと思います。
赤ちゃんが次にやることといえば、音の真似です。ママやパパ、兄弟姉妹やおじいちゃんおばあちゃんが言ったことを、ちょっとずつ真似していきます。「パッパ」「マンマ」というように少しずつ赤ちゃん言葉で単語を覚え始め、簡単な単語を覚えるようになっていきます。
3つ目の段階として、「ママ コレ つかう」のように、簡単な文章を作れるようになっていきます。その後は最終的に、完全な文型も話せるようになり、家族の真似や実際の会話を通して、アドバイスを貰いながら正しい日本語に矯正されていき、正しい日本語をマスターするようになります。ここで一つ気になるのは、赤ちゃんは最初に鉛筆と教科書を使った勉強ではなくて実際に「音の真似」から入って最終的に日本語を話せるようになっているということです。
そこで、英語習得の効果的な方法に関して調べていたところ、ある記事の中ではこのような記述がありました。
「文字から」ではなく「音から」――。一見、大きな転換に思えますが、考えてみればごく当たり前のことです。
生まれた子どもが日本語を覚えていく過程をイメージしてください。赤ちゃんは決して参考書を使って日本語を学びません。母親や身近にいる大人たちの声を聞き、それを真似しながら発声をはじめます。
「言語習得には、一定量の音のインプット/アウトプットが欠かせない」――これはSLAの最も重要なテーゼの一つです(。
従来型の英語教育(=教科書とペンを使って学ぶ学校での勉強法)では、まずもって音のインプット総量が足りていません。また、自分なりの言葉でアウトプットする習慣も身につかないので、最終的には使いこなすところまで到達できません。
ですから、子どもたちが英語を話せないのは、科学的に見ても、当然と言えば当然なのです。 参照元:ダイアモンド オンライン
このように、著名なメディアでもあるダイアモンド オンラインさんでも音のインプットとアウトプットの重要性が指摘されています。
つまり大事なのは教科書的な座学ではなくて、実際のインプットとアウトプットを繰り返すことが最も重要とのことで間違いないようです。実際に僕らが日本語を習得した過程を振り返ってみてもそうですよね。少しずつ大人の真似をして、段々と自分でも喋れるようになっていったのと同様に、ネイティブの子供たちも親や家族が英語を喋っていて、それを真似して喋り始めたことによって上達しています。
まずは「間違いを気にせずやってみる、口にしてみる」というモットーで、赤ちゃんを見習って成長を目指すのも悪くはないのかもしれません。