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2018.08.08

【第3弾】世界で活躍する落語家 柳家東三楼師匠、海外公演報告記

QQ Englishシーフロント校に留学後、先日、アメリカとカナダで”英語落語”のツアー公演を行われた落語家の柳家東三楼師匠。
ここまで寄稿していただいたオンライン英会話、留学の体験記に続いて、締めくくりとなる海外公演の模様について記していただきました!

ITパーク校での留学経験を京都のギャラリーでアーティストの仲間に自慢していました。海外で英語落語やってみたい。私の一言から友人の口利きが始まり、あっという間にトロント、ニューヨークでの18公演が決まりました。

大人って凄いなぁ、と考える前に英語の学習に火を付け、前回書きましたように二度目のセブ島QQEさんへの留学を決め、海外公演の準備に入りました。

 
トロント、ニューヨークに二カ月滞在するにあたり、芸で使う英語の他に日常会話も必要と考え勉強し直すことにしました。

通常のオンラインレッスンに加えてアメリカのテレビ、ラジオを日常的に聞いたり、英語で文章を書いたり、簡単な文章を丸暗記したりと使う英会話を重視していきました。

 
三週間に渡る留学を終えてトロントに着いた時に、空港の手荷物検査に引っかかりました。全ての荷物を出して検査される面倒よりも、検査員の言ってる事がハッキリ聞こえて分かる自分に驚きました!英語、上達してる!

 
30分に渡る英語落語を覚えたのも、テキストを音読したのも、グループレッスンでみんなで芝居したのも良かったのかも知れません。トロント、ニューヨークでの日常の英会話には全く困りませんでした。

トロント、ニューヨークでは主に大学で公演し、英語で落語をし、ワークショップをし、質疑応答をしました。難しい質問を除けば通訳の先生無しで私自身で答え、講義しました。

またバー公演、文化会館での公演など様々な人種、老若男女のお客様に聴いていただき、沢山の笑い、拍手をいただき天にも登る思いで二カ月過ごしました。

途中、いつものように気負いから身体中に蕁麻疹が出たり、体調を崩したりしましたが、それはそれは楽しく輝かしい毎日でした。

QQEで学んだ事が目の前に次から次へと現れて、学習と実践がこんなにも近いのかと、ふふふ、と笑ってしまうこともしばしばありました。

休暇で立ち寄ったボストンで野球を観ていました。レッドソックスのレは明らかにRに聞こえます。僕は決意していました。

アメリカにアーティストビザで移住して、活動の場を移そう。

思い立ったが吉日、ご贔屓筋を頼りにニューヨークの弁護士さんを決め契約しました。

今、休みが無く忙しい中で英語の学習をしつつ、新しいネタを構想しています。古典落語の「死神」の英語化です。同時にビザ取得の書類を作っています。

初めてQQEさんに留学してから半年、1年で私の人生が大きく変わりました。頼光さんの仰る通り英語で自分が変わる、英語で世界を変える、本当にそうしたいと自分が強く望み行動する事で実現させる。QQEさんへの留学は英語の学習だけに留まりませんでした。英語のネイティブ国への移住を決意させていただきました。

自分の意思を形にして背中を押していただきました。

 
英語で変わる。

新しい学校のスタイル。

僕は新しい落語家のスタイルを探しに、世界に羽ばたきます。