「省略」は英語で何と言う?会話やメールで使われる省略表現を例文付きで紹介

英語には、会話やメール、チャットなどで使われるさまざまな「省略表現」があります。
たとえば、「going to」が「gonna」、「want to」が「wanna」のように発音される表現や、メールで使われる「ASAP」や「FYI」などの略語があります。
この記事では、英語の「省略」を表す基本的な単語から、日常会話やメール、ビジネスシーンで使われる省略表現まで、例文付きで紹介します。
「省略」は英語で何と言う?
「省略」は英語で「omission」や「abbreviation」などと表現できます。
文章の一部を省く場合や、長い言葉を短くする場合など、意味によって使う単語が異なります。
「省略」を表す基本的な英語
英語で「省略」を表す代表的な単語は「abbreviation」です。
「abbreviation」は、単語や表現を短くしたものを指します。
例文
The abbreviation for “information” is “info.”
(「information」の省略形は「info」です。)
We often abbreviate this word.
(私たちはこの単語をよく省略します。)
英語では、単語そのものを短くする場合だけでなく、会話の中で発音を短くしたり、複数の単語をまとめたりすることもあります。
「abbreviation」と「contraction」の違い
「abbreviation」と「contraction」は、どちらも「省略」に関係する言葉ですが、使われる場面が異なります。
「abbreviation」は、単語やフレーズを短くした「略語」を指します。
たとえば、「information → info」や「approximately → approx.」などがあります。
一方、「contraction」は、複数の単語を縮めた形を指します。
代表的なものが「I am → I’m」や「do not → don’t」です。
例文:”I’m” is a contraction of “I am.”
(「I’m」は「I am」を短縮した形です。)
つまり、単語を短くしたものは「abbreviation」、複数の語を縮めたものは「contraction」と考えると分かりやすいでしょう。
「省略する」は英語で何と言う?
「省略する」は、文脈によって「abbreviate」や「omit」などで表現できます。
abbreviate は「単語や表現を短くする」という意味です。
例文:The company name is often abbreviated.
(その会社名はよく省略されます。)
一方、「omit」は「何かを省く」という意味です。
例文:You can omit this word.
(この単語は省略できます。)
「文章の一部を省く」という場合は「omit」が使われることがあります。
英会話でよく使われる省略表現
英会話では、複数の単語がつながって発音されたり、短く発音されたりすることがあります。
「going to」の省略
「going to」は、カジュアルな会話では「gonna」のように発音されることがあります。
例文:I’m gonna call him later.
(あとで彼に電話するつもりです。)
ただし、「gonna」は主に話し言葉で使われるカジュアルな表現です。
フォーマルな文章では、基本的に「going to」を使います。
例文:I’m going to call him later.
(あとで彼に電話するつもりです。)
「want to」の省略
「want to」は、カジュアルな会話では「wanna」のように発音されることがあります。
例文
I wanna go home.
(家に帰りたいです。)
I want to discuss this issue with you.
(この問題についてあなたと話し合いたいです。)
なお、「wanna」は「want to」の代わりとして使われる表現で、すべての「want to」を単純に置き換えられるわけではありません。
「have to」の省略
「have to」は、会話では「hafta」のように発音されることがあります。
例文:I hafta leave now.
(私はもう行かなければなりません。)
ただし、「hafta」は主に発音を表現するときに見られるカジュアルな表記です。
通常の文章では「have to」を使います。
例文:I have to leave now.
(私はもう行かなければなりません。)
英語を聞き取るときは、「have to」がつながって発音されている可能性を知っておくと便利です。
「kind of」などの省略
「kind of」は、会話では「kinda」のように発音されることがあります。
例文:I’m kinda tired.
(ちょっと疲れています。)
「kind of」は「ある程度」「ちょっと」といった意味で使われることがあります。
ほかにも、会話では次のような省略表現を耳にすることがあります。
- sort of → sorta
- because → ‘cause / cuz
- let me → lemme
- give me → gimme
これらはカジュアルな会話で使われることが多いため、まずは「自分で使う」よりも「聞いて意味を理解する」ことから始めるとよいでしょう。
英語のメールやチャットで使われる省略
英語のメールやチャットでは、長い表現を短くした略語がよく使われます。
「ASAP」の意味と使い方
「ASAP」は「as soon as possible」の頭文字を取った略語で、「できるだけ早く」という意味です。
例文:Please send me the report ASAP.
(できるだけ早くレポートを送ってください。)
チャットなどのカジュアルなコミュニケーションでは便利ですが、相手や状況によっては少し直接的に感じられることがあります。
フォーマルなメールでは、「as soon as possible」と書く方法もあります。
「FYI」の意味と使い方
「FYI」は「for your information」の略で、「参考までに」「ご参考までに」という意味です。
例文:FYI, the meeting has been moved to Friday.
(参考までに、会議は金曜日に変更されました。)
相手に情報を共有するときによく使われます。
メールの件名で「FYI」と書かれている場合は、「情報共有を目的としたメール」という意味で使われていることがあります。
「BTW」の意味と使い方
「BTW」は「by the way」の略で、「ところで」「ちなみに」という意味です。
例文:BTW, did you finish the report?
(ところで、レポートは終わりましたか?)
主にチャットやSNSなど、カジュアルなやり取りで使われます。
「TBD」の意味と使い方
「TBD」は「to be determined」の略で、「未定」「今後決定される予定」という意味です。
例文:The meeting date is TBD.
(会議の日程は未定です。)
イベントや会議の日程、担当者など、まだ決まっていない情報を示すときに使われます。
似た表現として「TBA(to be announced)」があります。
「TBA」は「後日発表予定」という意味で、内容は決まっているものの、まだ公表されていない場合などに使われます。
英語のカジュアルな省略表現
映画や海外ドラマ、日常会話では、教科書で習う英語とは異なる省略表現が登場することがあります。
「gonna」の意味と使い方
「gonna」は、会話で使われる「going to」のカジュアルな形です。
例文:What are you gonna do this weekend?
(今週末は何をする予定ですか?)
「gonna」は特に会話でよく使われます。
一方、ビジネスメールや正式な文章では、基本的に「going to」を使います。
「wanna」の意味と使い方
「wanna」は、会話で使われる「want to」のカジュアルな形です。
例文:Do you wanna get some coffee?
(コーヒーでも飲みませんか?)
友人との会話などでは自然に使われますが、仕事上の正式なメールなどでは「want to」を使うほうが適しています。
「gotta」の意味と使い方
「gotta」は、主に「got to」や「have got to」に由来するカジュアルな表現で、「〜しなければならない」という意味で使われます。
例文:I gotta go now.
(もう行かなければなりません。)
「I gotta go.」は日常会話でよく聞かれる表現です。
フォーマルな場面では、「I have to go.」などを使います。
例文:I have to go now.
(もう行かなければなりません。)
「lemme」「gimme」の意味と使い方
「lemme」は「let me」、「gimme」は「give me」をカジュアルに発音した形です。
例文
Lemme check.
(確認させてください。)
Gimme a minute.
(ちょっと待ってください。)
これらは非常にカジュアルな表現なので、ビジネスメールなどの正式な文章では基本的に使いません。
海外ドラマや日常会話ではよく登場するため、英語を聞き取るための知識として覚えておくと便利です。
ビジネスで使われる英語の省略表現
ビジネスでは、メールやチャット、会議などでさまざまな略語が使われます。
ただし、相手が略語を知らない可能性もあるため、相手や状況に合わせて使用することが大切です。
仕事でよく使う略語
ビジネスで目にすることが多い略語には、次のようなものがあります。
- ASAP:as soon as possible(できるだけ早く)
- FYI:for your information(参考までに)
- TBD:to be determined(未定)
- ETA:estimated time of arrival(到着予定時刻)
- EOD:end of day(一日の終わり、業務終了時)
- OOO:out of office(不在、休暇中)
例文:I’ll send you the file by EOD.
(業務終了時までにファイルを送ります。)
メールで使われる略語
メールでは、情報共有やスケジュール確認などを目的として略語が使われることがあります。
例文
FYI, I’ve attached the latest version of the document.
(参考までに、最新版の資料を添付しました。)
The deadline is TBD.
(締め切りは未定です。)
ただし、社外の取引先など、相手との関係性が分からない場合は、略語を多用せず、正式な表現を使うほうが分かりやすいでしょう。
英語の省略表現に関する例文
最後に、日常会話やメール、ビジネスシーンで使われる省略表現を例文で確認してみましょう。
日常会話で使う例文
日常会話では、「gonna」や「wanna」などのカジュアルな省略表現が使われることがあります。
例文
I’m gonna watch a movie tonight.
(今夜映画を見るつもりです。)
Do you wanna come with us?
(私たちと一緒に来ませんか?)
Lemme think about it.
(ちょっと考えさせてください。)
メールやチャットで使う例文
メールやチャットでは、「ASAP」や「FYI」「TBD」などが使われることがあります。
例文
FYI, the meeting starts at 10 a.m.
(参考までに、会議は午前10時に始まります。)
Please reply ASAP.
(できるだけ早く返信してください。)
The schedule is still TBD.
(スケジュールはまだ未定です。)
ビジネスシーンで使う例文
ビジネスでは、略語の意味を理解するだけでなく、相手や状況に合わせて使い分けることが重要です。
例文
FYI, I’ve shared the updated schedule with the team.
(参考までに、更新したスケジュールをチームと共有しました。)
Please send me the document by EOD.
(業務終了時までに資料を送ってください。)
まとめ
英語の「省略」は、単語や表現を短くしたものを指し、代表的な単語として「abbreviation」があります。
一方、ビジネスメールや正式な文章では、相手や状況に応じて正式な表現を使うことが大切です。
まずは省略表現の意味を理解し、会話やメールの中でどのように使われているのか確認してみましょう。
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