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2023.05.01

ワーキングホリデーのメリットとデメリットとは?

ワーキングホリデー


社会人や学生が、半年〜1年ほどの期間を海外で過ごすワーキングホリデー。現地で語学学校に通ったり就労したりすることで、その国ならではの文化や慣習を体感することができます。

しかし、人によっては、年齢制限や費用、語学力などがデメリットになることも事実です。今回は、ワーキングホリデーのメリットとデメリット、デメリットの解決方法について紹介します。

ワーキングホリデーを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

QQEnglish編集部
執筆者

QQEnglish編集部

フィリピン・セブ島留学をはじめ、世界各国への留学、ワーホリ情報など英語学習をしている方へ役立つ情報を発信しています。

斉藤淳
監修者

斉藤淳

フィリピン留学協会会長

2014年からフィリピン・セブ島留学に関わる。セブ島の学校を中心に50校以上訪問しつつ、留学生に学校の選び方や現地の情報を発信しています。

ワーキングホリデーとは


ワーキングホリデーとは、就学や観光などの目的で海外に滞在しながら、現地でのアルバイトや就業を通じて生計を立てることができる制度のことです。

主に18歳〜30歳が制度の対象とされ、参加資格や就労期間、就労先などは国や地域によって異なります。

2023年3月現在、日本はヨーロッパ諸国を中心に、27カ国とワーキングホリデー協定を結んでいます。

人気の渡航先としてはイギリスやカナダ、オーストラリアなどが挙げられます。

ワーキングホリデーの4つのメリット


ワーキングホリデーは、日本人の若者にとても人気の制度。渡航制限が緩和されつつある中で、再び注目度が高まりつつあります。ここでは、ワーキングホリデーのメリットを4つ紹介します。

現地の文化を体験することができる

ワーキングホリデーの期間中は、現地で生活することになります。そのため、その土地ならではの文化やアクティビティを体験できる絶好の機会です。

例えば、ウィンタースポーツが有名なカナダでは、アイスホッケーやスキーなどを楽しむことができます。オーストラリアでは、ミートパイやバンガーズ & マッシュ(ラムやカンガルー肉のソーセージにマッシュポテトを添えたもの)といったソウルフードを堪能できるでしょう。

このように、その国ならではの体験を楽しむことができるのは、ワーキングホリデーの大きなメリットの1つです。

語学力を向上させることができる

現地で暮らすことで、必然的にその国の語学を使う機会が増えるはずです。

リスニングやスピーキングといった、日本にいるとなかなか身につかない能力も伸ばす事ができるでしょう。

一般的に3ヶ月以上の留学で、日常生活で困らないレベルの語学力が身に付くと言われています。また、語学力を向上させることで、自分の自信にも繋がるはずです。

グローバルな交友関係を築くことができる

ワーキングホリデーに行くことができる国では、グローバルな交友関係を築きやすいです。

なぜなら、日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国は、他の国ともワーキングホリデー協定を結んでいることが多いからです。

現地の人だけでなく、自分と同じようにワーキングホリデーで来ている他の国の人と交流できるのは、とても貴重な経験ですよね。

お互いの母国語を教え合ったり、シェアハウスで一緒生活したりと、ワーキングホリデーをより充実させることができるはずです。

現地でお金を稼ぐことができる

学生ビザでの留学だとアルバイトができない場合もありますが、ワーキングホリデーでは、現地で仕事をすることが可能です。

長期間暮らすには一定のお金が必要とされる中で、働くことができるというメリットは大きいですよね。

生活が豊かになることで、現地での観光や体験にお金をかけることができるようにもなるはずです。

また、オーストラリアやイギリスは日本に比べて高時給です。そのため、現地である程度のお金を稼いで帰国する人も一定数います。

関連記事:ワーキングホリデー中の仕事とは?種類、給料、探し方を徹底解説

ワーキングホリデーの4つのデメリット


現地でお金を稼ぎながら、さまざまな経験ができるワーキングホリデー。

とても魅力的な制度ですが、デメリットもあります。しっかり確認して、ワーキングホリデーの判断材料にしてくださいね。

年齢や行ける国に制限がある

ワーキングホリデーは、一般的に18歳〜30歳という年齢制限があります。例外的に、フランスは29歳まで、アイスランドは26歳までですので注意が必要です。

そして渡航できるのは協定を結んでいる27カ国。そのうち英語圏の国は、以下の5カ国です。

オーストラリア・ニュージーランド・カナダ・イギリス・アイルランド

また、国によってはビザの発給部数が決まっているため、抽選が行われることもあります。

・発給部数に制限がない国の例:オーストラリア、ニュージーランド、ドイツなど
・発給部数に制限がある国の例:カナダ、韓国、フランスなど

ビザは申請から取得までに早ければ1日、長いと3ヶ月以上かかります。渡航希望日から逆算して早めに申請することをおすすめします。

まとまったお金が必要である

現地でお金を稼ぐ事ができるといっても、日本にいる時より仕事を探すのが難しいのは必然です。

また、語学学校に通う期間は、就労できる時間が少なくなることも想定しておかなければなりません。

そのため、渡航前に半年間働かなくても生活できる程度のお金を用意しておきましょう。国にもよりますが、大体100〜200万円が目安とされます。

イギリスやアイルランドは日本より物価が高いので、多めに見積もっておくのが良いでしょう。

仕事をするには一定の語学力が求められる

現地の言葉を話せなければ、就労することは難しいです。例えば、英語力に関してはTOEIC600点程度が必要だと言われています。

TOEIC800点や英検準1級を取得していれば、選べる仕事の幅も広がるでしょう。

ただ、TOEICや英検は日本国内で普及している資格であるため、それ自体を英語力の証明として使うことはできません。「以前取得したけど、今は全然話せない」という人は渡航前に勉強し直すことをおすすめします。

英語以外でも、現地でのコミュニケーション言語は最低でも日常会話レベルを目指しましょう。

積極的に行動しないと時間とお金を無駄にしてしまう

意を決して海外に来てみたものの、日本人に囲まれて過ごしている人や毎日仕事と家の往復しかしていない人は少なくありません。

ワーキングホリデーはまとまった時間とお金を要する大きな決断。しっかりとした目的を持っていなければ、非常にもったいない期間になってしまいます。

デメリットを解決する方法



ワーキングホリデーの目的を明確にする

海外旅行や語学留学などさまざまな選択肢がある中で、ワーキングホリデーを選ぶ理由や目的を考えるのが大切です。

「よりリアルに現地での暮らしを体験したい」「海外で働くという経験を積みたい」など、思いはそれぞれあるはずです。

しっかり目的を定めることができれば、ワーキングホリデーの期間の過ごし方のイメージが見えてくるでしょう。

満足して帰国できるように、渡航前からワーキングホリデーの目的を明確化することは不可欠です。

あらかじめ資金を貯めておく

ワーキングホリデーに行く際は、半年間働かなくても生活できるくらいのお金を用意しておくのが望ましいです。

金額としては、大体100〜200万円が目安です。1ヶ月の現地の生活費×6ヶ月分で計算しましょう。

必要な資金をどれくらいの期間で貯める必要があるのか見積もることで、ある程度のゆとりを持ってワーキングホリデーに行くことができるでしょう。

関連記事:ワーキングホリデーの費用はいくらかかる?費用別詳細と各国の費用を紹介

渡航前に語学の基礎を固める

「現地の語学学校で学べるから、日本にいる間は語学の勉強をしなくていい」と考えるのは少し危うい発想です。

語学学校で学べる期間はおよそ3ヶ月。語学学校で1から勉強し始めたとしても、日常会話レベルがやっとでしょう。

就労できるレベルまで持っていくには、渡航前の時点で基礎を固めておくことが大切です。

学習方法としては、アプリや参考書で単語を少しずつ覚えたり、オンラインの英会話レッスンを受けたりすることが挙げられます。

オンライン英会話のサービスに関しては、国際資格である「TESOL」取得済みの教師が揃っているQQEnglishがおすすめです。

セブ島留学という選択肢


「文化が全く違う国に行くのが不安」「金銭的な負担の小さい国に行きたい」という人におすすめなのがセブ島留学。

こちらはワーキングホリデーではなく留学なのですが、セブ島は日本人の渡航先として非常におすすめです。理由は以下の通りです。

・物価が安い(日本の1/3程度)
・日本人が経営する語学学校が多い
・リゾート地のため、勉強だけでなく観光も満喫できる

ワーキングホリデーにハードルの高さを感じる人は、セブ島留学も視野に入れることをおすすめします。語学力を高めながら、現地での生活を満喫することができるでしょう。

以上、ワーキングホリデーのメリットとデメリット、デメリットの解決法について紹介しました。

ワーキングホリデーは、海外で働きながら現地の生活を満喫できる、とても魅力的な制度です。年齢や行ける国の制限もありますので、勇気を出して一歩踏み出してみることをおすすめします。

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