2019.01.04
こんにちは!ジュンペイです!
皆さんはこんな言葉を聞いたことがありませんか?
「日本語は、世界の中でも習得するのがとても難しい部類に入る言語」
英語を勉強している皆さんからすると、いやいや英語のほうが難しいよ!と言いたいところかもしれません。でも外国人からすると、日本語を習得するのは本当に難しいそうで、挫折する人も多いそう。そう考えると日本語がペラペラの僕らは、知らないうちに大きなアドバンテージを持っているのかもしれません。
そしてQQEnglishには多国籍なスタッフがいます。中国のスタッフとも一緒に働いているのですが、日本に滞在していた方もいて日本語がペラペラだったりします。今日は、みなさんの英語学習へのヒントを見出すため、彼に日本語習得の秘訣を聞いてみました。
今日お話を聞いたのは、スタッフのリュウさんです。QQEnglishではDragonという名前で呼ばれています。
リュウさんは以前にも激辛料理を一緒に食べに行ったことがあり、そのときの記事でもご紹介したのですが中国出身で日本の大学に3年間通っており日本語はペラペラです。正直僕よりうまいです。
リュウさんは去年の秋にインターンとしてセブに来られて、3ヶ月くらい経ったと思います。セブでの生活にも慣れたそうで、フロントスタッフとしても顔が知れ渡り生徒さんをしっかりサポートしている姿をよく見ます。優しい性格であることが生徒さんにも伝わっているのだと思います。
そんなリュウさんは中国語・日本語・更に英語も話せるトリリンガル。「外国語をどうやってそんなに器用に習得したのか?」ということが気になって頭から離れなかったので、昨日仕事中に思わず聞いてみました。
「日本語を勉強したとき、一番最初にやったことって何でしたか?」
リュウさんに聞いたところ、返ってきたのは
「日本語の歌を歌っていました。」
僕も、英語を勉強し始めた第一歩は「洋楽を歌う」ことだったので共通点を感じ非常に納得し「やっぱり歌ですよね!」と、意気投合する僕ら。
「ちなみにどんな歌を歌ってましたか?」と聞いてみたところ、
「SMAPの『世界に一つだけの花』とか、古いけど長渕剛の『乾杯』とかです」とのこと。
確かに、自分が外国人だったとしても、SMAPの歌を一通り歌えるようになったら日本語の文法とか単語なんかはある程度マスターできそうです。さすがリュウさん、ナイスアイディアだと思いました。英語に関しても同じことが言えそうです。
「歌の次ってどんなことをやりましたか?」と聞いたところ、
「その次は大学の授業で日本語が始まり、そこで詳しい内容を勉強しました。授業の中で日本の歌を歌うこともありましたよ。(笑)」
「その後は外国人用の日本語検定試験があり勉強した後に受けて、1級を取りました」
「その後、日本の大学に行くことになり3年間滞在しました。最初はしゃべるのが思っているよりずっと難しくて、戸惑いましたがとにかく会話する機会を多く作るようにして慣れていきました。」とのこと。
習得が難しいと言われている日本語をマスターしている人だけに、アドバイスはすごく参考になりました。
英語に関しても、同じプロセスは適用できそうですね。最初は楽しみながら歌を歌って、次に踏み込んで座学等の勉強、そこから試験対策の勉強。最後にいよいよ実際に渡航してネイティブとひたすら会話して練習する。可能であれば1〜3年間続けてみる。
同じ過程を踏めば、英語の習得だって無理ではないでしょう。英語習得と一言で言うと難しそうですが、ステップを分けて一つ一つやっていけば、その過程の中で「絶対にできる」という確信を得られるはずです。
何より、英語は日本語よりもずっと簡単と言われているのですから!