2019.11.13
トミーです。
あなたは、How are you?と聞かれた時にどのように答えますか?
「元気ですか?」と聞かれていると思い、必ず自分の体調や気分を答えなくてはいけないと思っていませんか。
「How are you」と聞かれたら、とりあえず「I’m fine」で答えておけば大丈夫と思っている方も多いと思います。
ただし、How are you?に対して、ネイティブがI’m fine.と答える事は、あまり一般的ではありません。
それは、必ずしもHow are you? が「元気ですか?」という意味で使われるわけではないからです。
そこで、今回はHow are youの本当の使い方を解説していきます。
ネイティブの会話でもHow are you?は頻繁に使われますが、「元気ですか?」という意味より、HiやHelloなどのように使われ、会話のきっかけとして使われる事が多いのです。
もちろん、自分の気分や近況を答えても間違いではありませんが、日本人の意識するHow are youはネイティブとの間に少しギャップがあるみたいです。
例えば、
A: Hi, Ken. How are you?
B: Hi How are you?
というように、自分の気分を答えずにHow are you?でオウム返しする事で会話が成立するのです。
以前、私もHow are you?と質問した時に、”Hi Tommy, how are you?”と聞き返され、相手は自分の気分を答えたくないくらい機嫌が悪いのかなぁ。。。と思って心配した経験がありますが、実はこれでいいのです。
How are you?以外にも、文末にdoingを加えて、How are you doing?と言ったり、How’s it going?という言葉もよく使います。
というイメージで使い分けていきましょう。
また、What’sから始まるフレーズもあります。
What’s going on?
What’s up?
※どちらもかなりカジュアルな表現となるので、フォーマルな場面では使ってはいけません。
久しぶりに会う人に対して、「元気だった?」「最近どう?」のような質問は、
“How have you been (recently / lately)?”
“What have you been up to (recently / lately)?”
のようなフレーズが使えます。
“recentlyやlately=最近”という言葉を入れる事により、”近況”である事を強調させます。
A: How have you been recently? (最近どう?)
B: I have been busy. (忙しいよ)
A: What have you been up to lately? (この頃何してるの?)
B: Not much. (特に何もしてないよ)
How are you?はHiやHelloのような感覚で使う方が一般的です。
また、色々な挨拶のフレーズを紹介しましたが、シチュエーションに応じて使い分けましょう。
例えば、ホームステイでお世話になる方に初対面でいきなりWhat’s up?と言うと、「ちょっと厄介なやつが来たな」と思われる可能性がありますが、クラブなどの場では、What’s up man?と言った方がHow are youよりもかえって良い関係性をつくる事ができるかも知れません。
挨拶は英会話の超基本です。
しっかりマスターしていきましょう!
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