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2019.02.18

セブ島留学の英語上達法〜口を大きく開けない方が発音がうまくなる?

こんにちは!ジュンペイです!

さっそくですがみなさんは、ご自身の英語の発音に対してどれくらい自信を感じていますか?また、どんなふうに考えていますか?

英会話の上達と英語の発音方法は切っても切り離せないものですよね。

今日はそんな発音力の向上に関するポイントを見ていきます。

大切なのはスピーキングマッスルを鍛えること

前回こちらの記事で、英語の発音に関してとても重要な役割を果たすスピーキングマッスルに関して少し触れました。

これは簡単に言うと、口周りにある筋肉で特に英語を話すときに使われる部分であり、日本語が母国語である僕らは意識しないとなかなか鍛えられない部分になっています。

前回の記事では、英会話と体育会系部活生の人の共通点に関しても簡単にご紹介しました。一言で言うと、体育会系の「〇〇ッス」という話し方、つまり母音無しで子音だけを発音するような口の使い方は英語にも共通する部分であるという事実です。

例えば、日本語にはない英語限定の発音を少し見てみると「th」などがあります。「through」という単語などに使われています。
改めて、どのように発音するのかをGoogle先生に聞いてみたところこのような解説画面が出てきました。

「TH」の発音の仕方


この音は、舌を突き出し比較的強い勢いで息を吐くことで出せる音となっています。しかし、日本語ではこんな舌の使い方をすることは稀ですよね。(笑)

なので、始めは「th」の発音がうまくできない人がほとんどだと思います。でも、ネイティブがどうやって口と舌を動かしているか?を知って、繰り返し練習すれば僕らもこの音と手に入れることができます。これはつまり、「その音を出すために必要な口と舌の筋肉を意識し、鍛える」ことによって自分が発音したい音をマスターできるようになるということです。


一流アスリートのスピーチ


ではネイティブスピーカーは実際に話すときどのような口の使い方をしているのか?一つ、いい例を見つけました。こちらのステフェン・カリーという、NBAを代表するバスケットボールプレイヤーのMVP受賞時のスピーチを見てみましょう。

彼の話し方を見ると、口をかなり閉じ気味で喋っているのがわかると思います。そもそも外国の人は口がかなり大きいのですが、そこまで開けることなく話していますよね。また、フレーズの間で舌を出して唇を舐める動作をするのも印象的です。これはなぜかというと、イングリッシュスピーカーは舌を多様に使うことで発音を切り替えます。先ほどの「th」のように舌を突き出した発音だったり、[L]のように舌を口の上壁へとこすってはじく発音だったりと、日本語に比べて圧倒的に舌を使います。

そのため、このようにフレーズの休憩時に舌を出す動作をするのは、英語を話す人によく見られます。アメリカ人が早口で話すとき、舌があちこちに動くと言われるように、英語は舌をフル活用する言語なのです。


子音のマスター英語上達の鍵

前回の記事でもお伝えしたように、日本語は「あいうえお」という母音が主となる言語のため、みなさん意識せずとも母音は問題なく発音できます。
しかし、問題なのが子音であり、英語は子音が主となる言語であるからこそ発音や聞き取りに苦労する日本人が多いのが現状です。

なので、英語突破の鍵となるのが「子音」をいかにマスターするか、ということ。自分が発音できるようになれば聞き取りもできるようになります。

子音を早くマスターするための方法として、先ほどの「th」のように普段僕らがしない発音に関して、方法を調べたりネイティブの人の真似をすることによって一つ一つマスターしていきましょう。そこで、先ほどのステフェン・カリーのような話し方、舌の使い方を真似するのもオススメです。舌をよく使うようになるためには、口を大きく開けるのではなく、あまり開けずに舌の使い方、そして空気のコントロールに集中することで英語らしい子音の発音のコツになります。

※参考サイト
英語は口を大きく開けて話す、は都市伝説である。

ぜひ、研究されてみて、自分に合ったスタイルを見つけてみて下さい。

(QQE 英語コラム)