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2023.10.27

カナダワーホリ徹底解説!費用、仕事、都市、必要な英語力について

ワーキングホリデーにおいてオーストラリアと並ぶ人気の国、カナダ。

壮大な景観、温かい人たち、きれいなアメリカ英語のアクセント、そして多数の語学学校が存在し、英語習得の場としても最適です。

今回はカナダワーホリの費用、仕事、都市、必要な英語力について徹底解説し、カナダワーホリで最近注目されているセブ島2ヶ国留学についてもお伝えします。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

カナダワーホリの概要

まずはカナダワーホリビザの申請条件について見ていきましょう。

カナダワーホリビザ申請条件

・日本国籍を有する人
・パスポートの有効期限がワーキングホリデーの滞在期間をカバーすること
・就労ビザの申請において日本の本籍住所を提供すること
・申請書受理の時点で、18歳以上30歳以下(出発時は31歳でも可)
・最低CA$2,500相当の資金を有している
・滞在する期間をカバーする医療保険に加入している
・カナダに入国できる権利、資格がある
・往復航空券を事前に購入できるか、片道航空券の場合、帰りの航空券を購入する資金を有する
・扶養家族が同行しないこと
ワーホリビザ申請料CA$261とバイオメトリクス(指紋認証)登録料CA$85の費用を支払うこと

カナダはワーホリの国の中でも珍しい「先着抽選制度」をとっています。

例年1月中にカナダワーホリの募集が始まり、6,500人(2023年募集人数参照)までがビザを取得できます。

まずは「プール」と呼ばれる抽選に応募し、当選した人から順番に申請できるという仕組みです。抽選は不定期ですが、かなりの数行われますので、抽選にはずれ続けるということはあり得ません。

しかし、ゆっくりしていると枠が減ってしまい、当選確率が極端に減ります。例年9月頃から人数が減り、当選確率が下がりますので、カナダワーホリを希望する人は早めの申請をおすすめします。

カナダワーホリは受理から1年以内に渡航すれば良いので、1年以内に確実に渡航する人は、申請してしまった方が良いと言えます。

カナダワーホリに必要な費用

カナダワーホリに必要な費用は1年間の概算で約100〜250万円です。費用の差が倍以上ありますが、この差は現地でどれだけ語学学校に通学するかが大きく影響します。

カナダは6ヶ月まで現地での就学が可能です。仮に現地で6ヶ月就学し、その間働かずに勉強のみに集中した場合の総費用は約240~250万円です。

カナダで半年過ごす場合、生活費のみで120万円以上見ないといけませんので、収入がなければ費用も高額になります。

ただし、6ヶ月の就学中に、学校へ通学しながら働けば、パートタイム(週20時間程度)のお仕事でも月に約10~15万円の収入になりますので、その分費用は減らせます。カナダワーホリの最長期間で学校への通学を検討している人は、学校へ通いながらのアルバイトも検討すると良いでしょう。

また、単純に費用をおさえるには、学校に通わなければトータル費用を100万円前後におさえられます。

現地で学校に通学しなければ、1~2ヶ月後には仕事をしている可能性が高いため、すぐに生活費を賄うための収入が得られます。学費もかからず、収入もすぐに得られるため、トータル費用は100万円前後で済むのです。

では学校に通学しない方が良いのでは?と思ってしまいそうですが、学校に通学しないと、日本人以外の友人はできにくく、英語力も伸びないため、現地で英語を使う仕事を見つける可能性がかなり低くなります。

たまに現地の仕事で英語力を伸ばしたいという方がいますが、そもそも英語力がない人を現地で雇うことはありません。そのため、最低でも数ヶ月は学校に通学すべきと言えるでしょう。

半年と1年を比較

半年と1年ではワーホリ費用は異なるのでしょうか。2つの期間を比較してみたいと思います。

1年のワーホリ総費用

※航空券代、保険代、現地生活費等含む

・就学なし 約100~110万
・通学1~2ヶ月 約120~140万
・通学3~4ヶ月 約150~180万
・通学5~6ヶ月 約200~250万

<内訳>
・学費:月約15~20万円
・生活費(ホームステイ代もしくはシェア):月約20万円~(お小遣い、交通費含む)
・ビザ申請料:約4万円(申請費約3万+指紋認証約1万)+東京・大阪交通費(指紋認証の登録に必要)
・保険代:約20~30万円(年間)
・航空券代:約10~15万円(片道)

半年のワーホリ総費用 

※航空券代、保険代、現地生活費等含む

・就学なし 約90~100万
・通学1~2ヶ月 約110~130万
・通学3~4ヶ月 約140~170万
・通学5~6ヶ月 約190~240万

比較してみると、実は1年と半年のワーホリは10~15万円程度しか違いません。

理由としてはワーホリは卒業後に収入が得られることによって費用がおさえられる制度のため、期間を短くしても内容が一緒であれば費用は変わらないからです。

唯一差がつくとしたら保険代。1年の保険代の半分になりますので、10~15万円程度総費用が安くなります。

学校卒業後の収入は、生活費以上に稼げることが一般的ですので、トータル的な収支で言えば1年間滞在した方が費用がおさえられるかもしれません。

また、カナダの場合は半年までは電子認証eTA(申請料CA$7)で留学ができますので、就学中働くつもりがない人は、ワーホリをとらずに行った方が安く、申請も簡単です。

関連記事:ワーキングホリデーの費用はいくらかかる?費用別詳細と各国の費用を紹介

カナダワーホリでの仕事

次にカナダワーホリでの仕事について見ていきましょう。

どんな仕事があるの?

カナダでは様々な仕事にチャレンジできます。以下、カナダで見つけやすいお仕事です。

・日本食レストラン
・お土産屋さん
・カフェ
・山ジョブ(スキー場など)
・ツアーガイド
・空港
・バー
・レストラン
・リゾート、ホテルスタッフ
・ディッシュウォッシャー、カーウォッシャー
・ボランティアワーク

カナダ独自の仕事と言えば、現地で山ジョブとも言われるスキー場などでのお仕事です。

ベストシーズンはウィンタースポーツの盛んな冬。山にこもって仕事をするため、お金が貯まりやすく、空き時間にゲレンデを無料で使用できるので、スキーヤーやスノーボーダーにとってはたまらない仕事と言えるでしょう。

給料は?

カナダは州により最低時給が異なりますが、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では最低時給CA$16.75、トロントのあるオンタリオ州ではCA$15.5です。

日本円でバンクーバーは最低時給約1,850円、トロントで約1,700円と日本と比較してかなりの高給と言えます。しかも、カナダはチップ制の国ですので、接客業のお仕事に就けば、プラスしてチップをもらえることも多いです。

しかし、英語を使わない日系企業の中にはこの最低時給を守っていない会社もあります。現地のローカルジョブであればしっかり稼げますので、やはり英語力は必要と言えます。

必要な英語力は?

英語をほとんど使わない日本食レストランやディッシュウォッシャー、カーウォッシャーなどの仕事は中学1年生レベルでの英語でも何とかなります。

しかし、時給が安いうえにきつい仕事であることが多いため、英語を使うローカルジョブを目指すのであれば、最低でも日常会話程度の英語力は身につけておくことをおすすめします。

関連記事:ワーキングホリデー中の仕事とは?種類、給料、探し方を徹底解説

体験談(20代・女性)

ワーホリ中にホテルでの仕事をしていました。仕事は友人の紹介で見つけました。フロントや客室の清掃をする仕事で、英語とフランス語の両方を使う仕事でした。

週に6日、1日7時間働き、時給は15カナダドルでした。ワーホリ中の仕事としてはやりがいがありましたし、給料も悪くありませんでした。ホテルのスタッフやお客様とも仲良くなれましたし、言語力も向上しました。

カナダワーホリおすすめの都市

カナダで人気の2都市を紹介します。

バンクーバー

こんな方におすすめ

都会すぎず、田舎すぎない都市に住みたい人。寒いのは苦手という人も比較的温暖なので住みやすい都市と言えます。

都市の特徴

バンクーバーはカナダの第3都市で、都会の便利さとカナダの雄大な自然のどちらも併せ持っている都市です。

暖流の影響で冬は雪が降っても積もることは珍しく、カナダの中では比較的温暖な地域になります。アジア便が多いため、東側のトロントよりも航空券が安く、多くの経路から航空券を選ぶことができます。

日本人を含むアジア人が多く滞在していますので、周りの日本人に助けられることも多く、初めての留学の人にとっては安心できる都市になります。

バンクーバーでのワーホリ生活

すべてにおいてバランスの良い都市のため、勉強、観光、仕事、アクティビティなど、何でも楽しむことができます。

トロント

こんな方におすすめ

カナダで最も移民が多く、多人種多文化を認めている都市です。音楽、芸術、スポーツ、金融などカナダのすべてが集まった都市ですので、たくさんの刺激を受けたい人におすすめです。

都市の特徴

トロントは東側に位置し、寒流の影響で冬は極寒です。気候としては東北や北海道をイメージすると良いでしょう。

しかし、家の中や地下鉄、デパートなどはかなり暖房が効いているので建物に入ってしまえば寒くはありません。図書館が多く、勉強に集中できる街の雰囲気ですので、遊びより勉強という人にとって良い環境です。

バンクーバーと比較すると日本人を目にすることも少ないため、できるだけ日本人を避けたいという人にとっても良いでしょう。

トロントでのワーホリ生活

カナダ最大の都市ということもあり、音楽、芸術、スポーツ、観光など何でも楽しめます。イベントも多いため、飽きることなく毎日を過ごすことができるでしょう。

また、ニューヨークがすぐ近くにありますので、アメリカ旅行を気軽に楽しむ人も多いです。

カナダワーホリ前にセブ島留学という選択肢

カナダワーホリについて詳しくお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

カナダは大変魅力的な渡航先ですが、いきなりカナダへ渡航するのではなく、カナダワーホリの前にセブ島留学に行くという方が増えています。

ワーホリ前にセブ島留学した方が良い5つの理由

なぜワーホリの前にセブ島留学に行く方が多いのか。ワーホリ前にセブ島留学をした方が良い5つの理由をお伝えします。

理由①:ワーホリ前に低予算で英語力を身につけられる

セブ島留学は他の英語圏の語学学校の1.5〜2倍のレッスン時間があります。生活費も含めた留学費用は他の英語圏の半額〜3分の2程度です。

これらの理由から、セブ島留学は最高のコストパフォーマンスで英語力を向上させるための環境が整っていると言えます。

理由②:マンツーマンレッスンで初心者でもOK

セブ島の語学学校では、個々の学習ニーズに合わせたマンツーマンレッスンが中心です。

つまり、英語初心者でも完全に自分のレベルに合わせたレッスンを受けることができるということになります。

理由③:ワーホリ先で時給の高い仕事に就ける可能性が上がる

英語力が高いほど、ワーホリでの仕事の選択肢は広がります。特に、時給の高いローカルジョブと言われる仕事は英語スキルが求められます。

セブ島留学で英語力を高めることで、時給が高いローカルジョブの仕事を見つけられる可能性もぐっと上がります。

理由④:ワーホリ先で学校期間を短くでき、長く働ける

ワーホリ前にセブ島で英語を学ぶことで英語力をある程度伸ばすことができますので、ワーホリ中の学校にはそれほど通う必要がなくなり、学校に通学する期間を短縮できます。

これにより、ワーホリで働ける期間は長くなり、収入を得る時間を増やすことができます。

理由⑤:海外生活に慣れ、ホームステイや学校生活をより楽しめる

海外生活は日本とは違う新しい文化、食事、ライフスタイルに触れることの連続です。セブ島留学では、そのすべてを経験でき、異なる環境や異文化への順応力を育てることができます。

これはワーキングホリデーでのホームステイや学校生活をより楽しむための大切なスキルです。未知の環境に対する不安を和らげ、新しい体験に対する楽しみを増やすことができます。

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フィリピンのセブ島留学では学校選びが重要です。

QQEnglishは完全にマンツーマンを求める方へはオールマンツーマン、一気に英語力を伸ばしたい方はスパルタ式など、どの様な方にもマッチできるレッスンスタイルで、多くのワーホリメーカーを受け入れてきた実績があります。

また、ワーホリに必須なスピーキング能力を伸ばすことに特化したカランメソッドを取り入れていますので、まさにワーホリにはうってつけです。講師全員が国際資格であるTESOLの資格保持者を義務付けられており、講師によってレッスンに質の差が生まれず、常に高い質のレッスンを受けられるため安心です。

QQEnglishホームページ:https://qqenglish.jp/

カナダワーホリのまとめ

カナダは学校が多く、英語の発音もきれいで、英語を習得するのに大変魅力的な国であることが分かりました。

カナダでできる仕事は多岐にわたりますが、仕事を探し、応募し、仕事をこなすためには、一定レベルの英語力が必要となります。それを磨くためにおすすめなのがセブ島留学です。

セブ島留学では、費用をおさえながらマンツーマンのレッスンを中心に基礎から応用まで英語を学ぶことができ、ワーホリ先での職探しや仕事の選択肢を広げることが可能となります。

また、セブ島留学で海外生活に早く慣れることで、ワーホリ先での新しい生活をより楽しむことができるはずです。

今しかできないカナダワーホリ生活を最高のものにするために、ワーホリ前のセブ島留学をぜひ考えてみてください!

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