2018.10.22
こんにちは!
ジュンペイです!
10/22には、須藤元気校長による特別クラスが行われました!
英会話上達法に関しての貴重なアドバイスを沢山頂いた中で、「ネイティブに通用する英語を磨くにはどうしたらいいのか?」というテーマでのトークもあり、非常に参考になりました。その中でメモした部分をまとめていきます。
※ちなみに記事で解説している部分は、全て須藤元気校長の特別クラスの内容を転載して文字に起こしたものです。
須藤校長がお話された英会話のコツの一つが、まず英語は子音の言語であることを理解すること。
そもそも日本語は「あいうえお」と母音が主体の言語なので、言ってみれば英語と正反対の言語であるということをまず理解するのが重要とおっしゃっていました。
元気校長いわく、英語をうまく発音する上でのポイントは、こちらの2つです。
・あごを下げない
・唇を立てる
やってみるとわかるのですが、つまり「センパイ、お疲れッス!」「〜ッス!」という体育会系の話し方に近づくイメージになります。
実際にアメリカのトランプ大統領も、「America First」というときに唇を立てて話していますよね。このように、口周りの動かし方を抑えた上で、子音を意識するとネイティブらしい話し方に近づく、とのことでした。
また、本場の英語を聞き取る上で少し厄介なポイントが一つあります。それは、前後の音がくっつくということ。
まずはこの例文を見てください。
“A woman is pushing a shopping cart.”
ジャパニーズイングリッシュでこの文章を読むと、
「ア ウーマン イズ プッシング ア ショッピングカート」
となります。それに対して、ネイティブの発音をカタカナで表すと
「ア ウメニズ プシンガ シャッピン カー」
となります。
ここで何が言いたいのかと言うと、まずネイティブによる発音の場合だと前後の音が続きます。
具体的には、“woman is” の部分が「ウメニズ」とくっついたり、“pushing a cart”の部分が「プッシンガ カート」とつながります。
このように、母音の前後の音が合わさった形で発音されるのがネイティブの英語。リエゾンとも言うこの形式に慣れることが重要です。
実はリエゾンには他にもタイプがあり、”shopping”の”g”の音が抜けて「ショッピン」になったりと、省略形もあります。詳しくはこちらのページでしっかりと解説されているので参考になると思います。
英語の発音における「リエゾン」(リンキング)の特徴と主なパターン
英語ネイティブのアメリカ人やイギリス人と会話したことがある方は実感したかもしれませんが、ネイティブの人って本当にリエゾンの嵐です。前後の音がくっつく上に、猛スピードで発音してくるし手加減もないしで強敵です。
では、そんなネイティブの容赦ない英語を聞き取れるようにするにはどうすればいいのか?
1つ目は、習うより慣れろでとにかく場数を踏むこと。
ネイティブの人が話している動画や、フレーズの言い方など今はYouTubeを駆使すれば本当に何でも見ることができます。
何より、ネイティブに近づくにはネイティブの真似をすることが最短。
2つ目は、アウトプット。
リスニングに関する事実として、自分が聞き取れない音=自分が話せない音 なので「自分が話せる音」の領域を意識して広げていくことが先決です。
ネイティブの発音を真似して、先生にも自分の発音が正しいかをチェックしてもらい、正しい型を覚えた上で繰り返し繰り返し実践し自分自身に覚えさせていきます。
3つ目は、ちょっと外しなのですが、音楽を使うこと。
たくさんのフレーズがテンポよく聞けるので、練習にはうってつけです。場数を踏むという意味では何よりも数多く耳を鍛えられると思います。ラップやヒップホップなど、短めのフレーズをポンポン言う歌だと、特にリエゾンの対策にはぴったりかもしれません。
以上が、須藤校長による特別クラスの内容でした。
元気さん、大変参考になるアドバイス、ありがとうございました!
ジュンペイ